Django フォームのサンプルコード

2024-04-02

Django フォーム:詳細解説

このガイドでは、以下の内容をより詳細に、分かりやすく解説します。

フォームの作成

フォームは forms.py ファイルで定義します。ここでは、フォームの各フィールドとその属性を記述します。

  • フィールドの種類

    • 文字列型 (CharField)
    • テキストエリア (TextField)
    • 選択肢 (ChoiceField)
    • チェックボックス (BooleanField)
    • ファイルアップロード (FileField)
    • その他多数
  • フィールド属性

    • label: フィールドラベル
    • required: 必須項目かどうか
    • max_length: 最大文字数
    • widget: 入力形式を指定するウィジェット

バリデーションは、ユーザー入力の正当性を検証する処理です。Django は、様々なバリデーション機能を標準で提供しています。

  • 必須項目チェック
  • データ型チェック
  • 範囲チェック
  • 正規表現チェック
  • カスタムバリデーション

フォームの処理は、views.py ファイルで行います。

  • フォームデータの取得
  • バリデーション結果の確認
  • データの保存
  • エラー処理

その他

  • フォームの再利用
  • フォームのテンプレート
  • CSRF対策

理解を深めるためのヒント

  • 公式ガイドとチュートリアルを実際に手を動かしながら学習する。
  • エラーメッセージをよく読んで、問題点を理解する。
  • 疑問点は、Django コミュニティやフォーラムで質問する。

Django フォームは、複雑なユーザー入力処理を簡単に実現できる強力なツールです。公式ガイドと合わせて、この解説を参考に、理解を深めて活用してください。



Django フォーム:サンプルコード集

# forms.py
from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    name = forms.CharField(label="名前")
    email = forms.EmailField(label="メールアドレス")

# views.py
from django.shortcuts import render

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST or None)
    if form.is_valid():
        # フォームデータの処理
        pass

    context = {
        "form": form,
    }
    return render(request, "my_template.html", context)

バリデーション

# forms.py
from django.core.exceptions import ValidationError

class MyForm(forms.Form):
    name = forms.CharField(label="名前", validators=[
        ValidationError("名前は必須です", code="required"),
    ])
    email = forms.EmailField(label="メールアドレス")

# views.py
from django.shortcuts import render

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST or None)
    if form.is_valid():
        # フォームデータの処理
        pass

    context = {
        "form": form,
    }
    return render(request, "my_template.html", context)

ファイルアップロード

# forms.py
from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    name = forms.CharField(label="名前")
    file = forms.FileField(label="ファイル")

# views.py
from django.shortcuts import render

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST or None, request.FILES or None)
    if form.is_valid():
        # ファイルの保存処理
        pass

    context = {
        "form": form,
    }
    return render(request, "my_template.html", context)

フォームセット

# forms.py
from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    name = forms.CharField(label="名前")

# views.py
from django.shortcuts import render

def my_view(request):
    formset = forms.formset_factory(MyForm, extra=3)
    if request.method == "POST":
        formset = formset(request.POST)
        if formset.is_valid():
            # フォームデータの処理
            pass

    context = {
        "formset": formset,
    }
    return render(request, "my_template.html", context)

テンプレート

{% for field in form %}
    <div class="form-group">
        <label for="{{ field.id_for_label }}">{{ field.label }}</label>
        {{ field }}
    </div>
{% endfor %}

{% if form.errors %}
    <ul class="errors">
        {% for error in form.errors %}
            <li>{{ error }}</li>
        {% endfor %}
    </ul>
{% endif %}

これらのサンプルコードは、Django フォームの様々な機能を試すのに役立ちます。

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Django フォーム:その他の方法

カスタムフォーム

forms.Form を継承して、独自のフォームクラスを作成することができます。

  • フォームロジックの追加
  • バリデーションロジックの追加
  • ウィジェットのカスタマイズ

モデルフォーム

Django モデルと連携したフォームを自動生成できます。

  • モデルフィールドに基づいてフォームフィールドを自動生成
  • モデルの保存・更新を自動処理

Crispy Forms

フォームのレイアウトを簡単にカスタマイズできるライブラリです。

  • Bootstrap や Foundation などの CSS フレームワークと統合
  • 複雑なフォームレイアウトを簡単に作成

Form Wizard

複数ステップにわたるフォームを作成できるライブラリです。

  • 複雑なデータ収集を段階的に行う
  • 各ステップでバリデーションを行う

Django REST Framework

API 開発のためのフレームワークです。

  • モデルデータを JSON 形式で提供
  • フォームデータのシリアル化・デシリアライズ




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