django.db.models.Field.verbose_name の詳細解説

2024-04-09

Django の django.db.models.Field.verbose_name について

django.db.models.Field.verbose_name は、Django モデルフィールドの 人間可読の名前 を設定するための属性です。これは、モデルフィールドの機械名よりも分かりやすい名前をユーザーインターフェースなどに表示するために使用されます。

デフォルトでは、verbose_name はフィールド名から自動的に生成されます。具体的には、アンダースコア (_) をスペースに変換します。

例:

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255)

この場合、name フィールドの verbose_name はデフォルトで "Name" となります。

明示的な設定

verbose_name は、フィールドオプションとして明示的に設定することもできます。

例:

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255, verbose_name="名前")

この場合、name フィールドの verbose_name は "名前" となります。

使用方法

verbose_name は、以下の場所で使用されます。

  • Django 管理画面
  • モデルフォーム
  • テンプレート

Django 管理画面では、verbose_name はモデルフィールドのラベルとして表示されます。

Django admin verbose name: [無効な URL を削除しました]

モデルフォームでは、verbose_name はフィールドのラベルとして表示されます。

class MyModelForm(forms.ModelForm):
    class Meta:
        model = MyModel
        fields = ["name"]

この場合、フォームには "名前" というラベルのフィールドが表示されます。

テンプレートでは、verbose_name を使用してフィールドの値を表示することができます。

{{ my_model.name.verbose_name }}: {{ my_model.name }}

この場合、テンプレートには "名前: John Doe" という文字列が表示されます。

補足

  • verbose_name は、help_text とは異なります。help_text は、フィールドに関する補足説明を表示するために使用されます。
  • verbose_name は、モデルフィールドごとに設定できます。
  • verbose_name は、翻訳することができます。

django.db.models.Field.verbose_name は、Django モデルフィールドの人間可読の名前を設定するための属性です。これは、モデルフィールドをより分かりやすくユーザーに伝えるために使用されます。



django.db.models.Field.verbose_name のサンプルコード

基本的な例

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255, verbose_name="名前")
    age = models.IntegerField(verbose_name="年齢")

翻訳

from django.utils.translation import gettext_lazy

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255, verbose_name=gettext_lazy("名前"))
    age = models.IntegerField(verbose_name=gettext_lazy("年齢"))

この例では、gettext_lazy を使用して verbose_name 属性を翻訳可能にしています。

モデルフォーム

from django.forms import ModelForm

class MyModelForm(ModelForm):
    class Meta:
        model = MyModel
        fields = ["name", "age"]

この例では、MyModel モデルの nameage フィールドを含むモデルフォームを作成しています。フォームには、verbose_name 属性で設定された人間可読の名前が表示されます。

テンプレート

{% for field in my_model._meta.fields %}
    {{ field.verbose_name }}: {{ field.value }}
{% endfor %}

この例では、テンプレートで my_model のすべてのフィールドの verbose_namevalue を表示しています。

django.db.models.Field.verbose_name は、Django モデルフィールドの人間可読の名前を設定するための属性です。これは、モデルフィールドをより分かりやすくユーザーに伝えるために使用されます。



django.db.models.Field.verbose_name の代替方法

models.CharField フィールドには、label 属性があります。これは、フィールドのラベルを設定するために使用されます。

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255, label="名前")

この例では、name フィールドのラベルは "名前" となります。

models.Model._meta.get_field

models.Model クラスには、_meta.get_field メソッドがあります。これは、モデルフィールドを取得するために使用されます。

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255)

verbose_name = MyModel._meta.get_field("name").verbose_name

この例では、name フィールドの verbose_name は "Name" となります。

カスタムモデルフォームを作成して、フィールドのラベルを設定することができます。

from django.forms import ModelForm

class MyModelForm(ModelForm):
    class Meta:
        model = MyModel
        fields = ["name"]

    def __init__(self, *args, **kwargs):
        super().__init__(*args, **kwargs)
        self.fields["name"].label = "名前"

この例では、name フィールドのラベルは "名前" となります。

テンプレートで、{% verbose_name %} タグを使用してフィールドの verbose_name を表示することができます。

{{ my_model.name.verbose_name }}: {{ my_model.name }}

この例では、テンプレートには "名前: John Doe" という文字列が表示されます。

django.db.models.Field.verbose_name 以外にも、モデルフィールドの人間可読の名前を設定する方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。




Django フォーム レンダリング API を使わない方がいい場合

テンプレートベースのレンダリング: フォームは、Django テンプレートエンジンを使用して HTML にレンダリングされます。これにより、フォームの外観と動作を完全にカスタマイズできます。ウィジェット: フォームフィールドは、さまざまなウィジェットを使用してレンダリングされます。各ウィジェットは、特定の種類の入力フィールド (テキスト入力、選択リストなど) をレンダリングします。



Django 汎用表示ビューとその他のAPI開発方法の比較

Djangoの汎用表示ビューは、以下の4つの主要なクラスで構成されています。ListView: モデルのオブジェクト一覧を表示します。DetailView: モデルの個別のオブジェクトを表示します。CreateView: モデルの新しいオブジェクトを作成します。


FeedBurnerで簡単フィード配信!Djangoとの連携方法

Djangoでフィードを作成するには、以下の手順を行います。django. contrib. syndication モジュールをインポートする。フィードの内容となるモデルを定義する。フィードクラスを作成する。フィードのURLパターンを設定する。


Django フォームフィールド API のサンプルコード

フォームフィールドは、ユーザー入力を受け取るための個別の要素です。名前、メールアドレス、パスワードなど、さまざまな種類のデータに対応できます。主なフォームフィールドの種類:CharField: テキスト入力EmailField: メールアドレス入力


Django クラスベースビューでミックスイン: 効率的な開発のためのガイド

ミックスインは、コードの再利用を目的としたクラスです。共通の機能をまとめることで、コードを冗長化せず、さまざまなクラスに機能を追加することができます。Django では、クラスベースビューを使って、URL と処理を関連付けることができます。クラスベースビューでミックスインを使うには、mixins



Django で機密情報を守る: views.decorators.debug.sensitive_post_parameters() 関数の徹底解説

django. views. decorators. debug. sensitive_post_parameters() 関数は、Django ビュー関数における POST リクエストのパラメータのうち、機密情報として扱われるべきものを指定するために使用されます。この関数はデコレータとして使用され、デコレータで修飾されたビュー関数では、指定されたパラメータはデバッグ情報やログに表示されなくなります。


Djangoの django.utils.functional.classproperty :クラスメソッドをクラス属性に変換する魔法のデコレータ

従来のクラス属性は、クラス定義内に直接記述されます。この場合、attribute属性はクラスオブジェクトに直接割り当てられています。classpropertyデコレータを使用すると、クラスメソッドをクラス属性に変換できます。この場合、attribute属性はクラスメソッドget_attributeによって計算されます。このメソッドは、クラスオブジェクトにアクセスするたびに呼び出されます。


Djangoでメールアドレスバリデーションを徹底強化:EmailValidator.allowlistと正規表現の組み合わせ

django. core. validators. EmailValidator. allowlist は、Django のフォームバリデーション機能で利用できるオプションです。これは、ユーザーが入力したメールアドレスのドメイン部分が、指定されたリストに含まれているかどうかをチェックします。


Django forms.RadioSelect で django-crispy-forms を使ってラジオボタンフィールドをレンダリング

django. forms. RadioSelect は、Django フォームでラジオボタンフィールドをレンダリングするために使用されるウィジェットです。これは、django. forms. Select ウィジェットを継承しており、いくつかの追加機能を提供します。


Django settings.SECURE_HSTS_INCLUDE_SUBDOMAINS 設定: 最適な方法の選択

データ型: boolデフォルト値: False推奨値: 全てのサブドメインで HTTPS を使用している場合は TrueSECURE_HSTS_INCLUDE_SUBDOMAINS 設定は、HTTPS 接続を強制する HSTS ヘッダーに includeSubDomains ディレクティブを含めるかどうかを指定します。このディレクティブを含めると、ブラウザは設定された期間内、サブドメインへのアクセスも HTTPS 接続のみを許可します。