django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() のサンプルコード
django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset()
は、DjangoのジェネリックビューBaseDateListView
で使用されるメソッドです。このメソッドは、日付ベースのクエリセットを生成し、ビューで使用するために返します。
引数
このメソッドは以下の引数を受け取ります。
- queryset: 元となるクエリセット
- date_field: 日付フィールドの名前
- make_filter: フィルターを生成する関数
処理内容
- date_fieldで指定されたフィールドに基づいて、クエリセットをフィルタリングします。
- フィルター処理後、クエリセットを日付順にソートします。
- 生成されたクエリセットを返します。
コード例
class MyDateListView(BaseDateListView):
model = MyModel
date_field = 'published_date'
def get_dated_queryset(self, queryset):
# 過去1週間のデータのみ取得
return queryset.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))
補足
make_filter
引数は、デフォルトではDateRangeFilter
が使用されます。get_dated_queryset
メソッドをオーバーライドすることで、独自のカスタマイズを行うことができます。
django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() サンプルコード
class MyDateListView(BaseDateListView):
model = MyModel
date_field = 'published_date'
def get_dated_queryset(self, queryset):
# 過去1週間のデータのみ取得
return queryset.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))
サンプル2:特定の年のデータを取得
class MyDateListView(BaseDateListView):
model = MyModel
date_field = 'published_date'
def get_dated_queryset(self, queryset):
# 2023年のデータのみ取得
return queryset.filter(published_date__year=2023)
サンプル3:月別アーカイブページ
class MyDateListView(BaseDateListView):
model = MyModel
date_field = 'published_date'
allow_empty = True
def get_dated_queryset(self, queryset):
# 年月でフィルタリング
year = self.kwargs['year']
month = self.kwargs['month']
return queryset.filter(published_date__year=year, published_date__month=month)
サンプル4:カスタムフィルターを使用
from django.contrib.postgres.search import SearchVector
class MyDateListView(BaseDateListView):
model = MyModel
date_field = 'published_date'
def get_dated_queryset(self, queryset):
# 検索ワードでフィルタリング
search_query = self.request.GET.get('q', '')
if search_query:
return queryset.filter(
search=SearchVector('title', 'content'),
search__icontains=search_query,
)
return queryset
これらのサンプルコードはあくまでも参考です。ご自身の要件に合わせて、自由にカスタマイズしてください。
django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() 以外の方法
手動でクエリセットを構築
queryset = MyModel.objects.filter(
published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7),
).order_by('-published_date')
django.db.models.Qオブジェクトを使用
from django.db.models import Q
queryset = MyModel.objects.filter(
Q(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7)) |
Q(published_date__isnull=True),
).order_by('-published_date')
カスタムビューを使用
class MyDateListView(ListView):
model = MyModel
def get_queryset(self):
# 過去1週間のデータのみ取得
return MyModel.objects.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))
これらの方法のどれを選択するかは、要件と複雑さに依存します。
ヒント
- 複雑なクエリを生成する必要がある場合は、手動でクエリセットを構築する方法が最も柔軟です。
- 複数のフィルタ条件を組み合わせる必要がある場合は、
django.db.models.Q
オブジェクトを使用するのが便利です。 - シンプルなクエリを生成する場合は、
django.views.generic.dates.BaseDateListView
を使用するのが最も簡単です。
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