GDAL C API による方法

2024-04-02

Djangoのdjango.contrib.gisにおけるgis.gdal.OGRGeometry.point_count解説

OGRGeometryオブジェクトは、GDALライブラリによって提供されるオブジェクトで、ベクターデータの形状を表します。ポイント、ライン、ポリゴンなどの形状を表現することができます。

point_count関数は、OGRGeometryオブジェクトのポイント数を取得します。ポイント数は、形状を構成するポイントの個数です。

戻り値

point_count関数は、整数値を返します。この値は、OGRGeometryオブジェクトのポイント数を表します。

使用例

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ポイントジオメトリを作成
point = OGRGeometry('POINT(1 2)')

# ポイント数を取得
point_count = point.point_count

# 出力
print(point_count)  # 1

# ラインジオメトリを作成
line = OGRGeometry('LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)')

# ポイント数を取得
point_count = line.point_count

# 出力
print(point_count)  # 3

# ポリゴンジオメトリを作成
polygon = OGRGeometry('POLYGON((0 0, 1 0, 1 1, 0 1, 0 0))')

# ポイント数を取得
point_count = polygon.point_count

# 出力
print(point_count)  # 5

まとめ

gis.gdal.OGRGeometry.point_count関数は、OGRGeometryオブジェクトのポイント数を取得するために使用されます。この関数は、ベクターデータの形状を分析する際に役立ちます。

補足

  • point_count関数は、OGRGeometryオブジェクトの形状タイプによって、異なる動作をします。
    • ポイントジオメトリの場合、常に1を返します。
    • ラインジオメトリの場合、ラインを構成する頂点の数を返します。
    • ポリゴンジオメトリの場合、ポリゴンの外殻と内側のすべての頂点の数を返します。
  • point_count関数は、ジオメトリの空洞部分のポイント数を考慮しません。


gis.gdal.OGRGeometry.point_count 関数のサンプルコード

ポイントジオメトリのポイント数

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ポイントジオメトリを作成
point = OGRGeometry('POINT(1 2)')

# ポイント数を取得
point_count = point.point_count

# 出力
print(point_count)  # 1

ラインジオメトリのポイント数

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ラインジオメトリを作成
line = OGRGeometry('LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)')

# ポイント数を取得
point_count = line.point_count

# 出力
print(point_count)  # 3

ポリゴンジオメトリのポイント数

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ポリゴンジオメトリを作成
polygon = OGRGeometry('POLYGON((0 0, 1 0, 1 1, 0 1, 0 0))')

# ポイント数を取得
point_count = polygon.point_count

# 出力
print(point_count)  # 5

複数のジオメトリのポイント数を取得

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# 複数のジオメトリを作成
geometries = [
    OGRGeometry('POINT(1 2)'),
    OGRGeometry('LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)'),
    OGRGeometry('POLYGON((0 0, 1 0, 1 1, 0 1, 0 0))'),
]

# それぞれのジオメトリのポイント数を取得
point_counts = [geometry.point_count for geometry in geometries]

# 出力
print(point_counts)  # [1, 3, 5]

空洞部分のポイント数

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# 空洞を含むポリゴンジオメトリを作成
polygon = OGRGeometry('POLYGON((0 0, 1 0, 1 1, 0 1, 0 0), (0.5 0.5, 0.75 0.75))')

# ポイント数を取得
point_count = polygon.point_count

# 出力
print(point_count)  # 6

# 空洞部分のポイント数を取得
hole_point_count = len(polygon.GetInteriorPoints())

# 出力
print(hole_point_count)  # 2

ジオメトリの形状タイプによる分岐

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ジオメトリを作成
geometry = OGRGeometry('LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)')

# ジオメトリの形状タイプを取得
geometry_type = geometry.geom_type

# 形状タイプによって処理を分岐
if geometry_type == OGRGeometry.wkbPoint:
    point_count = 1
elif geometry_type == OGRGeometry.wkbLineString:
    point_count = geometry.point_count
elif geometry_type == OGRGeometry.wkbPolygon:
    point_count = geometry.exterior_ring.point_count + sum(ring.point_count for ring in geometry.interior_rings)

# 出力
print(point_count)  # 3


gis.gdal.OGRGeometry.point_count 以外の方法

len() 関数は、シーケンスの要素数を取得するために使用できます。OGRGeometryオブジェクトは、ポイントのリストとして表現できるため、len() 関数を使用してポイント数を取得することができます。

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ラインジオメトリを作成
line = OGRGeometry('LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)')

# ポイント数を取得
point_count = len(line)

# 出力
print(point_count)  # 3

for ループを使用して、OGRGeometryオブジェクトのすべてのポイントを反復処理し、ポイント数をカウントすることができます。

from django.contrib.gis.gdal import OGRGeometry

# ポリゴンジオメトリを作成
polygon = OGRGeometry('POLYGON((0 0, 1 0, 1 1, 0 1, 0 0))')

# ポイント数をカウント
point_count = 0
for point in polygon:
    point_count += 1

# 出力
print(point_count)  # 5

GDAL C API を直接使用して、OGRGeometryオブジェクトのポイント数を取得することもできます。ただし、この方法は、C 言語の知識が必要となります。

#include <gdal/ogr_geometry.h>

int main() {
  OGRGeometry* geom = OGRGeometryCreateFromWkt("LINESTRING(0 0, 1 1, 2 2)");
  int point_count = OGR_G_GetPointCount(geom);

  printf("%d\n", point_count);  // 3

  OGRGeometryDestroy(geom);

  return 0;
}
  • 簡単な方法でポイント数を取得したい場合は、len() 関数を使用するのがおすすめです。
  • より詳細な制御が必要な場合は、for ループを使用することができます。
  • GDAL C API を直接使用する場合は、パフォーマンスの向上を期待できますが、C 言語の知識が必要となります。

補足

  • len() 関数は、OGRGeometryオブジェクトの形状タイプに関係なく、常にポイント数を返します。
  • for ループを使用してポイント数を取得する場合は、OGRGeometryオブジェクトの形状タイプによって処理を分岐する必要があります。
  • GDAL C API を使用するには、GDAL ライブラリをインストールする必要があります。



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