DjangoでGmail / Microsoft 365 / Amazon SES を使用する方法
Django settings.EMAIL_PORT 解説
settings.EMAIL_PORT
は、Django プロジェクトでメール送信時に使用する SMTP サーバのポート番号を設定します。デフォルト値は 25 です。
設定例
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = '[email protected]'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
詳細
- EMAIL_HOST: SMTP サーバのホスト名または IP アドレス
- EMAIL_PORT: SMTP サーバのポート番号
- EMAIL_USE_TLS: TLS 暗号化を使用するかどうか
- EMAIL_HOST_USER: SMTP サーバの認証に使用するユーザー名
- EMAIL_HOST_PASSWORD: SMTP サーバの認証に使用するパスワード
補足
- Gmail を使用する場合は、ポート番号 587 を使用し、
EMAIL_USE_TLS
を True に設定する必要があります。 - その他の SMTP サーバを使用する場合は、サーバの設定を確認する必要があります。
- Django は、
django.core.mail
モジュールを使用してメールを送信します。
用語解説
- SMTP: Simple Mail Transfer Protocol
- TLS: Transport Layer Security
- 認証: ユーザ名とパスワードを使用して、アクセスを許可する仕組み
settings.EMAIL_PORT
は、Django プロジェクトの設定ファイル (settings.py
) で設定する必要があります。settings.EMAIL_PORT
の値は、整数型である必要があります。
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Django settings.EMAIL_PORT サンプルコード
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = '[email protected]'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
Microsoft 365 を使用する場合
EMAIL_HOST = 'smtp.office365.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = 'your_email@your_domain.com'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
Amazon SES を使用する場合
EMAIL_HOST = 'email-smtp.us-east-1.amazonaws.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = 'your_access_key_id'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_secret_access_key'
ローカルの SMTP サーバを使用する場合
EMAIL_HOST = 'localhost'
EMAIL_PORT = 25
複数の SMTP サーバを使用する場合
EMAIL_BACKEND = 'django.core.mail.backends.smtp.EmailBackend'
EMAIL_HOST_OPTIONS = {
'gmail': {
'host': 'smtp.gmail.com',
'port': 587,
'use_tls': True,
'username': '[email protected]',
'password': 'your_password',
},
'office365': {
'host': 'smtp.office365.com',
'port': 587,
'use_tls': True,
'username': 'your_email@your_domain.com',
'password': 'your_password',
},
}
EMAIL_HOST = 'gmail' # デフォルトの SMTP サーバ
def send_email(message, **kwargs):
"""
指定された SMTP サーバを使用してメールを送信します。
Args:
message: メールメッセージ
**kwargs: 追加の引数
Returns:
送信されたメールの数を表す整数
"""
email_backend = EMAIL_BACKEND.split('.')[-1]
smtp_options = EMAIL_HOST_OPTIONS.get(email_backend)
if smtp_options:
kwargs['host'] = smtp_options['host']
kwargs['port'] = smtp_options['port']
kwargs['use_tls'] = smtp_options['use_tls']
kwargs['username'] = smtp_options['username']
kwargs['password'] = smtp_options['password']
return message.send(**kwargs)
補足
- サンプルコードは、参考としてご利用ください。
- 環境に合わせて、コードを修正する必要があります。
Django settings.EMAIL_PORT の設定方法
設定方法
- Django プロジェクトの設定ファイル (settings.py) を開きます。
- 以下の設定を追加します。
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = '[email protected]'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
設定例
- Gmail を使用する場合
EMAIL_HOST = 'smtp.gmail.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = '[email protected]'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
- Microsoft 365 を使用する場合
EMAIL_HOST = 'smtp.office365.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = 'your_email@your_domain.com'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_password'
- Amazon SES を使用する場合
EMAIL_HOST = 'email-smtp.us-east-1.amazonaws.com'
EMAIL_PORT = 587
EMAIL_USE_TLS = True
EMAIL_HOST_USER = 'your_access_key_id'
EMAIL_HOST_PASSWORD = 'your_secret_access_key'
- ローカルの SMTP サーバを使用する場合
EMAIL_HOST = 'localhost'
EMAIL_PORT = 25
補足
- SMTP サーバによっては、ポート番号が異なる場合があります。詳細は、サーバの設定を確認してください。
- Django でメール送信を実装するには、
django.core.mail
モジュールを使用する必要があります。 - SMTP サーバの設定方法については、サーバのドキュメントを参照してください。
- メール送信に関するトラブルシューティングについては、Django documentation を参照してください。
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