PostgreSQL smallint データ型を使用したパフォーマンスのヒント
PostgreSQL データ型: smallint
概要
主な用途
- 比較的小さな範囲の整数を扱う場合
- ディスク容量を節約したい場合
例
- 商品ID
- ユーザーID
- 年齢
- 点数
注意点
- 負の数値を格納する場合、符号ビットを含めて16ビット分の表現範囲となるため、-32,768から32,767までの範囲を超える値を格納することはできません。
- 小数点以下の桁数は0です。
- 他の数値型との演算を行う場合は、暗黙的な型変換が発生する可能性があります。
smallint
よりも大きな範囲の整数を格納したい場合は、integer
やbigint
などのデータ型を使用することができます。smallint
よりも小さな範囲の整数を格納したい場合は、tinyint
データ型を使用することができます。
smallint
は、比較的小さな範囲の整数を格納するために使用される数値データ型です。2バイトのストレージサイズを持ち、整数型の中では最も小さいデータ型です。ディスク容量を節約したい場合などに有効です。
PostgreSQL smallint サンプルコード
テーブル作成
CREATE TABLE users (
id smallint PRIMARY KEY,
name text,
age smallint
);
id
カラムは、smallint
型で、主キーです。name
カラムは、text
型で、ユーザーの名前を格納します。age
カラムは、smallint
型で、ユーザーの年齢を格納します。
データ挿入
INSERT INTO users (id, name, age) VALUES (1, 'John Doe', 25);
INSERT INTO users (id, name, age) VALUES (2, 'Jane Doe', 30);
このコードは、users
テーブルに2つのレコードを挿入します。
- 1行目は、
id
が1、name
が"John Doe"、age
が25のレコードを挿入します。
データ検索
SELECT * FROM users;
このコードは、users
テーブルのすべてのレコードを検索します。
データ更新
UPDATE users SET age = 26 WHERE id = 1;
このコードは、users
テーブルのid
が1のレコードのage
を26に更新します。
データ削除
DELETE FROM users WHERE id = 2;
このコードは、users
テーブルのid
が2のレコードを削除します。
smallint
型は、integer
型やbigint
型などの他の数値型と演算することができます。smallint
型は、文字列型と比較することもできます。
上記のサンプルコードは、PostgreSQLにおけるsmallint
データ型の基本的な使用方法を示しています。これらのコードを参考に、ご自身のアプリケーションでsmallint
データ型を使用してください。
smallint
データ型は、比較的小さな範囲の整数を格納するために使用される数値データ型です。2バイトのストレージサイズを持ち、整数型の中では最も小さいデータ型です。ディスク容量を節約したい場合などに有効です。
PostgreSQL smallint を使用する方法
範囲チェック
SELECT id, name
FROM users
WHERE age BETWEEN -32768 AND 32767;
このコードは、age
カラムの値が -32768 から 32767 の範囲内にあるユーザーのレコードをすべて選択します。
デフォルト値
smallint
型の列にデフォルト値を設定するには、DEFAULT
キーワードを使用できます。
CREATE TABLE products (
id smallint PRIMARY KEY,
name text,
quantity smallint DEFAULT 0
);
このコードは、products
というテーブルを作成します。quantity
カラムには、デフォルト値として 0 が設定されます。
NULL 値
smallint
型の列に NULL 値を許可するには、NULL
キーワードを使用できます。
CREATE TABLE orders (
id smallint PRIMARY KEY,
customer_id smallint,
order_date date,
shipped_date date NULL
);
このコードは、orders
というテーブルを作成します。shipped_date
カラムには、NULL 値を許可します。
外部キー
smallint
型の列を外部キーとして使用するには、REFERENCES
キーワードを使用できます。
CREATE TABLE orders (
id smallint PRIMARY KEY,
customer_id smallint,
FOREIGN KEY (customer_id) REFERENCES customers (id)
);
CREATE TABLE customers (
id smallint PRIMARY KEY,
name text
);
このコードは、orders
と customers
という2つのテーブルを作成します。orders
テーブルの customer_id
カラムは、customers
テーブルの id
カラムを参照する外部キーです。
主キー
smallint
型の列を主キーとして使用するには、PRIMARY KEY
キーワードを使用できます。
CREATE TABLE users (
id smallint PRIMARY KEY,
name text
);
このコードは、users
というテーブルを作成します。id
カラムは、smallint
型の主キーです。
smallint
型は、比較的小さな範囲の整数を格納するために使用される数値データ型です。2バイトのストレージサイズを持ち、整数型の中では最も小さいデータ型です。ディスク容量を節約したい場合などに有効です。
上記の例は、PostgreSQL における smallint
型の使用方法のほんの一例です。詳細については、PostgreSQL 公式ドキュメントを参照してください。
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