Qt Widgets QTableWidget::insertRow() 関数とは?
Qt Widgets の QTableWidget::insertRow() 関数
関数宣言
void QTableWidget::insertRow(int row, int count = 1);
引数
row
: 新しい行を挿入する位置を表す行番号。count
: 挿入する行の数。デフォルトは 1 です。
戻り値
なし
コード例
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// 5番目の行に新しい行を挿入
tableWidget->insertRow(5);
// 10番目の行に3つの新しい行を挿入
tableWidget->insertRow(10, 3);
詳細
insertRow()
関数は、挿入する行のインデックスと挿入する行数を引数として受け取ります。- 挿入された行は、
rowCount()
メソッドを使用して取得できます。 - 挿入された行のセルは、
setItem()
メソッドを使用して設定できます。 - 挿入された行を削除するには、
removeRow()
メソッドを使用できます。
補足
insertRow()
関数は、テーブルモデルに直接アクセスするよりも、QTableWidget オブジェクトを通して行を挿入する方が安全で効率的です。- 挿入された行は、テーブルモデルに反映されます。
- 挿入された行のセルにデータを設定するには、
setItem()
メソッドを使用する必要があります。
insertRow()
関数は、テーブルに大量のデータを挿入する際には効率的ではない場合があります。大量のデータを挿入する場合は、setRowCount()
メソッドを使用してテーブルの行数を事前に設定してから、setItem()
メソッドを使用してデータを挿入することをお勧めします。
QTableWidget::insertRow()
関数について何か質問があれば、遠慮なく聞いてください。
シンプルな行挿入
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// 5番目の行に新しい行を挿入
tableWidget->insertRow(5);
// 10番目の行に3つの新しい行を挿入
tableWidget->insertRow(10, 3);
挿入された行のセルにデータを設定
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// 5番目の行に新しい行を挿入
int row = tableWidget->insertRow(5);
// 挿入された行の最初のセルにテキストを設定
tableWidget->setItem(row, 0, new QTableWidgetItem("新しい行"));
// 挿入された行の2番目のセルに数値を設定
tableWidget->setItem(row, 1, new QTableWidgetItem(100));
挿入された行を削除
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// 5番目の行を削除
tableWidget->removeRow(5);
// 10番目から12番目までの行を削除
tableWidget->removeRows(10, 3);
テーブルモデルに直接アクセスして行を挿入
// テーブルモデルを取得
QAbstractTableModel *model = tableWidget->model();
// 5番目の行に新しい行を挿入
model->insertRows(5, 1);
// 挿入された行の最初のセルにテキストを設定
model->setData(model->index(5, 0), "新しい行");
// 挿入された行の2番目のセルに数値を設定
model->setData(model->index(5, 1), 100);
大量のデータを挿入
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// テーブルの行数を100に設定
tableWidget->setRowCount(100);
// すべての行の最初のセルにテキストを設定
for (int i = 0; i < tableWidget->rowCount(); i++) {
tableWidget->setItem(i, 0, new QTableWidgetItem("行" + QString::number(i)));
}
QTableWidget::insertRow()
関数について何か質問があれば、遠慮なく聞いてください。
QTableWidget::insertRow()
関数の代わりに、QAbstractTableModel::insertRows()
メソッドを使用してテーブルモデルに直接アクセスして行を挿入することができます。
// テーブルモデルを取得
QAbstractTableModel *model = tableWidget->model();
// 5番目の行に新しい行を挿入
model->insertRows(5, 1);
// 挿入された行の最初のセルにテキストを設定
model->setData(model->index(5, 0), "新しい行");
// 挿入された行の2番目のセルに数値を設定
model->setData(model->index(5, 1), 100);
QAbstractItemView::insertRow() メソッド
QTableWidget::insertRow()
関数の代わりに、QAbstractItemView::insertRow()
メソッドを使用してビューに直接アクセスして行を挿入することができます。
// テーブルビューを取得
QAbstractItemView *view = tableWidget->view();
// 5番目の行に新しい行を挿入
view->insertRow(5);
// 挿入された行の最初のセルにテキストを設定
view->setItemData(view->indexAt(5, 0), new QTableWidgetItem("新しい行"));
// 挿入された行の2番目のセルに数値を設定
view->setItemData(view->indexAt(5, 1), new QTableWidgetItem(100));
カスタムコード
上記のいずれの方法もニーズに合わない場合は、カスタムコードを使用して行を挿入することができます。
// テーブルウィジェットオブジェクトを取得
QTableWidget *tableWidget = ...;
// 5番目の行に新しい行を挿入
int row = tableWidget->rowCount();
tableWidget->insertRow(row);
// 挿入された行の各セルを処理
for (int i = 0; i < tableWidget->columnCount(); i++) {
// セルにウィジェットを追加
QWidget *widget = new QWidget();
tableWidget->setCellWidget(row, i, widget);
}
これらの方法は、QTableWidget::insertRow()
関数とは異なる方法でテーブルに新しい行を挿入するために使用できます。
- 简单的插入行,可以使用
QTableWidget::insertRow()
函数。 - 需要直接访问表格模型,可以使用
QAbstractTableModel::insertRows()
函数。 - 需要直接访问视图,可以使用
QAbstractItemView::insertRow()
函数。 - 需要更复杂的插入操作,可以使用自定义代码。
注意
- 使用
QAbstractTableModel::insertRows()
函数或QAbstractItemView::insertRow()
函数插入行时,需要确保表格模型或视图是有效的。 - 使用自定义代码插入行时,需要确保代码正确且不会导致意外行为。
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