CMakeでVisual Studio IDEの設定を制御:VS_SOURCE_SETTINGS_tool徹底解説

2024-04-18

CMakeの"Properties: Targets"における"VS_SOURCE_SETTINGS_tool"プログラミング解説

主な機能:

  • Visual Studio IDEでのターゲット表示:
    • ターゲットの表示名、アイコン、説明を設定できます。
    • ターゲットをフォルダ構造にどのように配置するかを制御できます。
  • ビルドプロセス:
    • ターゲットのビルド構成 (Debug, Release, etc.) を設定できます。
    • 各構成におけるコンパイラオプション、リンカオプション、その他のビルド設定を指定できます。
  • デバッグ設定:
    • デバッグ時にどのシンボルファイルがロードされるかを指定できます。
    • デバッグセッションでどのブレークポイントが設定されるかを指定できます。

使用方法:

VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、CMakeの"target_properties"コマンドを使用して設定できます。以下の例は、"mytarget"というターゲットに対してVS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティを設定する方法を示します。

target_properties(mytarget PROPERTIES
  VS_SOURCE_SETTINGS_TOOL "mytool.props"
)

この例では、"mytool.props"という名前のプロパティファイルがVS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティとして使用されます。このプロパティファイルには、Visual Studio IDEの設定を制御するためのXML形式のデータが含まれています。

プロパティファイルの例:

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<VisualStudioPropertySheet
  Version="15.0"
  Language="msvc"
  Namespace="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2010/C++Project">
  <ProjectProperties>
    <Configuration>Debug</Configuration>
    <Platform>Win32</Platform>
    <PropertyGroup>
      <IntDir>$(IntermediateDir)\Debug</IntDir>
    </PropertyGroup>
  </ProjectProperties>
</VisualStudioPropertySheet>

この例は、"Debug"構成における中間ファイルディレクトリを"$(IntermediateDir)\Debug"に設定します。

VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティの詳細については、CMakeの公式ドキュメントを参照してください: https://stackoverflow.com/questions/33808087/cmake-how-to-create-visual-studio-filters

補足:

  • VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、Visual Studio IDEを使用するプロジェクトでのみ使用できます。
  • VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、他のCMakeプロパティと組み合わせて使用できます。
  • VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティを使用して設定できるオプションは、Visual Studio IDEのバージョンによって異なる場合があります。

以上が、CMakeの"Properties: Targets"における"VS_SOURCE_SETTINGS_tool"プログラミングについての解説です。

ご質問があれば、お気軽にお尋ねください。



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他の方法

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CMakeの他のプロパティ

VS_SOURCE_SETTINGS_tool以外にも、CMakeには様々なプロパティが用意されています。例えば、以下のプロパティを使用して、Visual Studioプロジェクト生成時にVisual Studio IDEの設定を制御することができます。

  • TARGET_PROPERTIES: ターゲット固有の設定を指定します。
  • PROJECT_PROPERTIES: プロジェクト全体の設定を指定します。
  • CACHE_PROPERTIES: キャッシュされた設定を指定します。

これらのプロパティは、それぞれ異なる用途で使用されます。

CMakeのモジュール

CMakeには、Visual Studioプロジェクト生成を支援するモジュールがいくつか用意されています。例えば、以下のモジュールを使用することができます。

  • VSCodeGeneration: Visual Studio Code用のプロジェクトファイル生成を支援します。
  • VisualStudioSolution: Visual Studioソリューションファイル生成を支援します。
  • CPack: インストーラーパッケージ生成を支援します。

これらのモジュールは、VS_SOURCE_SETTINGS_toolよりも高度な機能を提供することができます。

外部ツール

CMake以外にも、Visual Studioプロジェクト生成を支援するツールがいくつか存在します。例えば、以下のツールを使用することができます。

  • NMake: Microsoft製のメイクツールです。
  • Premake: マルチプラットフォーム対応のメイクツールです。
  • Wix: Windows Installerパッケージ生成ツールです。

これらのツールは、CMakeとは異なる機能を提供することができます。

上記以外にも、様々な方法でVisual Studioプロジェクト生成を行うことができます。

ご希望の方法がより具体的に分かれば、より適切な方法を提案することができますので、お気軽にご質問ください。




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