isSameISOWeek 関数でサクッと判定!2つの日付が同じ週かどうかを判断する方法
"date-fns" の "isSameISOWeek" 関数
使い方
isSameISOWeek
関数は、以下の2つの引数を受け取ります。
- date1: 比較対象となる最初の日付
- date2: 比較対象となる2番目の日付
これらの引数は、Date
オブジェクト、または YYYY-MM-DD
形式の文字列で指定できます。
import isSameISOWeek from 'date-fns';
// Date オブジェクトを使用して比較
const date1 = new Date(2024, 3, 6); // 2024年4月6日
const date2 = new Date(2024, 3, 12); // 2024年4月12日
console.log(isSameISOWeek(date1, date2)); // true
// 文字列を使用して比較
const dateStr1 = '2024-04-06';
const dateStr2 = '2024-04-12';
console.log(isSameISOWeek(dateStr1, dateStr2)); // true
戻り値
isSameISOWeek
関数は、2つの日付が同じISO週であれば true
、そうでなければ false
を返します。
例
以下は、isSameISOWeek
関数の使い方の例です。
- 2つの日付が同じ週かどうかを確認したい場合
- 特定の週の開始日と終了日を取得したい場合
- 週単位でデータをグループ化したい場合
注意点
isSameISOWeek
関数は、ロケールによって異なる場合があります。デフォルトでは、ロケール "en-US" が使用されます。- ISO週は、日曜日に始まります。
関連関数
getISOWeek
: 日付が属するISO週を取得します。startOfISOWeek
: 日付が属するISO週の開始日を取得します。
isSameISOWeek 関数のサンプルコード
2つの日付が同じ週かどうかを確認する
import isSameISOWeek from 'date-fns';
// 2024年4月6日と2024年4月12日は同じ週
const date1 = new Date(2024, 3, 6);
const date2 = new Date(2024, 3, 12);
console.log(isSameISOWeek(date1, date2)); // true
// 2024年4月6日と2024年4月13日は異なる週
const date3 = new Date(2024, 3, 13);
console.log(isSameISOWeek(date1, date3)); // false
特定の週の開始日と終了日を取得する
import { getISOWeek, startOfISOWeek, endOfISOWeek } from 'date-fns';
// 2024年4月10日の週の開始日と終了日を取得
const date = new Date(2024, 3, 10);
const weekNumber = getISOWeek(date);
const startDate = startOfISOWeek(date, { weekStartsOn: 1 });
const endDate = endOfISOWeek(date, { weekStartsOn: 1 });
console.log(`週番号: ${weekNumber}`);
console.log(`開始日: ${startDate.toLocaleDateString()}`);
console.log(`終了日: ${endDate.toLocaleDateString()}`);
週単位でデータをグループ化する
import { groupBy, isSameISOWeek } from 'date-fns';
const data = [
{ date: new Date(2024, 3, 6), value: 1 },
{ date: new Date(2024, 3, 7), value: 2 },
{ date: new Date(2024, 3, 13), value: 3 },
{ date: new Date(2024, 3, 14), value: 4 },
];
const groupedData = groupBy(data, (item) => getISOWeek(item.date));
console.log(groupedData);
// {
// '16': [{ date: ..., value: 1 }, { date: ..., value: 2 }],
// '17': [{ date: ..., value: 3 }, { date: ..., value: 4 }],
// }
別のロケールを使用する
import isSameISOWeek from 'date-fns/locale';
// 日本語ロケールを使用
const jaLocale = require('date-fns/locale/ja');
const date1 = new Date(2024, 3, 6);
const date2 = new Date(2024, 3, 12);
console.log(isSameISOWeek(date1, date2, { locale: jaLocale })); // true
日曜始まりではなく月曜始まりにする
import isSameISOWeek from 'date-fns';
const date1 = new Date(2024, 3, 6);
const date2 = new Date(2024, 3, 12);
console.log(isSameISOWeek(date1, date2, { weekStartsOn: 1 })); // false
// 月曜始まりで同じ週になる
console.log(isSameISOWeek(date1, date2, { weekStartsOn: 2 })); // true
isSameISOWeek 関数以外の方法
手動で計算する
ISO週は、年のはじめから何週目かを表す番号です。以下の手順で、手動で計算することができます。
- 年の最初の曜日を判断します。
- 最初の曜日から日曜日までの日数を7で割ります。余りが0であれば、その週は1週目になります。
- これを繰り返して、すべての週を計算します。
2つの日付の週番号を計算すれば、同じ週かどうかを判断することができます。
ライブラリを使用する
date-fns
以外にも、Moment.js や Luxon などのライブラリを使用して、2つの日付が同じISO週かどうかを判断することができます。
Moment.js
import moment from 'moment';
const date1 = moment('2024-04-06');
const date2 = moment('2024-04-12');
console.log(date1.isSame(date2, 'isoWeek')); // true
Luxon
import { DateTime } from 'luxon';
const date1 = DateTime.fromISO('2024-04-06');
const date2 = DateTime.fromISO('2024-04-12');
console.log(date1.hasSame('week', date2)); // true
SQLを使用する
SQL Server などのデータベースを使用している場合は、以下のクエリを使用して、2つの日付が同じISO週かどうかを判断することができます。
SELECT
CASE
WHEN DATEPART(dw, date1) = 1 AND DATEPART(dw, date2) = 1
THEN DATEPART(wk, date1) = DATEPART(wk, date2)
ELSE DATEPART(wk, date1) + 1 = DATEPART(wk, date2)
END AS IsSameISOWeek
FROM
(
SELECT
'2024-04-06' AS date1,
'2024-04-12' AS date2
) AS t;
2つの日付が同じISO週かどうかを判断するには、いくつかの方法があります。
isSameISOWeek
関数を使用する- 手動で計算する
- ライブラリを使用する
- SQLを使用する
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