Django admin.ModelAdmin.has_delete_permission() サンプルコード集
Django admin.ModelAdmin.has_delete_permission() 解説
概要
- 以下の状況で呼び出されます。
- オブジェクトの削除ビュー
- 一括削除アクション
- 引数:
- request: 現在のリクエスト
- obj: 削除対象のオブジェクト (省略可能)
- 戻り値:
- True: 削除権限あり
- False: 削除権限なし
デフォルトの動作
デフォルトでは、has_delete_permission()
は以下の条件に基づいて削除権限を判断します。
- request.user.is_superuser: リクエストユーザーがスーパーユーザーの場合、常に True を返します。
- ModelAdmin.has_module_permission(): モデルのモジュールに対する変更権限があるかどうかを確認します。
- obj が指定されている場合:
- オブジェクトにカスタム
delete_permission
メソッドがある場合は、そのメソッドを呼び出して結果を返します。 - カスタムメソッドがない場合は、
ModelAdmin.delete_model()
メソッドを呼び出して結果を返します。
- オブジェクトにカスタム
カスタマイズ
has_delete_permission()
メソッドをオーバーライドすることで、削除権限の判断ロジックをカスタマイズできます。
例:
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# 独自のロジックを実装
if obj is not None and obj.author == request.user:
return True
return False
補足
ModelAdmin.delete_model()
メソッドは、オブジェクトの削除処理を実行します。
何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
Django admin.ModelAdmin.has_delete_permission() サンプルコード
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# 特定のユーザーのみ削除を許可
if request.user.username == 'my_username':
return True
return False
オブジェクト作成者のみ削除を許可
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# オブジェクト作成者のみ削除を許可
if obj is not None and obj.created_by == request.user:
return True
return False
特定の条件を満たすオブジェクトのみ削除を許可
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# 特定の条件を満たすオブジェクトのみ削除を許可
if obj is not None and obj.status == 'approved':
return True
return False
カスタムロジック
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# 独自のロジックを実装
if obj is not None:
# 外部 API と連携して削除可否を判断
response = requests.get('https://api.example.com/objects/{}/delete_permission'.format(obj.id))
if response.status_code == 200:
return response.json()['hasPermission']
return False
削除権限チェックを無効化
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def has_delete_permission(self, request, obj=None):
# 削除権限チェックを無効化
return True
注意
上記サンプルコードはあくまでも例です。実際のユースケースに合わせてカスタマイズする必要があります。
Django admin.ModelAdmin.has_delete_permission() 以外の方法
ModelAdmin.actions
属性を使用して、カスタム削除アクションを作成できます。
例:
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
actions = ['my_delete_action']
def my_delete_action(self, request, queryset):
# 独自の削除処理を実装
for obj in queryset:
# ...
ModelAdmin.delete_view()
メソッドをオーバーライドして、削除ビューのカスタマイズできます。
例:
class MyModelAdmin(admin.ModelAdmin):
def delete_view(self, request, object_id):
# 独自の削除処理を実装
obj = self.get_object(request, object_id)
# ...
パーミッション
Django のパーミッションシステムを使用して、削除権限を制御できます。
カスタムロジック
上記のいずれの方法も適切でない場合は、独自のロジックを実装する必要があります。
要件に応じて適切な方法を選択する必要があります。
- 简单的な要件であれば、
ModelAdmin.has_delete_permission()
メソッドをオーバーライドするだけで十分です。 - より複雑な要件の場合は、
ModelAdmin.actions
やModelAdmin.delete_view()
メソッドをオーバーライドする必要があります。 - 非常に複雑な要件の場合は、独自のロジックを実装する必要があります。
何かご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
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