Django forms.Form.errors.get_json_data() とは？

2024-04-09

Django forms.Form.errors.get_json_data() 解説

django.forms.forms.Form.errors.get_json_data() は、Django フォームのエラーデータを JSON 形式に変換して返します。これは、AJAX などの非同期通信でフォームのエラー情報をクライアント側に送信する際に役立ちます。

使い方

form = MyForm(request.POST)

if not form.is_valid():
    errors = form.errors.get_json_data()
    return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

上記の例では、form.errors.get_json_data() を呼び出して、フォームのエラーデータを JSON 形式に変換しています。返された JSON データは、以下の形式になります。

{
    "field_name": [
        {
            "message": "エラーメッセージ",
            "code": "エラーコード"
        },
        ...
    ],
    ...
}

各要素の説明

field_name: エラーが発生したフィールドの名前
message: エラーメッセージ
code: エラーコード

例

class MyForm(forms.Form):
    name = forms.CharField(max_length=255)
    email = forms.EmailField()

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST)

    if not form.is_valid():
        errors = form.errors.get_json_data()
        return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

    # フォームが有効な場合の処理
    ...

上記の例では、name フィールドと email フィールドに対して、それぞれエラーメッセージとエラーコードを JSON 形式で返しています。

Django forms.Form.errors.get_json_data() サンプルコード

シンプルなサンプル

from django.forms import Form, CharField

class MyForm(Form):
    name = CharField(max_length=255)

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST)

    if not form.is_valid():
        errors = form.errors.get_json_data()
        return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

    # フォームが有効な場合の処理
    ...

{
    "name": [
        {
            "message": "このフィールドは必須です。",
            "code": "required"
        }
    ]
}

エラーメッセージとエラーコードのカスタマイズ

from django.forms import Form, CharField

class MyForm(Form):
    name = CharField(max_length=255, error_messages={
        "required": "名前を入力してください。",
        "max_length": "名前は255文字以内で入力してください。"
    })

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST)

    if not form.is_valid():
        errors = form.errors.get_json_data()
        return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

    # フォームが有効な場合の処理
    ...

出力例

{
    "name": [
        {
            "message": "名前を入力してください。",
            "code": "required"
        },
        {
            "message": "名前は255文字以内で入力してください。",
            "code": "max_length"
        }
    ]
}

非同期通信での使用例

from django.forms import Form, CharField
from django.views.decorators.csrf import csrf_exempt

@csrf_exempt
def my_view(request):
    if request.method == "POST":
        form = MyForm(request.POST)

        if not form.is_valid():
            errors = form.errors.get_json_data()
            return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

        # フォームが有効な場合の処理
        ...
    else:
        # フォームの初期表示
        form = MyForm()
        return render(request, "my_template.html", {"form": form})

テンプレートファイル (my_template.html)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>My Form</title>
</head>
<body>
    <h1>My Form</h1>
    <form action="{% url 'my_view' %}" method="post">
        {% csrf_token %}
        <p>
            <label for="name">名前:</label>
            <input type="text" name="name" id="name">
        </p>
        <button type="submit">送信</button>
    </form>

    <script>
        const form = document.querySelector("form");
        form.addEventListener("submit", (event) => {
            event.preventDefault();

            const formData = new FormData(form);
            fetch(form.action, {
                method: "POST",
                body: formData,
            })
            .then((response) => {
                if (response.status === 400) {
                    return response.json();
                }

                // フォームが有効な場合の処理
            })
            .then((errors) => {
                // エラー処理
            });
        });
    </script>
</body>
</html>

上記のサンプルコードは、非同期通信でフォームのエラー情報をクライアント側に送信する例です。

Django フォームのエラー情報を JSON 形式で取得する他の方法

직접 JSON 직렬화

from django.forms import Form, CharField
from django.utils.safestring import mark_safe

class MyForm(Form):
    name = CharField(max_length=255)

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST)

    if not form.is_valid():
        errors = {}
        for field_name, error_list in form.errors.items():
            errors[field_name] = [
                {
                    "message": error.message,
                    "code": error.code,
                }
                for error in error_list
            ]

        return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

    # フォームが有効な場合の処理
    ...

上記の例では、form.errors を直接 JSON 形式にシリアル化しています。

サードパーティライブラリを使用する

django-jsonform などのサードパーティライブラリを使用すると、フォームのエラー情報を簡単に JSON 形式に変換することができます。

from django.forms import Form, CharField
from django_jsonform import DjangoJSONForm

class MyForm(Form):
    name = CharField(max_length=255)

def my_view(request):
    form = MyForm(request.POST)

    if not form.is_valid():
        json_form = DjangoJSONForm(form)
        errors = json_form.get_errors()
        return HttpResponse(json.dumps(errors), status=400)

    # フォームが有効な場合の処理
    ...

シンプルなフォームの場合、django.forms.forms.Form.errors.get_json_data() を使用するのが最も簡単です。
より複雑なフォームの場合、またはより多くのカスタマイズが必要な場合は、 직접 JSON 직렬화 またはサードパーティライブラリを使用する方がよいでしょう。

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