フォーム入力をスムーズに!autocapitalize属性で入力文字の大文字化を制御

2024-04-03

HTMLのautocapitalize属性:入力文字の大文字化を制御する

HTMLのautocapitalize属性は、入力フィールドにおける文字列の自動的な大文字化を制御します。フォーム入力の効率化やユーザーインターフェースの改善に役立ちます。

属性値

  • none: 自動大文字化を行わない
  • sentences: 文頭の文字のみ大文字化
  • words: 単語の最初の文字のみ大文字化
  • characters: 全ての文字を大文字化

使用例

<input type="text" autocapitalize="sentences">

上記の例では、入力された文頭の文字のみ大文字化されます。

注意点

  • ブラウザによって対応状況が異なる場合があります。
  • パスワード入力フィールドには使用しないことを推奨します。
  • 日本語入力環境では、期待通りの動作にならない場合があります。

補足

  • autocapitalize属性は、input要素だけでなく、textarea要素にも使用できます。
  • JavaScriptを使用して、動的に属性値を変更することも可能です。

応用例

  • 氏名入力欄で、文頭の文字のみ大文字化
  • メールアドレス入力欄で、全て小文字化
  • 電話番号入力欄で、ハイフンを自動挿入

autocapitalize属性は、入力文字の大文字化を制御することで、フォーム入力の効率化やユーザーインターフェースの改善に役立ちます。使用例や注意点などを理解し、適切な場面で活用しましょう。



各種入力フィールドにおけるautocapitalize属性のサンプルコード

氏名入力欄:文頭の文字のみ大文字化

<input type="text" name="name" autocapitalize="sentences" placeholder="氏名">

メールアドレス入力欄:全て小文字化

<input type="email" name="email" autocapitalize="none" placeholder="メールアドレス">

電話番号入力欄:ハイフンを自動挿入

<input type="tel" name="phone" autocapitalize="none" placeholder="電話番号"
pattern="[0-9]{3}-[0-9]{4}-[0-9]{4}">

パスワード入力欄:自動大文字化無効

<input type="password" name="password" autocapitalize="none" placeholder="パスワード">

日本語入力:フリガナ入力欄

<input type="text" name="furigana" autocapitalize="none" placeholder="フリガナ">

テキストエリア:文頭の文字のみ大文字化

<textarea name="comment" autocapitalize="sentences" placeholder="コメント"></textarea>

JavaScriptによる動的な属性値変更

<input type="text" id="text-input">

<script>
const input = document.getElementById("text-input");

// 入力欄にフォーカスが当たった時に属性値を変更
input.addEventListener("focus", () => {
  input.autocapitalize = "sentences";
});

// 入力欄からフォーカスが外れた時に属性値を初期化
input.addEventListener("blur", () => {
  input.autocapitalize = "none";
});
</script>
  • 各サンプルコードでは、autocapitalize属性の様々な値を設定しています。
  • 日本語入力環境では、期待通りの動作にならない場合があります。
  • JavaScriptによる動的な属性値変更の例では、入力欄にフォーカスが当たった時にsentencesに、フォーカスが外れた時にnoneに設定しています。
  • 上記のサンプルコードはあくまでも参考です。必要に応じて改変してください。


ここでは、autocapitalize属性の代替方法として、以下の3つの方法を紹介します。

JavaScriptによる制御

JavaScriptを使用して、入力された文字列を大文字に変換することができます。

<input type="text" id="text-input">

<script>
const input = document.getElementById("text-input");

// 入力イベント時に文字列を大文字に変換
input.addEventListener("input", () => {
  input.value = input.value.toUpperCase();
});
</script>

CSSによる制御

CSSのtext-transformプロパティを使用して、入力欄の文字列を大文字に変換することができます。

<input type="text" class="uppercase">

<style>
.uppercase {
  text-transform: uppercase;
}
</style>

入力規則による制御

inputmode属性を使用して、入力規則を指定することができます。

<input type="text" inputmode="full-width-latin">

上記の場合、入力された文字列は全て半角英数字に変換されます。

各方法の比較

方法メリットデメリット
JavaScript柔軟な制御が可能コード量が増える
CSSコード量が少なくシンプル全てのブラウザで対応しているわけではない
入力規則コード量が少なくシンプル制御できる範囲が限定される
  • 上記の方法はあくまでも参考です。必要に応じて改変してください。



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