サーバーと通信できない!?426 Upgrade Requiredエラーのトラブルシューティング
HTTP ステータスコード 426 Upgrade Required の詳細解説
概要
発生原因
426エラーは、以下のいずれかの理由で発生します。
- クライアントが古いバージョンのプロトコルを使用している
- サーバーが新しいバージョンのプロトコルを要求している
- クライアントとサーバーが互換性のないプロトコルを使用している
解決方法
426エラーを解決するには、以下のいずれかの方法を試す必要があります。
- クライアントを最新バージョンにアップグレードする
- サーバーがサポートするプロトコルバージョンを確認する
- クライアントとサーバーで同じバージョンのプロトコルを使用する
以下の情報源で、426エラーに関する詳細情報を確認できます。
プログラミングにおける対応
プログラミング言語やフレームワークによって、426エラーの処理方法は異なります。以下は、いくつかの例です。
Python
try:
response = requests.get(url)
except requests.exceptions.HTTPError as e:
if e.response.status_code == 426:
# エラー処理
JavaScript
fetch(url)
.then(response => {
if (response.status === 426) {
// エラー処理
}
})
.catch(error => {
// エラー処理
});
426エラーは比較的まれなエラーですが、発生した場合は原因を特定して適切に対処する必要があります。
補足
- 上記の例は基本的なものです。必要に応じて、エラー処理を拡張することができます。
- 426エラーが発生する可能性がある場合は、事前にエラーハンドリングを実装しておくことをお勧めします。
HTTPステータスコード426 Upgrade Requiredのサンプルコード
# requestsライブラリを使用する例
try:
response = requests.get(url, headers={'Upgrade': 'websocket'})
except requests.exceptions.HTTPError as e:
if e.response.status_code == 426:
# エラー処理
print(e.response.headers)
JavaScript
// Fetch APIを使用する例
const url = 'https://example.com/';
const headers = new Headers();
headers.append('Upgrade', 'websocket');
fetch(url, {
headers,
})
.then(response => {
if (response.status === 426) {
// エラー処理
console.log(response.headers);
}
})
.catch(error => {
// エラー処理
console.error(error);
});
Java
// HttpURLConnectionを使用する例
try {
URL url = new URL("https://example.com/");
HttpURLConnection connection = (HttpURLConnection) url.openConnection();
connection.setRequestMethod("GET");
connection.setRequestProperty("Upgrade", "websocket");
int responseCode = connection.getResponseCode();
if (responseCode == 426) {
// エラー処理
Map<String, List<String>> headers = connection.getHeaderFields();
for (Map.Entry<String, List<String>> entry : headers.entrySet()) {
System.out.println(entry.getKey() + ": " + entry.getValue());
}
}
} catch (IOException e) {
// エラー処理
e.printStackTrace();
}
C#
// HttpClientを使用する例
using (var client = new HttpClient())
{
client.DefaultRequestHeaders.Add("Upgrade", "websocket");
var response = await client.GetAsync("https://example.com/");
if (response.StatusCode == HttpStatusCode.UpgradeRequired)
{
// エラー処理
var headers = response.Headers;
foreach (var header in headers)
{
Console.WriteLine($"{header.Key}: {header.Value}");
}
}
}
Go
// net/httpを使用する例
package main
import (
"fmt"
"net/http"
)
func main() {
req, err := http.NewRequest("GET", "https://example.com/", nil)
if err != nil {
fmt.Println(err)
return
}
req.Header.Add("Upgrade", "websocket")
resp, err := http.DefaultClient.Do(req)
if err != nil {
fmt.Println(err)
return
}
if resp.StatusCode == 426 {
// エラー処理
for key, values := range resp.Header {
for _, value := range values {
fmt.Println(key + ": " + value)
}
}
}
}
PHP
// curlを使用する例
$url = 'https://example.com/';
$headers = array(
'Upgrade: websocket',
);
$ch = curl_init($url);
curl_setopt($ch, CURLOPT_HTTPHEADER, $headers);
curl_setopt($ch, CURLOPT_RETURNTRANSFER, true);
$response = curl_exec($ch);
$responseCode = curl_getinfo($ch, CURLINFO_HTTP_CODE);
if ($responseCode === 426) {
// エラー処理
$headers = curl_getinfo($ch, CURLINFO_HEADER_OUT);
foreach ($headers as $header) {
echo $header . PHP_EOL;
}
}
curl_close($ch);
これらのサンプルコードは、426エラーが発生した場合の処理方法を示しています。必要に応じて、コードを
HTTPステータスコード426 Upgrade Requiredのその他の解決方法
プロトコルバージョンを明示的に指定する
クライアントが使用するプロトコルバージョンを明示的に指定することで、426エラーを防ぐことができます。
例:
- Python
response = requests.get(url, headers={'Upgrade': 'websocket', 'Connection': 'Upgrade'})
- JavaScript
const headers = new Headers();
headers.append('Upgrade', 'websocket');
headers.append('Connection', 'Upgrade');
fetch(url, {
headers,
})
.then(response => {
// ...
})
.catch(error => {
// ...
});
プロキシサーバーを使用することで、クライアントとサーバー間のプロトコルバージョン差異を解決できる場合があります。
proxies = {
'http': 'http://127.0.0.1:8080',
'https': 'https://127.0.0.1:8080',
}
response = requests.get(url, proxies=proxies)
const proxy = 'http://127.0.0.1:8080';
fetch(url, {
proxy,
})
.then(response => {
// ...
})
.catch(error => {
// ...
});
サーバーの設定を変更することで、426エラーが発生しないようにすることができます。
例:
- Apache
<IfModule mod_headers.c>
Header always set Upgrade "websocket"
</IfModule>
- Nginx
location / {
proxy_pass http://127.0.0.1:8080;
proxy_upgrade $http_upgrade;
}
補足
- 上記の方法を試しても426エラーが解決しない場合は、サーバー管理者に問い合わせてみてください。
- 426エラーは、比較的新しいエラーコードです。そのため、すべてのクライアントやサーバーがこのエラーに対応しているわけではありません。
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プログラミングでの利用Clear-Site-Dataは、サーバー側の設定とクライアント側のJavaScript APIの両方で利用できます。サーバー側の設定では、以下の方法でClear-Site-Dataヘッダーをレスポンスに追加できます。
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