XMLReader::getAttributeNs以外の属性を取得する方法

2024-04-02

PHPにおけるXMLReader::getAttributeNs

XMLReader::getAttributeNsは、PHPのXML処理ライブラリであるXMLReaderクラスのメソッドの一つです。このメソッドは、名前空間URIとローカル名で指定された属性の値を取得するために使用されます。

詳細

  • 引数
    • $name: 取得したい属性のローカル名
    • $namespace: 取得したい属性の名前空間URI
  • 戻り値
    • 成功した場合: 属性の値
    • 失敗した場合: 空の文字列("")
  • 注意点
    • 現在のノードが要素ノードでない場合、このメソッドはNULLを返します。
    • 指定された名前空間URIとローカル名の属性が存在しない場合、このメソッドは空の文字列("")を返します。

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttributeNs('href', 'http://www.w3.org/1999/xhtml');

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

補足

  • XMLReaderクラスは、XML文書を解析するためのクラスです。
  • getAttributeNsメソッドは、名前空間URIとローカル名で指定された属性の値を取得するために使用されます。
  • XML文書で名前空間を使用している場合、このメソッドを使用して属性の値を取得する必要があります。
  • XMLReaderクラスには、getAttributegetAttributeNoなどの属性を取得するためのメソッドが他にも用意されています。
  • これらのメソッドは、それぞれ異なる方法で属性を取得します。
  • 詳細については、PHPマニュアルを参照してください。


XMLReader::getAttributeNsを使ったサンプルコード

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttributeNs('href', 'http://www.w3.org/1999/xhtml');

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

デフォルトの名前空間で属性を取得する

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttribute('href');

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

すべての属性を取得する

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// すべての属性を取得
while ($reader->moveToNextAttribute()) {
    echo $reader->name . '="' . $reader->value . '"' . PHP_EOL;
}

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

id="1"
href="https://www.w3.org/"

属性の値が存在するかどうかを確認する

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値が存在するかどうかを確認
if ($reader->hasAttribute('href')) {
    // 属性の値が存在する場合
    echo $reader->getAttribute('href');
} else {
    // 属性の値が存在しない場合
    echo '属性が存在しません';
}

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

属性の値を数値に変換する

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttribute('id');

// 属性の値を数値に変換
$id = intval($value);

// 数値を出力
echo $id;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

1

属性の値を配列に変換する

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttribute('class');

// 属性の値を配列に変換
$classes = explode(' ', $value);

// 配列を出力
var_dump($classes);

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

array(2) {
  [0] => "class1"
  [1] => "class2"
}


XMLReader::getAttributeNs 以外の属性を取得する方法

getAttributeNs メソッドは名前空間URIとローカル名で属性を取得するのに対し、getAttribute メソッドはローカル名のみで属性を取得できます。デフォルトの名前空間で属性を取得する場合、getAttribute メソッドの方がシンプルで効率的です。

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性の値を取得
$value = $reader->getAttribute('href');

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

moveToAttribute メソッドは、現在のノードから指定された名前の属性に移動します。属性に移動した後、value プロパティで属性の値を取得できます。

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// 要素ノードに移動
while ($reader->read()) {
    if ($reader->nodeType === XMLReader::ELEMENT) {
        break;
    }
}

// 属性に移動
$reader->moveToAttribute('href');

// 属性の値を取得
$value = $reader->value;

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

XPath を使う

XPath は XML 文書を検索するための言語です。XPath 式を使用して、特定の属性の値を取得できます。

<?php

// XMLリーダーを作成
$reader = new XMLReader();

// XMLファイルを開く
$reader->open('example.xml');

// XPath 式を評価
$value = $reader->evaluate('//element/@href');

// 属性の値を出力
echo $value;

// XMLリーダーを閉じる
$reader->close();

?>

出力

https://www.w3.org/

DOMDocument は XML 文書を操作するためのクラスです。DOMDocument オブジェクトを使用して、特定の属性の値を取得できます。

<?php

// XML ファイルを読み込む
$dom = new DOMDocument();
$dom->load('example.xml');

// 要素を取得
$element = $dom->getElementsByTagName('element')->item(0);

// 属性の値を取得
$value = $element->getAttribute('href');

// 属性の値を出力
echo $value;

?>

出力

https://www.w3.org/
  • デフォルトの名前空間で属性を取得する場合、getAttribute メソッドが最もシンプルで効率的です。
  • 名前空間URIとローカル名で属性を取得する必要がある場合は、getAttributeNs メソッドを使用する必要があります。
  • 複数の属性を取得する必要がある場合は、moveToAttribute メソッドを使用すると効率的です。
  • 複雑な条件で属性を取得する必要がある場合は、XPath を使用できます。
  • XML 文書を全体的に操作する必要がある場合は、DOMDocument を使用できます。



PHPにおけるXMLWriter::writeAttributeの使い方

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