QTextTableCell::QTextTableCell()を使いこなして、Qt GUIで美しい表を作成しよう

2024-04-02

Qt GUIにおけるQTextTableCell::QTextTableCell()の解説

概要

  • 役割: QTextTable 内のセルを構築
  • 引数: なし
  • 戻り値: QTextTableCell オブジェクト

詳細

このコンストラクタは、デフォルトで空のセルを生成します。 セル内にテキストや画像などを配置するには、以下の setter メソッドを使用します。

  • setText(): セル内にテキストを設定
  • setFrame(): セル周囲のフレームを設定
  • setBackground(): セルの背景色を設定
  • setFormat(): セルの文字フォーマットを設定

#include <QtWidgets>

int main(int argc, char *argv[]) {
  QApplication app(argc, argv);

  // QTextTable を作成
  QTextTable table;
  table.setRowCount(2);
  table.setColumnCount(2);

  // セルを作成
  QTextTableCell cell;
  cell.setText("Hello, world!");

  // セルをテーブルに追加
  table.setCell(0, 0, cell);

  // テーブルを表示
  QMainWindow window;
  window.setCentralWidget(&table);
  window.show();

  return app.exec();
}

このコードは、"Hello, world!" というテキストを含むセルを生成し、テーブルに追加して表示します。

補足

  • QTextTableCell::QTextTableCell() は、デフォルトコンストラクタ以外にも、引数付きコンストラクタが用意されています。


Qt GUIにおけるQTextTableCell::QTextTableCell()のサンプルコード

QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// 画像を挿入
QPixmap pixmap("image.png");
cell.setPixmap(pixmap);

セルの背景色とフレームを設定

QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// セルの背景色を設定
cell.setBackground(Qt::red);

// セル周囲のフレームを設定
cell.setFrameStyle(QFrame::Box);
cell.setFrameShadow(QFrame::Plain);

セルの文字フォーマットを設定

QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// 文字フォントを設定
QFont font;
font.setPointSize(12);
cell.setFont(font);

// 文字色を設定
cell.setTextColor(Qt::blue);

セルの結合

// 2つのセルを結合
QTextTableCell cell1, cell2;
cell1.setText("Hello");
cell2.setText("world!");

table.mergeCells(0, 0, 1, 1);
table.setCell(0, 0, cell1);

セルの配置

QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// セルを水平方向に中央揃え
cell.setAlignment(Qt::AlignHCenter);

// セルを垂直方向に中央揃え
cell.setAlignment(Qt::AlignVCenter);

これらのサンプルコードは、QTextTableCell::QTextTableCell() を使ってセルをどのように操作できるかを示しています。



QTextTableCell::QTextTableCell() 以外のセル生成方法

QTextTable::insertCell()

// セルを生成
QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// セルをテーブルに追加
table.insertCell(0, 0, cell);

QTextTable::appendCell()

// セルを生成
QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// セルをテーブルの末尾に追加
table.appendCell(cell);

QTextTable::setCell()

// セルを生成
QTextTableCell cell;
cell.setText("Hello, world!");

// セルをテーブルの指定位置に設定
table.setCell(0, 0, cell);

これらの方法は、いずれも QTextTableCell オブジェクトを生成してからテーブルに追加する方法です。

その他の方法

  • Qt Designer を使用してセルを生成
  • QTextStream を使用してセルを生成 (テキストファイルからの読み込みなど)
  • コード量を減らしたい場合は、QTextTable::insertCell() や QTextTable::appendCell() を使用するのがおすすめです。
  • セルの位置を細かく制御したい場合は、QTextTable::setCell() を使用します。
  • GUI でセルを生成したい場合は、Qt Designer を使用します。



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