CSSアニメーションの基礎:animation-duration プロパティで動きをデザインしよう
CSSアニメーションの持続時間:animation-duration プロパティ
使い方
.element {
animation: my-animation 2s ease-in-out;
}
@keyframes my-animation {
0% {
opacity: 0;
}
100% {
opacity: 1;
}
}
上記例では、element
クラスに 2 秒間のアニメーション my-animation
を適用しています。
プロパティの詳細
- 値
- 時間:
s
またはms
単位で指定できます。例:2s
、1000ms
infinite
:アニメーションを無限に繰り返します。
- 時間:
- 初期値
0s
:アニメーションは発生しません。
- 継承
- いいえ
- 適用対象
- すべての要素
補足
animation-duration
は、@keyframes
ルールと組み合わせて使用します。- アニメーションのタイミング関数は、
animation-timing-function
プロパティで設定できます。 - アニメーションの開始タイミングは、
animation-delay
プロパティで設定できます。 - アニメーションの繰り返し回数は、
animation-iteration-count
プロパティで設定できます。
- アニメーションの速度は、
animation-duration
とanimation-timing-function
プロパティの組み合わせで調整できます。 - アニメーションをより複雑にするには、複数の
@keyframes
ルールを組み合わせることができます。
例
- 画面にフェードインする要素:
.element {
animation: fade-in 2s ease-in;
}
@keyframes fade-in {
0% {
opacity: 0;
}
100% {
opacity: 1;
}
}
- 要素を左右に移動するアニメーション:
.element {
animation: move-左右 2s linear infinite;
}
@keyframes move-左右 {
0% {
left: 0;
}
50% {
left: 50%;
}
100% {
left: 0;
}
}
animation-duration
プロパティは、CSSアニメーションの持続時間を設定する重要なプロパティです。このプロパティを使いこなすことで、さまざまなアニメーションを作成することができます。
CSSアニメーションの持続時間(animation-duration)サンプルコード
.fade-in {
animation: fade-in 2s ease-in;
}
@keyframes fade-in {
0% {
opacity: 0;
}
100% {
opacity: 1;
}
}
.fade-out {
animation: fade-out 2s ease-out;
}
@keyframes fade-out {
0% {
opacity: 1;
}
100% {
opacity: 0;
}
}
上下左右に移動するアニメーション
.move-up-down {
animation: move-up-down 2s linear infinite;
}
@keyframes move-up-down {
0% {
top: 0;
}
50% {
top: 50%;
}
100% {
top: 0;
}
}
.move-left-right {
animation: move-left-right 2s linear infinite;
}
@keyframes move-left-right {
0% {
left: 0;
}
50% {
left: 50%;
}
100% {
left: 0;
}
}
回転アニメーション
.rotate {
animation: rotate 2s linear infinite;
}
@keyframes rotate {
0% {
transform: rotate(0deg);
}
100% {
transform: rotate(360deg);
}
}
拡大・縮小アニメーション
.scale-up {
animation: scale-up 2s ease-in-out;
}
@keyframes scale-up {
0% {
transform: scale(0);
}
100% {
transform: scale(1);
}
}
.scale-down {
animation: scale-down 2s ease-in-out;
}
@keyframes scale-down {
0% {
transform: scale(1);
}
100% {
transform: scale(0);
}
}
複雑なアニメーション
.complex-animation {
animation: complex-animation 4s linear infinite;
}
@keyframes complex-animation {
0% {
opacity: 0;
transform: scale(0) rotate(0deg);
}
25% {
opacity: 1;
transform: scale(1) rotate(90deg);
}
50% {
opacity: 1;
transform: scale(1) rotate(180deg);
}
75% {
opacity: 1;
transform: scale(1) rotate(270deg);
}
100% {
opacity: 0;
transform: scale(0) rotate(360deg);
}
}
アニメーションの速度調整
.slow-animation {
animation: slow-animation 4s linear infinite;
}
@keyframes slow-animation {
/* アニメーション内容 */
}
.fast-animation {
animation: fast-animation 1s linear infinite;
}
@keyframes fast-animation {
/* アニメーション内容 */
}
アニメーションのタイミング関数
.ease-in {
animation: ease-in 2s ease-in;
}
@keyframes ease-in {
/* アニメーション内容 */
}
.ease-out {
animation: ease-out 2s ease-out;
}
@keyframes ease-out {
/* アニメーション内容 */
}
.ease-in-out {
animation: ease-in-out 2s ease-in-out;
}
@keyframes ease-in-out {
/* アニメーション内容 */
}
アニメーションの繰り返し回数
CSS アニメーションの持続時間(animation-duration)を設定するその他の方法
@keyframes
ルール内で、各キーフレームのタイミングを指定することで、アニメーションの持続時間を間接的に設定できます。
.element {
animation: my-animation 2s linear;
}
@keyframes my-animation {
0% {
opacity: 0;
}
50% {
opacity: 1;
}
100% {
opacity: 0;
}
}
上記例では、my-animation
アニメーションは 2 秒間で実行されますが、50% の時点で透明度が 1 になり、その後 100% までの 1 秒間かけて透明度が 0 になります。
transition
プロパティは、要素の状態変化に伴うアニメーションを定義します。
.element {
transition: opacity 2s linear;
}
/* マウスホバー時に要素の透明度を変更 */
.element:hover {
opacity: 0.5;
}
上記例では、element
要素の透明度が変化する際、2 秒間かけてアニメーションされます。
JavaScript を使用して、アニメーションの持続時間を動的に設定することも可能です。
const element = document.querySelector('.element');
// 2 秒間かけて要素をフェードイン
element.animate({
opacity: 1,
}, {
duration: 2000,
});
上記コードは、element
要素を 2 秒間かけてフェードインさせるアニメーションを作成します。
animation-duration
プロパティ以外にも、状況に応じて上記のような方法を検討することで、より柔軟なアニメーション表現が可能になります。
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