JavaScriptで日付操作を簡単にする!date-fns Year Helpers の setYear 関数を徹底解説
date-fns Year Helpers の setYear 関数
使い方
import { setYear } from 'date-fns';
const date = new Date(2023, 11, 25); // 2023年12月25日
// 年を2024年に設定
const newDate = setYear(date, 2024);
console.log(newDate); // 2024年12月25日
引数
- date: 年を変更したい Date オブジェクト
- year: 設定したい年
戻り値
- 年が変更された新しい Date オブジェクト
注意点
- setYear 関数は、元の Date オブジェクトを変更しません。新しい Date オブジェクトが作成されます。
- year は、有効な年の値である必要があります。
例
- 誕生日を2024年に設定する
const birthday = new Date(1990, 5, 10); // 1990年6月10日
const nextBirthday = setYear(birthday, 2024);
console.log(nextBirthday); // 2024年6月10日
- 記念日を2025年に設定する
const anniversary = new Date(2020, 10, 1); // 2020年11月1日
const nextAnniversary = setYear(anniversary, 2025);
console.log(nextAnniversary); // 2025年11月1日
Year Helpers の他の関数
- getYear: Date オブジェクトの年を取得
- isLeapYear: 指定された年がうるう年かどうかを判定
setYear 関数のサンプルコード
誕生日を未来の年に設定する
const birthday = new Date(1990, 5, 10); // 1990年6月10日
const futureBirthday = setYear(birthday, 2040);
console.log(futureBirthday); // 2040年6月10日
記念日を過去の年に設定する
const anniversary = new Date(2020, 10, 1); // 2020年11月1日
const pastAnniversary = setYear(anniversary, 2015);
console.log(pastAnniversary); // 2015年11月1日
特定の年の1月1日を取得する
const year = 2025;
const firstDayOfYear = setYear(new Date(), year, 0, 1);
console.log(firstDayOfYear); // 2025年1月1日
特定の年の12月31日を取得する
const year = 2024;
const lastDayOfYear = setYear(new Date(), year, 11, 31);
console.log(lastDayOfYear); // 2024年12月31日
現在の日付の年を10年増やす
const now = new Date();
const futureDate = setYear(now, now.getFullYear() + 10);
console.log(futureDate); // 現在の年 + 10年
現在の日付の年を10年減らす
const now = new Date();
const pastDate = setYear(now, now.getFullYear() - 10);
console.log(pastDate); // 現在の年 - 10年
Date オブジェクトの年を変更する他の方法
setFullYear メソッド
setFullYear メソッドは、Date オブジェクトの年を直接設定します。setYear 関数と同様に、引数に年を指定します。
const date = new Date(2023, 11, 25); // 2023年12月25日
// 年を2024年に設定
date.setFullYear(2024);
console.log(date); // 2024年12月25日
setDate メソッド
setDate メソッドは、Date オブジェクトの日付を設定します。ただし、setFullYear メソッドと異なり、setDate メソッドは月も考慮します。
const date = new Date(2023, 11, 25); // 2023年12月25日
// 年を2024年に設定
date.setDate(1); // 1日を設定
console.log(date); // 2024年1月1日
new Date コンストラクタ
new Date コンストラクタを使用して、新しい Date オブジェクトを作成することもできます。コンストラクタの引数に年を指定することで、その年の Date オブジェクトを作成できます。
const date = new Date(2024); // 2024年1月1日
console.log(date); // 2024年1月1日
Moment.js ライブラリ
Moment.js ライブラリは、日付処理を簡単にするためのライブラリです。Moment.js を使用すると、setYear 関数よりも簡潔に Date オブジェクトの年を変更できます。
import moment from 'moment';
const date = moment('2023-12-25'); // 2023年12月25日
// 年を2024年に設定
const newDate = date.year(2024);
console.log(newDate.format()); // 2024-12-25
Date オブジェクトの年を変更するには、setYear 関数、setFullYear メソッド、setDate メソッド、new Date コンストラクタ、Moment.js ライブラリなどの方法があります。それぞれの特徴を理解して、状況に応じて使い分けることが重要です。
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