Django テンプレート: 組み込みタグとフィルタを使いこなす
Django テンプレートにおける組み込みタグとフィルタ
組み込みテンプレートタグ
Django テンプレートには、さまざまな機能を提供する多数の組み込みテンプレートタグがあります。以下は、いくつかの主要なテンプレートタグの例です。
- {% for %} ループ: データのリストを繰り返し処理し、各要素に対してテンプレートの一部をレンダリングします。
- {% if %} 条件分岐: 条件に基づいてテンプレートの一部をレンダリングするかどうかを決定します。
- {% include %} テンプレートのインクルード: 別のテンプレートファイルを現在のテンプレートに挿入します。
- {% url %} URL リバース: 名前付き URL パターンに基づいて URL を生成します。
- {% static %} 静的ファイルへのアクセス: 静的ファイルへのパスを生成します。
組み込みフィルタ
Django テンプレートには、データのフォーマットや表示方法を変更するために使用できる多数の組み込みフィルタがあります。以下は、いくつかの主要なフィルタの例です。
- {{ var|upper }}: 文字列を大文字に変換します。
- {{ var|date }}: 日付を指定されたフォーマットで表示します。
- {{ var|truncatewords }}: 文字列を指定された単語数に切り捨てます。
- {{ var|safe }}: HTML エスケープされた文字列を安全な形式で出力します。
組み込みテンプレートタグとフィルタの使用例
以下は、組み込みテンプレートタグとフィルタの使用方法の例です。
{% for article in articles %}
<h2>{{ article.title }}</h2>
<p>{{ article.content|truncatewords:50 }}</p>
{% endfor %}
上記のコードは、articles
というリスト内の記事をループ処理し、それぞれの記事のタイトルと最初の 50 単語を表示します。
{% if user.is_authenticated %}
<p>ようこそ、{{ user.username }} さん!</p>
{% else %}
<p>ログインしてください</p>
{% endif %}
上記のコードは、ユーザーがログインしているかどうかをチェックし、ログインしている場合はユーザー名を挨拶文に表示します。
Django テンプレートに関する詳細情報は、以下の公式ドキュメントを参照してください。
補足
- Django テンプレートは、Python の式や変数を直接埋め込むことができます。
- 独自のテンプレートタグやフィルタを作成することができます。
- Django テンプレートは、Jinja2 テンプレートエンジンに基づいています。
上記の情報は参考用であり、最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は、上記の公式ドキュメントを参照してください。
Django テンプレート さまざまなサンプルコード
ループ処理
{% for article in articles %}
<h2>{{ article.title }}</h2>
<p>{{ article.content|truncatewords:50 }}</p>
{% endfor %}
条件分岐
{% if user.is_authenticated %}
<p>ようこそ、{{ user.username }} さん!</p>
{% else %}
<p>ログインしてください</p>
{% endif %}
上記のコードは、ユーザーがログインしているかどうかをチェックし、ログインしている場合はユーザー名を挨拶文に表示します。
URL 生成
<a href="{% url 'article_detail' article.id %}">記事詳細</a>
上記のコードは、article_detail
という名前付き URL パターンに基づいて、記事の詳細ページへの URL を生成します。
静的ファイルへのアクセス
<img src="{% static 'images/logo.png' %}" alt="ロゴ">
上記のコードは、static
ディレクトリ内の images/logo.png
という静的ファイルへのパスを生成します。
フィルター
{{ article.published_date|date:"Y年m月d日" }}
上記のコードは、article.published_date
という日付型フィールドを、Y年m月d日
というフォーマットで表示します。
その他
- テンプレートファイル内にコメントを記述するには、
{# ... #}
を使用します。 - テンプレートファイル内に変数を直接埋め込むには、
{{ var }}
を使用します。
補足
上記の情報は参考用であり、最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は、上記の公式ドキュメントを参照してください。
Django テンプレートにおけるその他の方法
独自のテンプレートタグとフィルタ
Django テンプレートでは、独自のテンプレートタグとフィルタを作成することができます。これは、テンプレートに独自の機能を追加したり、特定のタスクをより効率的に実行したりするための便利な方法です。
テンプレートプリプロセッサ
Django テンプレートプリプロセッサは、テンプレートファイルがレンダリングされる前に処理を行うツールです。テンプレートファイルの圧縮、ミニфикация、コンパイルなど、さまざまな機能を提供します。
その他のテンプレートエンジン
Django は Jinja2 テンプレートエンジンをデフォルトで使用していますが、他のテンプレートエンジンを使用することもできます。
補足
上記の情報は参考用であり、最新の情報ではない可能性があります。最新の情報は、上記の公式ドキュメントを参照してください。
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