Django フォームのサンプルコード
Django フォーム:詳細解説
このガイドでは、以下の内容をより詳細に、分かりやすく解説します。
フォームの作成
フォームは forms.py
ファイルで定義します。ここでは、フォームの各フィールドとその属性を記述します。
-
フィールドの種類
- 文字列型 (
CharField
) - テキストエリア (
TextField
) - 選択肢 (
ChoiceField
) - チェックボックス (
BooleanField
) - ファイルアップロード (
FileField
) - その他多数
- 文字列型 (
-
フィールド属性
label
: フィールドラベルrequired
: 必須項目かどうかmax_length
: 最大文字数widget
: 入力形式を指定するウィジェット
バリデーションは、ユーザー入力の正当性を検証する処理です。Django は、様々なバリデーション機能を標準で提供しています。
- 必須項目チェック
- データ型チェック
- 範囲チェック
- 正規表現チェック
- カスタムバリデーション
フォームの処理は、views.py
ファイルで行います。
- フォームデータの取得
- バリデーション結果の確認
- データの保存
- エラー処理
その他
- フォームの再利用
- フォームのテンプレート
- CSRF対策
理解を深めるためのヒント
- 公式ガイドとチュートリアルを実際に手を動かしながら学習する。
- エラーメッセージをよく読んで、問題点を理解する。
- 疑問点は、Django コミュニティやフォーラムで質問する。
Django フォームは、複雑なユーザー入力処理を簡単に実現できる強力なツールです。公式ガイドと合わせて、この解説を参考に、理解を深めて活用してください。
Django フォーム:サンプルコード集
# forms.py
from django import forms
class MyForm(forms.Form):
name = forms.CharField(label="名前")
email = forms.EmailField(label="メールアドレス")
# views.py
from django.shortcuts import render
def my_view(request):
form = MyForm(request.POST or None)
if form.is_valid():
# フォームデータの処理
pass
context = {
"form": form,
}
return render(request, "my_template.html", context)
バリデーション
# forms.py
from django.core.exceptions import ValidationError
class MyForm(forms.Form):
name = forms.CharField(label="名前", validators=[
ValidationError("名前は必須です", code="required"),
])
email = forms.EmailField(label="メールアドレス")
# views.py
from django.shortcuts import render
def my_view(request):
form = MyForm(request.POST or None)
if form.is_valid():
# フォームデータの処理
pass
context = {
"form": form,
}
return render(request, "my_template.html", context)
ファイルアップロード
# forms.py
from django import forms
class MyForm(forms.Form):
name = forms.CharField(label="名前")
file = forms.FileField(label="ファイル")
# views.py
from django.shortcuts import render
def my_view(request):
form = MyForm(request.POST or None, request.FILES or None)
if form.is_valid():
# ファイルの保存処理
pass
context = {
"form": form,
}
return render(request, "my_template.html", context)
フォームセット
# forms.py
from django import forms
class MyForm(forms.Form):
name = forms.CharField(label="名前")
# views.py
from django.shortcuts import render
def my_view(request):
formset = forms.formset_factory(MyForm, extra=3)
if request.method == "POST":
formset = formset(request.POST)
if formset.is_valid():
# フォームデータの処理
pass
context = {
"formset": formset,
}
return render(request, "my_template.html", context)
テンプレート
{% for field in form %}
<div class="form-group">
<label for="{{ field.id_for_label }}">{{ field.label }}</label>
{{ field }}
</div>
{% endfor %}
{% if form.errors %}
<ul class="errors">
{% for error in form.errors %}
<li>{{ error }}</li>
{% endfor %}
</ul>
{% endif %}
これらのサンプルコードは、Django フォームの様々な機能を試すのに役立ちます。
**
Django フォーム:その他の方法
カスタムフォーム
forms.Form
を継承して、独自のフォームクラスを作成することができます。
- フォームロジックの追加
- バリデーションロジックの追加
- ウィジェットのカスタマイズ
モデルフォーム
Django モデルと連携したフォームを自動生成できます。
- モデルフィールドに基づいてフォームフィールドを自動生成
- モデルの保存・更新を自動処理
Crispy Forms
フォームのレイアウトを簡単にカスタマイズできるライブラリです。
- Bootstrap や Foundation などの CSS フレームワークと統合
- 複雑なフォームレイアウトを簡単に作成
Form Wizard
複数ステップにわたるフォームを作成できるライブラリです。
- 複雑なデータ収集を段階的に行う
- 各ステップでバリデーションを行う
Django REST Framework
API 開発のためのフレームワークです。
- モデルデータを JSON 形式で提供
- フォームデータのシリアル化・デシリアライズ
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