Django gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数のサンプルコード

2024-04-02

Django の gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数解説

django.contrib.gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数は、緯度・経度で指定された矩形範囲(バウンディングボックス)から、Polygon オブジェクトを作成します。これは、地図上の特定領域を表すジオメトリを作成する際に役立ちます。

引数

  • bbox: 4つの要素を持つシーケンスで、以下の順序で緯度・経度を指定します。
    • 最小緯度
    • 最小経度
    • 最大緯度
    • 最大経度

戻り値

作成された Polygon オブジェクト

from django.contrib.gis.geos import Polygon

# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)

# 矩形範囲から Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon.from_bbox(bbox)

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'

補足

  • Polygon.from_bbox() 関数は、GEOS ライブラリの GEOSPolygonFromEnvelope 関数をラップしています。
  • 作成される Polygon オブジェクトは、外側のリングと、内側のリング(ホール)を持つことができます。
  • 内側のリングは、オプションで指定できます。


Django gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数のサンプルコード

矩形範囲から単純なポリゴンを作成する

from django.contrib.gis.geos import Polygon

# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)

# 矩形範囲から Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon.from_bbox(bbox)

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'

中心点と半径からポリゴンを作成する

from django.contrib.gis.geos import Point, Polygon

# 中心点と半径を定義
center_point = Point(-74.0059, 40.7127)
radius = 1000

# 中心点と半径からバッファを作成
buffer = center_point.buffer(radius)

# バッファから Polygon オブジェクトを取得
polygon = buffer.polygon

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-73.9559 40.7627, -73.9559 40.6627, -74.0559 40.6627, -74.0559 40.7627, -73.9559 40.7627))'

複数の点からポリゴンを作成する

from django.contrib.gis.geos import Polygon

# 点のリストを定義
points = [
    (-74.0059, 40.7127),
    (-73.9490, 40.7127),
    (-73.9490, 40.7739),
    (-74.0059, 40.7739),
    (-74.0059, 40.7127),
]

# 点のリストから Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon(points)

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'

内側のリングを持つポリゴンを作成する

from django.contrib.gis.geos import Polygon

# 外側のリングの点リストを定義
outer_points = [
    (-74.0059, 40.7127),
    (-73.9490, 40.7127),
    (-73.9490, 40.7739),
    (-74.0059, 40.7739),
    (-74.0059, 40.7127),
]

# 内側のリングの点リストを定義
inner_points = [
    (-73.9759, 40.7427),
    (-73.9859, 40.7427),
    (-73.9859, 40.7527),
    (-73.9759, 40.7527),
    (-73.9759, 40.7427),
]

# 外側のリングと内側のリングから Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon(outer_points, inner_points)

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(


Django で矩形範囲からポリゴンを作成する他の方法

django.contrib.gis.geos.GEOSGeometry クラスを使用する

from django.contrib.gis.geos import GEOSGeometry

# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)

# GEOSGeometry クラスを使用して、矩形範囲からポリゴンを作成
polygon = GEOSGeometry('POLYGON((%s %s, %s %s, %s %s, %s %s, %s %s))' %
                       (bbox[0], bbox[1], bbox[2], bbox[1], bbox[2], bbox[3], bbox[0], bbox[3], bbox[0], bbox[1]))

# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'

SQL を使用する

SELECT ST_MakeEnvelope(%s, %s, %s, %s) AS polygon;

上記は、PostgreSQL の例です。他のデータベースを使用する場合は、構文が異なる場合があります。

ライブラリを使用する

Shapely などのライブラリを使用して、矩形範囲からポリゴンを作成することもできます。

Django で矩形範囲からポリゴンを作成するには、いくつかの方法があります。それぞれ




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