Django gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数のサンプルコード
Django の gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数解説
django.contrib.gis.geos.Polygon.from_bbox()
関数は、緯度・経度で指定された矩形範囲(バウンディングボックス)から、Polygon
オブジェクトを作成します。これは、地図上の特定領域を表すジオメトリを作成する際に役立ちます。
引数
bbox
: 4つの要素を持つシーケンスで、以下の順序で緯度・経度を指定します。- 最小緯度
- 最小経度
- 最大緯度
- 最大経度
戻り値
作成された Polygon
オブジェクト
例
from django.contrib.gis.geos import Polygon
# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)
# 矩形範囲から Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon.from_bbox(bbox)
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'
補足
Polygon.from_bbox()
関数は、GEOS ライブラリのGEOSPolygonFromEnvelope
関数をラップしています。- 作成される
Polygon
オブジェクトは、外側のリングと、内側のリング(ホール)を持つことができます。 - 内側のリングは、オプションで指定できます。
Django gis.geos.Polygon.from_bbox() 関数のサンプルコード
矩形範囲から単純なポリゴンを作成する
from django.contrib.gis.geos import Polygon
# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)
# 矩形範囲から Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon.from_bbox(bbox)
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'
中心点と半径からポリゴンを作成する
from django.contrib.gis.geos import Point, Polygon
# 中心点と半径を定義
center_point = Point(-74.0059, 40.7127)
radius = 1000
# 中心点と半径からバッファを作成
buffer = center_point.buffer(radius)
# バッファから Polygon オブジェクトを取得
polygon = buffer.polygon
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-73.9559 40.7627, -73.9559 40.6627, -74.0559 40.6627, -74.0559 40.7627, -73.9559 40.7627))'
複数の点からポリゴンを作成する
from django.contrib.gis.geos import Polygon
# 点のリストを定義
points = [
(-74.0059, 40.7127),
(-73.9490, 40.7127),
(-73.9490, 40.7739),
(-74.0059, 40.7739),
(-74.0059, 40.7127),
]
# 点のリストから Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon(points)
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'
内側のリングを持つポリゴンを作成する
from django.contrib.gis.geos import Polygon
# 外側のリングの点リストを定義
outer_points = [
(-74.0059, 40.7127),
(-73.9490, 40.7127),
(-73.9490, 40.7739),
(-74.0059, 40.7739),
(-74.0059, 40.7127),
]
# 内側のリングの点リストを定義
inner_points = [
(-73.9759, 40.7427),
(-73.9859, 40.7427),
(-73.9859, 40.7527),
(-73.9759, 40.7527),
(-73.9759, 40.7427),
]
# 外側のリングと内側のリングから Polygon オブジェクトを作成
polygon = Polygon(outer_points, inner_points)
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(
Django で矩形範囲からポリゴンを作成する他の方法
django.contrib.gis.geos.GEOSGeometry クラスを使用する
from django.contrib.gis.geos import GEOSGeometry
# 矩形範囲を定義
bbox = (40.7127, -74.0059, 40.7739, -73.9490)
# GEOSGeometry クラスを使用して、矩形範囲からポリゴンを作成
polygon = GEOSGeometry('POLYGON((%s %s, %s %s, %s %s, %s %s, %s %s))' %
(bbox[0], bbox[1], bbox[2], bbox[1], bbox[2], bbox[3], bbox[0], bbox[3], bbox[0], bbox[1]))
# 作成された Polygon オブジェクトの情報を表示
print(polygon.wkt)
# 出力: 'POLYGON ((-74.0059 40.7127, -73.9490 40.7127, -73.9490 40.7739, -74.0059 40.7739, -74.0059 40.7127))'
SQL を使用する
SELECT ST_MakeEnvelope(%s, %s, %s, %s) AS polygon;
上記は、PostgreSQL の例です。他のデータベースを使用する場合は、構文が異なる場合があります。
ライブラリを使用する
Shapely
などのライブラリを使用して、矩形範囲からポリゴンを作成することもできます。
Django で矩形範囲からポリゴンを作成するには、いくつかの方法があります。それぞれ
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