Djangoのdjango.httpモジュールにおけるhttp.StreamingHttpResponse.reason_phraseの詳細解説
Django の django.http における http.StreamingHttpResponse.reason_phrase の詳細解説
http.StreamingHttpResponse.reason_phrase
は、Django フレームワークの django.http
モジュールで定義されている属性です。これは、ストリーミング HTTP レスポンスの理由句を表します。
詳細
- 型: 文字列
- デフォルト値: ステータスコードに対応する標準の理由句
- 設定方法:
- コンストラクタの
reason
引数で明示的に設定 status_code
属性を設定することで、暗黙的に設定
- コンストラクタの
例
from django.http import StreamingHttpResponse
def my_view(request):
# 明示的に設定
response = StreamingHttpResponse(content_type='text/plain', reason_phrase='My custom reason')
# 暗黙的に設定
response = StreamingHttpResponse(content_type='text/plain', status_code=404)
return response
補足
reason_phrase
属性は、status_code
属性と密接に関連しています。status_code
属性を設定すると、reason_phrase
属性はデフォルトでそのステータスコードに対応する標準の理由句に設定されます。reason
引数で明示的に理由句を設定すると、status_code
属性によって設定されるデフォルトの理由句は上書きされます。
StreamingHttpResponse
オブジェクトは、ファイルやジェネレータなどのストリーミング可能なコンテンツを返すために使用されます。reason_phrase
属性は、クライアントに送信される HTTP ヘッダーの一部として含まれます。
StreamingHttpResponse を使ったサンプルコード
ファイルをストリーミングする
from django.http import StreamingHttpResponse
from django.utils.encoding import smart_str
def my_view(request):
filename = 'my_file.txt'
with open(filename, 'rb') as f:
response = StreamingHttpResponse(f, content_type='text/plain')
response['Content-Disposition'] = 'attachment; filename={}'.format(smart_str(filename))
return response
ジェネレータをストリーミングする
from django.http import StreamingHttpResponse
def my_view(request):
def generate_data():
for i in range(100):
yield str(i) + '\n'
response = StreamingHttpResponse(generate_data(), content_type='text/plain')
return response
この例では、ジェネレータを使って 1 から 100 までの数字をストリーミングします。
非同期処理でストリーミングする
from django.http import StreamingHttpResponse
from asgiref.sync import async_to_sync
async def my_view(request):
async def generate_data():
for i in range(100):
await asyncio.sleep(0.1)
yield str(i) + '\n'
response = StreamingHttpResponse(async_to_sync(generate_data()), content_type='text/plain')
return response
この例では、非同期処理を使って 1 から 100 までの数字をストリーミングします。
Django でストリーミング HTTP レスポンスを返すその他の方法
`iter()`` メソッドを使う
def my_view(request):
def generate_data():
for i in range(100):
yield str(i) + '\n'
return HttpResponse(iter(generate_data()), content_type='text/plain')
この例では、iter()
メソッドを使ってジェネレータをイテレートし、ストリーミング HTTP レスポンスを返します。
WSGIRequest.sendfile() メソッドを使う
from django.core.servers.basehttp importWSGIRequest
def my_view(request):
filename = 'my_file.txt'
response = HttpResponse()
response['Content-Type'] = 'text/plain'
response['Content-Length'] = os.path.getsize(filename)
def sendfile(file, offset, chunk_size):
while True:
data = file.read(chunk_size)
if not data:
break
response.write(data)
request.sendfile(filename, 0, 4096, sendfile)
return response
この例では、WSGIRequest.sendfile()
メソッドを使ってファイルをストリーミングします。
これらのライブラリは、StreamingHttpResponse
よりも高度な機能を提供する場合があります。
- シンプルなストリーミングの場合は、
StreamingHttpResponse
を使うのが最も簡単です。 - より多くの制御が必要な場合は、
iter()
メソッドやWSGIRequest.sendfile()
メソッドを使うことができます。 - 特殊な機能が必要な場合は、サードパーティライブラリを使うことができます。
Django でストリーミング HTTP レスポンスを返すには、いくつかの方法があります。 どの方法を使うべきかは、要件によって異なります。
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