アクセスキー、編集可能、コンテキストメニュー:HTML Miscellaneous 属性の基礎

2024-04-02

HTMLのその他属性:詳細解説

accesskey 属性

  • 概要: 特定の要素にキーボードショートカットを割り当て、キーボード操作で素早くアクセスできるようにします。
  • 値: 英数字 1 文字またはキーの組み合わせ (例: "a", "Ctrl+Shift+S")
  • 例:
<a href="index.html" accesskey="h">ホームへ</a>

上記の例では、a要素にアクセスキー "h" を割り当てています。ユーザーが "h" キーを押すと、index.html ページに移動します。

contenteditable 属性

  • 概要: 要素の内容をユーザーが編集可能かどうかを指定します。

  • 値:

    • true: 要素の内容を編集可能にする
    • false: 要素の内容を編集不可にする (デフォルト)
    • inherit: 親要素の contenteditable 属性値を継承する
<div contenteditable="true">
  このテキストは編集可能です。
</div>

<p>このテキストは編集不可です。</p>

上記の例では、div要素は編集可能ですが、p要素は編集不可になっています。

contextmenu 属性

  • 概要: 要素を右クリックした時に表示されるコンテキストメニューをカスタマイズします。

  • 値:

    • 既存のメニューの ID
    • メニュー項目を定義する JavaScript コード
<p contextmenu="myMenu">
  右クリックメニューを表示
</p>

<script>
  function myMenu() {
    // メニュー項目を定義するコード
  }
</script>

上記の例では、p要素を右クリックすると、myMenu 関数によって定義されたカスタムメニューが表示されます。

4. data- 属性*

  • 概要: ユーザー定義のデータ属性を要素に追加します。
  • 値: 任意の文字列
<img src="image.jpg" data-description="これは風景写真です。" />

上記の例では、img要素に data-description 属性を追加し、画像の説明を記述しています。この属性は JavaScript でアクセスして処理することができます。

dir 属性

  • 概要: テキストの方向を指定します。

  • 値:

    • ltr: 左から右 (デフォルト)
    • rtl: 右から左
<p dir="rtl">
  これは右から左に表示されるテキストです。
</p>

上記の例では、p要素内のテキストは右から左に表示されます。

draggable 属性

  • 概要: 要素をドラッグ可能かどうかを指定します。

  • 値:

    • true: 要素をドラッグ可能にする
    • false: 要素をドラッグ不可にする (デフォルト)
<img src="image.jpg" draggable="true" />

上記の例では、img要素をドラッグ可能にしています。

hidden 属性

  • 概要: 要素を非表示にします。

  • 値:

    • 空白文字列: 要素を非表示にする
    • なし: 要素を表示する (デフォルト)
<p hidden>
  これは非表示のテキストです。
</p>

上記の例では、p要素は非表示になっています。

id 属性

  • 概要: 要素を一意に識別するために使用されます。
<h1 id="main-title">これはメインタイトルです。</h1>

上記の例では、h1要素に id 属性 "main-title" を割り当てています。この ID を使用して JavaScript で要素を操作したり、CSS でスタイルを適用したりすることができます。

lang 属性

  • 概要: 要素の内容の言語を指定します。

  • 値: 言語コード (例: "ja", "en-US")

<html lang="ja">
  


HTML Miscellaneous 属性 サンプルコード

accesskey 属性

<a href="index.html" accesskey="h">ホームへ</a>
<button onclick="alert('Hello!')" accesskey="s">送信</button>
  • a要素: "h" キーを押すと "index.html" ページに移動します。
  • button要素: "s" キーを押すと "Hello!" というメッセージが表示されます。

contenteditable 属性

<div contenteditable="true">
  このテキストは編集可能です。
</div>

<p contenteditable="false">このテキストは編集不可です。</p>

上記は、div要素とp要素に contenteditable 属性を設定した例です。

  • div要素: ユーザーが編集できます。
  • p要素: ユーザーが編集できません。

contextmenu 属性

<p contextmenu="myMenu">右クリックメニューを表示</p>

<script>
  function myMenu() {
    alert("メニュー項目1を選択しました");
  }
</script>

上記は、p要素に右クリックメニューを設定した例です。

  • p要素: 右クリックすると "メニュー項目1を選択しました" というメッセージが表示されます。

data-* 属性

<img src="image.jpg" data-description="これは風景写真です。" />
<a href="product.html" data-price="1000円">商品詳細</a>

<script>
  const imgDescription = document.querySelector('img').dataset.description;
  const productPrice = document.querySelector('a').dataset.price;

  console.log(imgDescription); // "これは風景写真です。"
  console.log(productPrice); // "1000円"
</script>

上記は、img要素とa要素にカスタムデータ属性を設定した例です。

  • img要素: data-description 属性に画像の説明を記述しています。

  • a要素: data-price 属性に商品の価格を記述しています。

  • JavaScript で dataset プロパティを使用して、これらの属性値にアクセスしています。

dir 属性

<p dir="rtl">これは右から左に表示されるテキストです。</p>

上記は、p要素内のテキストを右から左に表示する例です。

draggable 属性

<img src="image.jpg" draggable="true" />

<script>
  const img = document.querySelector('img');

  img.addEventListener('dragstart', (e) => {
    e.dataTransfer.setData('text/plain', 'image.jpg');
  });
</script>

上記は、img要素をドラッグ可能にし、ドラッグした際に "image.jpg" というテキストデータを伝送する例です。

hidden 属性

<p hidden>これは非表示のテキストです。</p>

<button onclick="document.querySelector('p').hidden = false;">表示</button>

上記は、p要素を非表示にし、ボタンクリック時に表示する例です。

id 属性

<h1 id="main-title">これはメインタイトルです。</h1>

<script>
  const mainTitle = document.getElementById('main-title');

  console.log(mainTitle.textContent); // "これはメインタイトルです。"
</script>

上記は、h1要素に id 属性を設定



HTML Miscellaneous 属性のその他の方法

tabindex 属性

  • 概要: 要素のキーボードフォーカス順序を指定します。
  • 値: 整数
<input type="text" tabindex="1">
<button tabindex="2">送信</button>

上記は、input要素とbutton要素に tabindex 属性を設定した例です。

  • input要素: タブキーで最初にフォーカスされます。
  • button要素: タブキーで次にフォーカスされます。

spellcheck 属性

  • 概要: 要素の内容のスペルチェックを行うかどうかを指定します。

  • 値:

    • true: スペルチェックを行う
    • false: スペルチェックを行わない (デフォルト)
<input type="text" spellcheck="false">

上記は、input要素のスペルチェックを無効にする例です。

translate 属性

  • 概要: 要素の内容を翻訳するかどうかを指定します。

  • 値:

    • yes: 翻訳する
    • no: 翻訳しない (デフォルト)
<p translate="no">このテキストは翻訳されません。</p>

上記は、p要素内のテキストを翻訳しない例です。

class 属性

  • 概要: 要素にスタイルを適用するために使用されます。

  • 値: 空白文字で区切られたクラス名のリスト

<div class="container">
  <p class="title">これはタイトルです。</p>
  <p class="description">これは説明です。</p>
</div>

<style>
  .container {
    background-color: #fff;
    padding: 20px;
  }

  .title {
    font-size: 20px;
    font-weight: bold;
  }

  .description {
    font-size: 16px;
  }
</style>

上記は、div要素とp要素に class 属性を設定し、CSS でスタイルを適用した例です。

style 属性

  • 値: CSS スタイル記述

<p style="color: red; font-size: 20px;">これは赤いテキストです。</p>

上記は、p要素に style 属性を設定し、テキストの色とサイズを直接指定した例です。

title 属性

  • 概要: 要素にツールチップテキストを表示するために使用されます。

  • 値: ツールチップテキスト

<img src="image.jpg" title="これは風景写真です。" />

上記は、img要素に title 属性を設定し、マウスオーバー時にツールチップテキストを表示する例です。

7. data- 属性*

<button onclick="alert(



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