HTML要素のルビー:読み仮名やふりがなを表示する方法
HTML要素のルビー:読み仮名やふりがなを表示する
ルビー要素の基本
<ruby>
本<rp>(</rp><rt>ほん</rt><rp>)</rp>
</ruby>
上記コードは、「本」という漢字に「ほん」という読み仮を表示します。
<ruby>
要素:ルビーの開始と終了を指定します。<rp>
要素:ルビープリフィックス(読み仮名前の記号)を指定します。通常は空にします。<rt>
要素:ルビーテキスト(読み仮名)を指定します。()
:ルビープリフィックスとルビーテキストを囲むための括弧です。省略可能です。
ルビー要素の属性
rb
属性:ルビーテキストの配置を指定します。left
:ルビーテキストを左側に配置します。right
:ルビーテキストを右側に配置します。top
:ルビーテキストを上側に配置します。bottom
:ルビーテキストを下側に配置します。
rt-class
属性:ルビーテキストのスタイルを指定するためのCSSクラスを指定します。
ルビー要素の応用例
- 漢字に読み仮を表示する
- 外国語にふりがなを表示する
- 専門用語に解説を表示する
補足
- HTMLの
<ruby>
要素は、CSSを使ってスタイルを設定することができます。 - JavaScriptを使って、ルビーテキストの表示・非表示を切り替えることもできます。
例
<p>
漢字<ruby rb="left"><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
<style>
ruby {
font-size: smaller;
}
ruby rt {
color: red;
}
</style>
上記コードは、「漢字」に「かんじ」という読み仮を左側、「ふりがな」というふりがなを右側に表示します。
- HTMLの
<ruby>
要素は、音声読み上げソフトにも対応しています。 <ruby>
要素は、縦書きにも対応しています。
HTMLの<ruby>
要素は、読み仮名やふりがなを表示することで、読みやすさを向上させることができます。日本語学習者や漢字に不慣れな人にとって、とても便利な要素です。
HTML ルビー要素のサンプルコード
基本的な使い方
<p>
漢字<ruby><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
ルビープリフィックスとルビーテキスト
<p>
漢字<ruby>(</rp><rt>かんじ</rt><rp>)</rp>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
ルビーテキストの配置
<p>
漢字<ruby rb="left"><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby rb="right"><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
CSSによるスタイル設定
<p>
漢字<ruby><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
<style>
ruby {
font-size: smaller;
}
ruby rt {
color: red;
}
</style>
JavaScriptによる表示・非表示の切り替え
<p>
<button onclick="toggleRuby()">ルビーの表示・非表示</button>
漢字<ruby id="ruby"><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</p>
<script>
function toggleRuby() {
const ruby = document.getElementById("ruby");
ruby.style.display = ruby.style.display === "none" ? "block" : "none";
}
</script>
縦書き
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>縦書きのルビー</title>
<style>
body {
writing-mode: vertical-rl;
}
ruby {
font-size: smaller;
}
ruby rt {
color: red;
}
</style>
</head>
<body>
漢字<ruby><rt>かんじ</rt></ruby>
には、<ruby><rt>ふりがな</rt></ruby>
を表示することができます。
</body>
</html>
- ルビー要素は、音声読み上げソフトにも対応しています。
- ルビー要素は、各種ブラウザでサポートされていますが、古いブラウザでは正しく表示されない場合があります。
HTML要素のルビーを表示する他の方法
CSS Ruby Moduleは、CSSを使ってルビーを表示するモジュールです。<ruby>
要素よりも柔軟なレイアウトが可能で、縦書きにも対応しています。
メリット
- 柔軟なレイアウト
- 縦書き対応
デメリット
- ブラウザのサポート状況が限定的
JavaScriptを使って、ルビーを動的に生成したり、表示・非表示を切り替えたりすることができます。
メリット
- 動的なルビー表示
- 複雑なレイアウト
デメリット
- JavaScriptの知識が必要
画像
ルビーを画像として表示することもできます。
メリット
- デザインの自由度が高い
デメリット
- ファイルサイズが大きくなる
- 検索エンジンに認識されない
- 特殊なフォントを使う
- サーバーサイドで処理する
HTMLの<ruby>
要素以外にも、ルビーを表示する方法はいくつかあります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、目的に合わせて最適な方法を選ぶ必要があります。
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