その他の方法: transition プロパティ、JavaScript、ライブラリ

2024-04-02

CSS の "Miscellaneous" に関連する "@keyframes" のプログラミング

CSS の @keyframes は、アニメーションの動きを定義するために使用されます。Miscellaneous カテゴリには、その他様々なアニメーション効果を作成するために使用できる便利なルールが含まれています。

主なルール

  • steps(): アニメーションを一定のステップ数で進行させます。
  • cubic-bezier(): ベジェ曲線を用いて、アニメーションの緩急を調整します。
  • alternate: アニメーションの方向を交互に切り替えます。
  • normal: アニメーションの開始と終了を自然な状態にします。
  • linear: アニメーションを一定速度で進行させます。
  • infinite: アニメーションを無限に繰り返します。

使用例

  • steps():
@keyframes rotate-steps {
  0% { transform: rotate(0deg); }
  50% { transform: rotate(90deg); }
  100% { transform: rotate(180deg); }
}

.element {
  animation: rotate-steps 2s steps(4) infinite;
}

上記コードは、要素を4ステップで90度ずつ回転させるアニメーションを作成します。

  • cubic-bezier():
@keyframes ease-in-out {
  0% { transform: scale(0); }
  50% { transform: scale(1.2); }
  100% { transform: scale(1); }
}

.element {
  animation: ease-in-out 2s cubic-bezier(0.42, 0, 0.58, 1) infinite;
}

上記コードは、要素を最初はゆっくりと、その後は徐々に速く拡大・縮小させるアニメーションを作成します。

その他のルール

  • animation-timing-function: アニメーションのタイミング関数を指定します。
  • animation-duration: アニメーションの時間を指定します。
  • animation-iteration-count: アニメーションの繰り返し回数を指定します。

補足

Miscellaneous カテゴリのルールは、他のルールと組み合わせて使用することで、より複雑なアニメーションを作成することができます。



CSS の @keyframes を使ったアニメーションサンプルコード

@keyframes rotate {
  0% { transform: rotate(0deg); }
  100% { transform: rotate(360deg); }
}

.element {
  animation: rotate 2s linear infinite;
}

拡縮アニメーション

@keyframes scale {
  0% { transform: scale(0); }
  100% { transform: scale(1); }
}

.element {
  animation: scale 1s ease-in-out infinite;
}

フェードイン・フェードアウトアニメーション

@keyframes fade {
  0% { opacity: 0; }
  100% { opacity: 1; }
}

.element {
  animation: fade 2s linear forwards;
}

カラーチェンジアニメーション

@keyframes color-change {
  0% { color: red; }
  50% { color: blue; }
  100% { color: green; }
}

.element {
  animation: color-change 3s infinite;
}

複数のアニメーションを組み合わせたアニメーション

@keyframes rotate-and-scale {
  0% { transform: rotate(0deg) scale(0); }
  50% { transform: rotate(180deg) scale(1.2); }
  100% { transform: rotate(360deg) scale(1); }
}

.element {
  animation: rotate-and-scale 2s cubic-bezier(0.42, 0, 0.58, 1) infinite;
}

テキストアニメーション

@keyframes text-animation {
  0% { opacity: 0; transform: translateY(-100%); }
  50% { opacity: 1; transform: translateY(0); }
  100% { opacity: 0; transform: translateY(100%); }
}

.element {
  animation: text-animation 2s ease-in-out infinite;
}

複雑なアニメーション

@keyframes complex-animation {
  0% { transform: rotate(0deg) scale(0); opacity: 0; }
  25% { transform: rotate(90deg) scale(1); opacity: 1; }
  50% { transform: rotate(180deg) scale(1.2); opacity: 0.8; }
  75% { transform: rotate(270deg) scale(1); opacity: 1; }
  100% { transform: rotate(360deg) scale(0); opacity: 0; }
}

.element {
  animation: complex-animation 4s cubic-bezier(0.42, 0, 0.58, 1) infinite;
}

アニメーションの遅延と速度

@keyframes delayed-animation {
  0% { transform: scale(0); }
  50% { transform: scale(1.2); }
  100% { transform: scale(1); }
}

.element {
  animation: delayed-animation 2s cubic-bezier(0.42, 0, 0.58, 1) 1s infinite;
  /* animation-delay: 1s;  アニメーションの開始を1秒遅らせる */
  /* animation-duration: 2s;  アニメーションの時間を2秒に設定 */
  /* animation-timing-function: cubic-bezier(0.42, 0, 0.58, 1);  アニメーションのタイミング関数を設定 */
}

上記は、アニメーションの遅延と速度を設定する例です。

アニメーションの繰り返し

@keyframes repeated-animation {
  0% { transform: rotate(0deg); }
  100% { transform: rotate(360deg); }
}

.element {
  animation: repeated-animation 2s linear 3;
  /* animation-iteration-count: 3;  アニメーションを3回繰り返す */
}

上記は、アニメーションの



CSS アニメーションのその他の方法

transition プロパティは、要素の状態変化に伴うアニメーションを作成するために使用されます。例えば、要素のホバー時に背景色を変えるアニメーションなどを作成できます。

.element {
  background-color: red;
  transition: background-color 2s ease-in-out;
}

.element:hover {
  background-color: blue;
}

animation プロパティは、@keyframes で定義したアニメーションを要素に適用するために使用されます。

@keyframes rotate {
  0% { transform: rotate(0deg); }
  100% { transform: rotate(360deg); }
}

.element {
  animation: rotate 2s linear infinite;
}

JavaScript を使用して、動的にアニメーションを作成することもできます。

const element = document.querySelector('.element');

element.style.transform = 'rotate(0deg)';

setInterval(() => {
  const angle = element.style.transform.match(/rotate\((.+?)deg\)/)[1];
  element.style.transform = `rotate(${angle + 1}deg)`;
}, 10);

CSS アニメーションライブラリ

GreenSock Animation Platform (GSAP) や Animate.css などの CSS アニメーションライブラリを使用すると、より複雑なアニメーションを簡単に作成できます。

それぞれの方法のメリットとデメリット

方法メリットデメリット
transition プロパティ簡単シンプルなアニメーションしか作成できない
animation プロパティ複雑なアニメーションを作成できる@keyframes の定義が必要
JavaScript自由度が高い複雑なコードを書く必要がある
CSS アニメーションライブラリ簡単に複雑なアニメーションを作成できるライブラリの学習が必要



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