Django forms.DateTimeField をマスターして、より高度なフォームを作成しよう

2024-04-02

django.forms.DateTimeField.input_formats は、Django フォームでユーザーが入力した日付時刻文字列を datetime.datetime オブジェクトに変換するために使用されるフォーマットのリストです。デフォルトでは、以下のフォーマットが設定されています。

['%Y-%m-%d %H:%M:%S',
 '%Y-%m-%d %H:%M',
 '%Y-%m-%d',
 '%m/%d/%Y %H:%M:%S',
 '%m/%d/%Y %H:%M',
 '%m/%d/%Y',
 '%m/%d/%y %H:%M:%S',
 '%m/%d/%y %H:%M',
 '%m/%d/%y']

設定方法

input_formats は、DateTimeField フィールドの引数として設定できます。例えば、以下のコードは、ユーザーが入力した日付時刻文字列を YYYY-MM-DD HH:MM 形式に変換します。

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(input_formats=['%Y-%m-%d %H:%M'])

利用例

input_formats は、ユーザーインターフェースでどのように日付時刻フィールドを表示するかを制御するために使用できます。例えば、以下のコードは、MyFormdate_time フィールドを HTML の <input type="datetime-local"> 要素としてレンダリングします。

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(input_formats=['%Y-%m-%d %H:%M'])

def my_view(request):
    form = MyForm()
    return render(request, 'my_template.html', {'form': form})

注意点

  • input_formats で指定したフォーマットは、ユーザーが入力した日付時刻文字列を厳密に検証するわけではないことに注意してください。例えば、%Y-%m-%d というフォーマットを指定した場合、ユーザーが "2023-02-31" という文字列を入力しても、エラーにはなりません。


Django forms.DateTimeField サンプルコード

フォームで日付時刻フィールドを使用する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField()

フォームで日付時刻フィールドのフォーマットを指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(input_formats=['%Y-%m-%d %H:%M'])

上記コードは、ユーザーが入力した日付時刻文字列を %Y-%m-%d %H:%M 形式に変換します。

フォームで日付時刻フィールドのラベルを指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(label="日付時刻")

上記コードは、date_time フィールドのラベルを "日付時刻" に設定します。

フォームで日付時刻フィールドのヘルプテキストを指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(help_text="YYYY-MM-DD HH:MM形式で入力してください")

上記コードは、date_time フィールドのヘルプテキストを "YYYY-MM-DD HH:MM形式で入力してください" に設定します。

フォームで日付時刻フィールドの初期値を指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(initial=datetime.datetime.now())

上記コードは、date_time フィールドの初期値を現在の時刻に設定します。

フォームで日付時刻フィールドを必須にする

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(required=True)

上記コードは、date_time フィールドを必須にします。

フォームで日付時刻フィールドの範囲を指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(min_value=datetime.datetime(2023, 1, 1), max_value=datetime.datetime(2023, 12, 31))

上記コードは、date_time フィールドの入力値が 2023年1月1日から 2023年12月31日までの範囲であることを必須にします。

フォームで日付時刻フィールドのウィジェットを指定する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(widget=forms.DateTimeInput(attrs={'class': 'my-class'}))

上記コードは、date_time フィールドのウィジェットを forms.DateTimeInput に設定し、そのウィジェットの class 属性を my-class に設定します。

フォームで日付時刻フィールドのバリデーションを追加する

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(validators=[
        forms.RegexValidator(r'^[0-9]{4}-[0-9]{1,2}-[0-9]{1,2} [0-9]{1,2}:[0-9]{1,2}$'),
    ])

上記コードは、`date_



Django forms.DateTimeField を使用するその他の方法

フォームクラスで clean_ メソッドを使用すると、ユーザーが入力した日付時刻文字列を独自の方法で処理できます。例えば、以下のコードは、ユーザーが入力した日付時刻文字列が未来の日付であることを確認します。

from django import forms

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField()

    def clean_date_time(self, value):
        if value > datetime.datetime.now():
            raise forms.ValidationError("日付時刻は未来の日付を選択できません")
        return value

フォームウィジェットで render メソッドをオーバーライドすると、フォームフィールドの HTML 出力を独自の方法でカスタマイズできます。例えば、以下のコードは、date_time フィールドを datetime-local 型の <input> 要素としてレンダリングします。

from django import forms

class MyDateTimeInput(forms.DateTimeInput):
    def render(self, name, value, attrs=None):
        attrs = {'type': 'datetime-local'}
        return super().render(name, value, attrs)

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(widget=MyDateTimeInput())

カスタムバリデーションロジックを使用する

django.forms.ValidationError 例外を発生させることで、独自のカスタムバリデーションロジックを実装できます。例えば、以下のコードは、ユーザーが入力した日付時刻文字列が特定のフォーマットに一致することを確認します。

from django import forms

def validate_date_time(value):
    if not re.match(r'^[0-9]{4}-[0-9]{1,2}-[0-9]{1,2} [0-9]{1,2}:[0-9]{1,2}$', value):
        raise forms.ValidationError("日付時刻は YYYY-MM-DD HH:MM 形式で入力してください")

class MyForm(forms.Form):
    date_time = forms.DateTimeField(validators=[validate_date_time])

JavaScript ライブラリを使用する

jQueryMoment.js などの JavaScript ライブラリを使用して、フォームフィールドの動作をさらにカスタマイズできます。例えば、以下のコードは、date_time フィールドをカレンダー付きの入力フィールドとしてレンダリングします。

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/moment.js/2.29.4/moment.min.js"></script>

<script>
$(document).ready(function() {
    $('#date_time').datetimepicker();
});
</script>

<input type="text" id="date_time" name="date_time">

上記コードは、datetimepicker という JavaScript ライブラリを使用しています。このライブラリは、カレンダー付きの入力フィールドを簡単に作成することができます。

django.forms.DateTimeField は、Django フォームで日付時刻フィールドを作成するための強力なツールです。デフォルトの機能に加えて、さまざまな方法でカスタマイズすることができます。




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