postgres.aggregates.RegrAvgX 関数の使い方

2024-04-18

Django の django.contrib.postgres における postgres.aggregates.RegrAvgX 関数

postgres.aggregates.RegrAvgX 関数は、回帰分析に基づいて平均値と標準偏差を計算する集計関数です。これは、django.contrib.postgres モジュールの一部であり、PostgreSQL データベースとのみ使用できます。

機能

この関数は、2つの列のデータに基づいて以下の値を計算します。

  • 平均値: 2つの列間の線形関係の傾き
  • 標準偏差: 2つの列間のデータ点の散布度

使用例

以下の例は、RegrAvgX 関数を使用して、身長と体重のデータに基づいて平均身長と標準偏差を計算する方法を示します。

from django.db.models import F, Func

class Person(models.Model):
    height = models.FloatField()
    weight = models.FloatField()

average_height = Person.objects.annotate(
    average_height=Func('height', F('weight'), function='regr_avgx')
).aggregate(average_height=Avg('average_height'))

standard_deviation = Person.objects.annotate(
    standard_deviation=Func('height', F('weight'), function='regr_avgx_stddev')
).aggregate(standard_deviation=Avg('standard_deviation'))

print(f"平均身長: {average_height['average_height']}")
print(f"標準偏差: {standard_deviation['standard_deviation']}")

利点

  • 回帰分析に基づいて、より正確な平均値と標準偏差を計算できます。
  • 外れ値の影響を受けにくい。

注意点

  • PostgreSQL データベースとのみ使用できます。
  • データ量が少ない場合、正確な結果が得られない可能性があります。

プログラミングに関する質問

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