JavaScript API、ユーザー設定、サードパーティライブラリ、ゲームエンジン... あなたに合った方法でゲームパッドへのアクセスを制御しよう!

2024-04-02

HTTP ヘッダーの Feature-Policy: gamepad 解説

Feature-Policy: gamepad は、ゲームパッドへのアクセスを制御します。このヘッダーを設定することで、Web サイトがユーザーのゲームパッドを使用する前に許可を得ることができます。

ヘッダーの構文

Feature-Policy: gamepad <許可 | 拒否>

<許可 | 拒否> は、以下のいずれかになります。

  • allow - ゲームパッドへのアクセスを許可します。
  • deny - ゲームパッドへのアクセスを拒否します。

Feature-Policy: gamepad allow

このヘッダーは、Web サイトがユーザーのゲームパッドにアクセスすることを許可します。

Feature-Policy: gamepad deny

このヘッダーは、Web サイトがユーザーのゲームパッドにアクセスすることを拒否します。

ヘッダーの動作

Feature-Policy: gamepad ヘッダーは、以下の動作をします。

  • Web サイトがゲームパッドを使用しようとすると、ブラウザはこのヘッダーをチェックします。
  • ヘッダーが allow に設定されている場合、ブラウザは Web サイトがゲームパッドを使用することを許可します。

使用例

Feature-Policy: gamepad ヘッダーは、以下の場合に使用できます。

  • ユーザーのプライバシーを保護する
  • ユーザーのゲームパッド入力を悪意のある目的で使用されるのを防ぐ
  • ゲームパッドの入力を必要とする Web サイトの動作を制御する

注意事項

  • Feature-Policy: gamepad ヘッダーは、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。
  • このヘッダーは、ユーザーのゲームパッドへのアクセスを完全に制御するものではありません。ユーザーは、ブラウザの設定を変更することで、このヘッダーを無効にすることができます。

Feature-Policy: gamepad ヘッダーは、Web サイトがユーザーのゲームパッドを使用する前に許可を得るための方法です。このヘッダーを使用することで、ユーザーのプライバシー保護やセキュリティ強化に役立ちます。



Feature-Policy: gamepad サンプルコード

許可例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Gamepad Example</title>
  <meta http-equiv="Feature-Policy" content="gamepad allow">
</head>
<body>
  <script>
    // ゲームパッドへのアクセス
    const gamepad = navigator.getGamepads()[0];

    // ゲームパッドのボタン押下処理
    gamepad.buttons.forEach((button) => {
      if (button.pressed) {
        console.log(`Button ${button.index} is pressed`);
      }
    });
  </script>
</body>
</html>

拒否例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Gamepad Example</title>
  <meta http-equiv="Feature-Policy" content="gamepad deny">
</head>
<body>
  <script>
    // ゲームパッドへのアクセスは拒否される
    const gamepad = navigator.getGamepads()[0];

    // ゲームパッドのボタン押下処理は実行されない
    gamepad.buttons.forEach((button) => {
      if (button.pressed) {
        console.log(`Button ${button.index} is pressed`);
      }
    });
  </script>
</body>
</html>

複数機能の許可例

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Gamepad Example</title>
  <meta http-equiv="Feature-Policy" content="gamepad allow; accelerometer allow">
</head>
<body>
  <script>
    // ゲームパッドと加速度計へのアクセス
    const gamepad = navigator.getGamepads()[0];
    const accelerometer = navigator.accelerometer;

    // ゲームパッドのボタン押下処理
    gamepad.buttons.forEach((button) => {
      if (button.pressed) {
        console.log(`Button ${button.index} is pressed`);
      }
    });

    // 加速度計の値取得処理
    accelerometer.addEventListener('reading', () => {
      console.log(`x: ${accelerometer.x}, y: ${accelerometer.y}, z: ${accelerometer.z}`);
    });
  </script>
</body>
</html>

注意事項

  • サンプルコードは、ブラウザのバージョンや設定によって動作が異なる場合があります。
  • サンプルコードを本番環境で使用


Feature-Policy: gamepad 以外の方法

JavaScript API

navigator.getGamepads() APIを使用して、ゲームパッドへのアクセスを制御できます。

// ゲームパッドへのアクセス
const gamepad = navigator.getGamepads()[0];

// ゲームパッドの接続状態をチェック
if (gamepad) {
  // ゲームパッドが接続されている
} else {
  // ゲームパッドが接続されていない
}

ユーザー設定

ブラウザの設定を使用して、ゲームパッドへのアクセスを制御できます。

Chrome の場合

  1. Chrome を開き、設定を開きます。
  2. プライバシーとセキュリティ > サイト設定 > 追加の権限 > ゲームパッドを選択します。
  3. 許可するサイトまたは拒否するサイトを選択します。

Firefox の場合

  1. Firefox を開き、設定を開きます。
  2. プライバシーとセキュリティ > 権限 > ゲームパッドを選択します。

サードパーティライブラリ

gamepad.js などのサードパーティライブラリを使用して、ゲームパッドへのアクセスを制御できます。

gamepad.js

  • ゲームパッドの接続状態、ボタン押下、軸の動きなどを取得するための API を提供
  • シンプルで使いやすい

ゲームエンジン

Unity や Unreal Engine などのゲームエンジンを使用している場合は、ゲームエンジンが提供する APIを使用してゲームパッドへのアクセスを制御できます。

Unity

  • Input.GetJoystickNames() APIを使用して、接続されているゲームパッドの名前を取得
  • Input.GetAxis() APIを使用して、ゲームパッドの軸の動きを取得

Unreal Engine

  • GetGamepadInput() APIを使用して、ゲームパッドのボタン押下、軸の動きなどを取得
  • GetNumGamepads() APIを使用して、接続されているゲームパッドの数



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