NumPy C-API: npy_bool PyArray_EquivTypenums() 関数で型番号の等価判定

2024-04-12

NumPy C-API: npy_bool PyArray_EquivTypenums() の詳細解説

npy_bool PyArray_EquivTypenums() は、NumPy C-API において、2つの NumPy 型が型番号の面で等価かどうかを判定する関数です。型番号とは、NumPy 型を数値で表したものです。

関数引数

  • t1: 1つ目の NumPy 型の型番号

戻り値

  • 型が等価であれば NPY_TRUE、そうでなければ NPY_FALSE

詳細解説

PyArray_EquivTypenums() は、以下の条件を満たす場合に NPY_TRUE を返します。

  • 2つの型が同じ基底型を持つ (例: NPY_FLOAT64NPY_CFLOAT64 は基底型 NPY_FLOAT を共有)
  • 2つの型のヌル値処理フラグが一致する (例: どちらも NPY_NO_NULL または どちらも NPY_ALLOW_NULL)
  • 2つの型の符号フラグが一致する (例: どちらも NPY_SIGNED または どちらも NPY_UNSIGNED)

#include <numpy/ndarray.h>

int main() {
  npy_bool result;

  // 同じ基底型、ヌル値処理フラグ、符号フラグを持つ型
  result = PyArray_EquivTypenums(NPY_FLOAT64, NPY_CFLOAT64);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型番号が等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型番号が等価ではありません\n");
  }

  // 異なる基底型を持つ型
  result = PyArray_EquivTypenums(NPY_FLOAT64, NPY_INT64);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型番号が等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型番号が等価ではありません\n");
  }

  return 0;
}

注意事項

  • PyArray_EquivTypenums() は型番号のみを比較します。型名の比較には PyArray_EquivTypeName() 関数を使用してください。
  • 型の互換性については、PyArray_CanCastSafely() 関数を参照してください。
  • Morrow County, Oregon, United States における現在時刻は、2024年4月12日金曜日午前1時55分 (PDT) です。


いろいろなサンプルコード

以下に、様々なサンプルコードを見つけることができるリソースをいくつか紹介します。

  • 特定のライブラリやフレームワークの公式ドキュメントには、サンプルコードが含まれていることがよくあります。
  • 技術ブログや記事には、サンプルコードを伴って紹介されているものがあります。
  • 書籍やチュートリアルにも、サンプルコードが含まれていることが多いです。

サンプルコードを活用する際の注意点

サンプルコードを単にコピペするのではなく、以下の点に注意して理解を深めることが重要です。

  • コードが何をしているのかを理解する
  • コードの各部分の役割を理解する
  • コードを自分のニーズに合わせて変更する方法を理解する
  • コードが潜在的なバグやセキュリティ上の問題を含んでいないことを確認する

サンプルコードは、プログラミング学習や開発に役立つ貴重なリソースです。様々なリソースを活用し、サンプルコードを理解することで、スキルを向上させることができます。



PyArray_EquivTypeName() 関数は、2つの NumPy 型の名前が等価かどうかを判定します。型番号の比較ではなく、型名の比較を行う点が PyArray_EquivTypenums() 関数との違いです。

#include <numpy/ndarray.h>

int main() {
  npy_bool result;

  // 同じ型名を持つ型
  result = PyArray_EquivTypeName(NPY_FLOAT64, NPY_CFLOAT64);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型名が等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型名が等価ではありません\n");
  }

  // 異なる型名を持つ型
  result = PyArray_EquivTypeName(NPY_FLOAT64, NPY_INT64);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型名が等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型名が等価ではありません\n");
  }

  return 0;
}

型オブジェクトの比較

2つの NumPy 型の型オブジェクトを直接比較することもできます。型オブジェクトは、PyArray_Descr 構造体で表されます。

#include <numpy/ndarray.h>

int main() {
  PyArray_Descr *descr1, *descr2;
  npy_bool result;

  // 同じ型オブジェクトを持つ型
  descr1 = PyArray_DescrFromType(NPY_FLOAT64);
  descr2 = PyArray_DescrFromType(NPY_CFLOAT64);
  result = PyArray_EquivDescr(descr1, descr2);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型オブジェクトが等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_CFLOAT64 は型オブジェクトが等価ではありません\n");
  }

  // 異なる型オブジェクトを持つ型
  descr1 = PyArray_DescrFromType(NPY_FLOAT64);
  descr2 = PyArray_DescrFromType(NPY_INT64);
  result = PyArray_EquivDescr(descr1, descr2);
  if (result) {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型オブジェクトが等価です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 と NPY_INT64 は型オブジェクトが等価ではありません\n");
  }

  PyArray_Descr_DecRef(descr1);
  PyArray_Descr_DecRef(descr2);

  return 0;
}

PyArray_ObjectType() 関数は、NumPy 型がオブジェクト型かどうかを判定します。オブジェクト型とは、カスタムデータ構造を格納できる型です。

#include <numpy/ndarray.h>

int main() {
  PyArray_Descr *descr;
  npy_bool is_object;

  // オブジェクト型
  descr = PyArray_DescrFromType(NPY_OBJECT);
  is_object = PyArray_ObjectType(descr);
  if (is_object) {
    printf("NPY_OBJECT はオブジェクト型です\n");
  } else {
    printf("NPY_OBJECT はオブジェクト型ではありません\n");
  }

  // 非オブジェクト型
  descr = PyArray_DescrFromType(NPY_FLOAT64);
  is_object = PyArray_ObjectType(descr);
  if (is_object) {
    printf("NPY_FLOAT64 はオブジェクト型です\n");
  } else {
    printf("NPY_FLOAT64 はオブジェクト型ではありません\n");
  }

  PyArray_Descr_DecRef(descr);

  return 0;
}

型の互換性チェック

PyArray_CanCastSafely() 関数は、




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