timestamp データ型から日付・時刻の取得
PostgreSQL データ型: timestamp
PostgreSQLのtimestamp
データ型は、タイムスタンプを表すために使用されます。タイムスタンプは、日付と時刻を組み合わせた値で、時間の経過を追跡するために使用されます。
データ型
timestamp
データ型は、以下の形式で表されます。
timestamp[(p)]
p
はオプションの精度で、0から6までの範囲で指定できます。デフォルトは0です。- 精度を指定すると、小数点以下の桁数まで表示されます。
入力
timestamp
データ型には、以下の形式で値を入力できます。
YYYY-MM-DD HH:MM:SS[.fffffffff]
YYYY
は年MM
は月DD
は日HH
は時MM
は分SS
は秒.fffffffff
は小数点以下の桁数
出力
timestamp
データ型は、デフォルトでISO 8601形式で出力されます。
YYYY-MM-DD HH:MM:SS[.fffffffff]
出力形式は、以下の設定で変更できます。
datestyle
timeformat
例
-- 現在の日時を取得
SELECT CURRENT_TIMESTAMP;
-- タイムスタンプを作成
INSERT INTO table (timestamp_column) VALUES ('2024-03-08 03:25:00');
-- タイムスタンプを比較
SELECT * FROM table WHERE timestamp_column > '2024-03-08 00:00:00';
-- タイムスタンプに加算
SELECT timestamp_column + INTERVAL '1 hour' FROM table;
PostgreSQL timestamp サンプルコード
現在の日時を取得
SELECT CURRENT_TIMESTAMP;
タイムスタンプを作成
INSERT INTO table (timestamp_column) VALUES ('2024-03-08 03:25:00');
タイムスタンプを比較
SELECT * FROM table WHERE timestamp_column > '2024-03-08 00:00:00';
タイムスタンプに加算
SELECT timestamp_column + INTERVAL '1 hour' FROM table;
タイムスタンプを減算
SELECT timestamp_column - INTERVAL '1 day' FROM table;
タイムスタンプから日付部分のみを取得
SELECT DATE(timestamp_column) FROM table;
タイムスタンプから時刻部分のみを取得
SELECT TIME(timestamp_column) FROM table;
タイムスタンプを文字列に変換
SELECT TO_CHAR(timestamp_column, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') FROM table;
文字列をタイムスタンプに変換
SELECT TO_TIMESTAMP('2024-03-08 03:25:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') FROM table;
タイムスタンプの差分を取得
SELECT timestamp_column2 - timestamp_column1 FROM table;
タイムスタンプの差分を日数に変換
SELECT EXTRACT(DAY FROM timestamp_column2 - timestamp_column1) FROM table;
タイムスタンプの差分を時間に変換
SELECT EXTRACT(HOUR FROM timestamp_column2 - timestamp_column1) FROM table;
タイムスタンプの差分を分に変換
SELECT EXTRACT(MINUTE FROM timestamp_column2 - timestamp_column1) FROM table;
タイムスタンプの差分を秒に変換
SELECT EXTRACT(SECOND FROM timestamp_column2 - timestamp_column1) FROM table;
PostgreSQL timestamp のその他の方法
timestamptz データ型
- 現在の日時を取得
SELECT CURRENT_TIMESTAMPATZ;
- タイムスタンプを作成
INSERT INTO table (timestamptz_column) VALUES ('2024-03-08 03:25:00+09:00');
- タイムスタンプを比較
SELECT * FROM table WHERE timestamptz_column > '2024-03-08 00:00:00+09:00';
- タイムスタンプに加算
SELECT timestamptz_column + INTERVAL '1 hour' FROM table;
- タイムスタンプを減算
SELECT timestamptz_column - INTERVAL '1 day' FROM table;
- タイムスタンプから日付部分のみを取得
SELECT DATE(timestamptz_column) FROM table;
- タイムスタンプから時刻部分のみを取得
SELECT TIME(timestamptz_column) FROM table;
- タイムスタンプを文字列に変換
SELECT TO_CHAR(timestamptz_column, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS+09:00') FROM table;
- 文字列をタイムスタンプに変換
SELECT TO_TIMESTAMP('2024-03-08 03:25:00+09:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS+09:00') FROM table;
- タイムスタンプの差分を取得
SELECT timestamptz_column2 - timestamptz_column1 FROM table;
- タイムスタンプの差分を日数に変換
SELECT EXTRACT(DAY FROM timestamptz_column2 - timestamptz_column1) FROM table;
- タイムスタンプの差分を時間に変換
SELECT EXTRACT(HOUR FROM timestamptz_column2 - timestamptz_column1) FROM table;
- タイムスタンプの差分を分に変換
SELECT EXTRACT(MINUTE FROM timestamptz_column2 - timestamptz_column1) FROM table;
- タイムスタンプの差分を秒に変換
SELECT EXTRACT(SECOND FROM timestamptz_column2 - timestamptz_column1) FROM table;
EXTRACT
関数は、タイムスタンプから日付、時刻、曜日などの情報を取り出すために使用できます。
SELECT EXTRACT(YEAR FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(MONTH FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(DAY FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(HOUR FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(MINUTE FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(SECOND FROM timestamp_column) FROM table;
SELECT EXTRACT(DOW FROM timestamp_column) FROM table; -- 曜日
TO_CHAR
関数は、タイムスタンプを文字列に変換するために使用できます。
SELECT TO_CHAR(timestamp_column, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') FROM table;
SELECT TO_CHAR(timestamp_column, 'YYYY年MM月DD日 HH時MM分SS秒') FROM table;
TO_TIMESTAMP
関数は、文字列をタイムスタンプに変換するために使用できます。
SELECT TO_TIMESTAMP('2024-03-08 03:25:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') FROM table;
SELECT TO_TIMESTAMP('2024年MM月DD日 HH時MM分SS秒', 'YYYY年MM月DD日 HH時MM分SS秒') FROM table;
PostgreSQL での tsquery 以外の全文検索方法
tsquery の基本tsquery 型は、クエリツリー 構造としてテキスト検索条件を表現します。クエリツリーは、ノード と呼ばれる個々の要素で構成されます。各ノードは、特定の検索条件を表します。tsquery の構成要素語彙素: 単語やフレーズなどの検索対象となる文字列
PostgreSQLにおける全文検索のその他の方法
このデータ型は、テキストデータのインデックス作成と検索に使用されます。具体的には、以下の機能を提供します。テキストデータの分割とトークン化トークンのインデックス作成クエリとの照合検索結果のランキングtsm_handlerは、PostgreSQLの標準機能であるため、追加のインストールや設定は不要です。
PostgreSQL データ型における "internal" 型の具体的な使用例
internal 型は、PostgreSQL 内部で使用されるデータ型です。 ユーザーが直接データ型として使用することはできませんが、関数や演算子の引数や戻り値のデータ型として宣言することができます。 具体的には、以下の用途に使用されます。
PostgreSQL smallint データ型を使用したパフォーマンスのヒント
比較的小さな範囲の整数を扱う場合ディスク容量を節約したい場合商品IDユーザーID年齢点数負の数値を格納する場合、符号ビットを含めて16ビット分の表現範囲となるため、-32, 768から32, 767までの範囲を超える値を格納することはできません。
regconfig型以外にもある?PostgreSQLで正規表現パターンを格納するその他の方法
regconfigは、oid型のエイリアスです。oid型は、PostgreSQLデータベース内の全てのオブジェクトを一意に識別するための整数型です。regconfig型は、このoid型を使用して、正規表現パターンを格納します。つまり、regconfig型は、以下の2つの要素で構成されます。
PostgreSQL クエリにおけるテーブル式: GROUP BY と HAVING 句
GROUP BY 句は、1つ以上の列に基づいて行をグループ化します。 グループ化された行に対して、集計関数を使用して統計情報などを計算することができます。例:このクエリは、customers テーブルの country 列に基づいて行をグループ化し、各国の総人口 (COUNT(*)) を計算します。
PostgreSQL 配列: データ型を拡張して、複雑なデータを操る
配列は、同じデータ型の値を複数まとめて扱う魔法の容器です。まるで宝石箱のように、様々なデータを整然と収納することができます。整数文字列日付JSON複合型他の配列あらゆるデータ型を配列に収めることができます。配列を使うことで、以下のような魔法の力を得ることができます。
PostgreSQL bigint型:巨大な整数データを扱うための強力な型
非常に大きな数値を扱う必要がある場合に最適です。科学計算、金融、統計分析など、様々な分野で利用されています。integer型では表現できない範囲のデータを扱う場合、データ型エラーを防ぐことができます。以下は、bigint型の使用例です。科学計算
空間データの処理を効率化!PostgreSQLボックスデータ型とサンプルコード集
このガイドでは、ボックスデータ型の定義、特性、操作方法について詳しく解説します。ボックスデータ型は、以下の要素で構成される2次元矩形領域を表します。左下隅のX座標右上隅のX座標これらの値は、通常、double precision 型の数値で指定されます。
PostgreSQLにおけるmacaddr8データ型とは?
PostgreSQLのmacaddr8データ型は、EUI-64形式のMACアドレスを格納するために使用されます。従来のmacaddrデータ型と異なり、こちらは8バイトのサイズを持ち、より新しいMACアドレス形式に対応することができます。特徴