初心者でも安心! @font-face.font-style でウェブフォントをスタイリッシュに表示する方法
CSS @font-face.font-style 詳細解説
@font-face
ルールは、Web ページにウェブフォントを埋め込むための重要な機能です。その中で、font-style
プロパティは、フォントのスタイルを指定します。
プロパティ値
font-style
プロパティには以下の値が指定できます。
- normal: 通常のスタイル。
- italic: イタリック体。
- oblique: 斜体。
補足
italic
とoblique
は似ていますが、微妙な違いがあります。italic
は真のイタリック体で、文字の形が変化します。一方、oblique
は文字を傾けただけの斜体です。font-style
プロパティは、font-family
プロパティと組み合わせて使用します。- ウェブフォントによっては、すべてのスタイルが利用できない場合があります。
使用例
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff2") format("woff2");
font-style: normal;
}
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff") format("woff");
font-style: italic;
}
h1 {
font-family: "MyFont";
}
h2 {
font-family: "MyFont";
font-style: italic;
}
この例では、MyFont
という名前のウェブフォントを2種類定義しています。1つは通常のスタイル、もう1つはイタリック体です。h1
タグは通常のスタイルで、h2
タグはイタリック体で表示されます。
@font-face
ルールには、font-style
プロパティ以外にも様々なプロパティがあります。詳細は上記の参考資料を参照してください。
注意
ウェブフォントを使用するには、ライセンス条項を確認する必要があります。
さまざまなスタイルのサンプルコード
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff2") format("woff2");
}
h1 {
font-family: "MyFont";
}
このコードは、MyFont
という名前のウェブフォントを通常のスタイルで適用します。
イタリック体のサンプルコード
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff2") format("woff2");
font-style: italic;
}
h2 {
font-family: "MyFont";
font-style: italic;
}
このコードは、MyFont
という名前のウェブフォントをイタリック体で適用します。
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont-bold.woff2") format("woff2");
font-weight: bold;
}
h3 {
font-family: "MyFont";
font-weight: bold;
}
このコードは、MyFont
という名前のウェブフォントを太字で適用します。
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff2") format("woff2");
font-style: oblique;
}
h4 {
font-family: "MyFont";
font-style: oblique;
}
このコードは、MyFont
という名前のウェブフォントを斜体で適用します。
小文字大文字のサンプルコード
@font-face {
font-family: "MyFont";
src: url("myfont.woff2") format("woff2");
font-variant: small-caps;
}
h5 {
font-family: "MyFont";
font-variant: small-caps;
}
このコードは、MyFont
という名前のウェブフォントを小文字大文字で適用します。
上記以外にも、@font-face
ルールを使ってさまざまなスタイルを適用することができます。詳細は以下の参考資料を参照してください。
注意
ウェブフォントを使用するには、ライセンス条項を確認する必要があります。
@font-face.font-style の代替方法
システムフォントを使用する
font-family
プロパティでシステムフォントを指定することで、ウェブフォントを使用せずにスタイルを適用できます。
h1 {
font-family: "Times New Roman", serif;
}
このコードは、h1
タグに Times New Roman
フォントを適用します。ただし、ユーザーの環境によっては、このフォントがインストールされていない場合があります。
ウェブフォントサービスを使用する
Google Fonts
や Adobe Fonts
などのウェブフォントサービスは、さまざまなフォントを無料で提供しています。これらのサービスを使用すると、@font-face
ルールを記述することなく、簡単にウェブフォントを適用できます。
画像を使用する
どうしても特定のスタイルが必要な場合は、画像を使用してフォントを表現することができます。ただし、画像ファイルは重くなるため、この方法はパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
CSS Font Loading API
は、ウェブフォントの読み込みを管理するための新しいAPIです。このAPIを使用すると、フォントの読み込み状況を監視し、フォントが読み込まれるまでフォールバックフォントを表示することができます。
各方法の比較
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
@font-face.font-style | 多くのスタイルを適用できる | ウェブフォントファイルが必要 |
システムフォント | ウェブフォントファイルが不要 | ユーザーの環境によってはフォントが異なる |
ウェブフォントサービス | 簡単 | すべてのフォントが利用できるとは限らない |
画像 | 特定のスタイルを表現できる | ファイルサイズが大きくなる |
CSS Font Loading API | フォントの読み込みを管理できる | 新しいAPIなのでブラウザの対応状況が限られる |
@font-face.font-style
プロパティは、ウェブフォントのスタイルを指定する最も強力な方法です。ただし、状況によっては他の方法の方が適している場合があります。
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