Django forms.ChoiceField でドロップダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスを作成する方法

2024-04-02

Django forms.ChoiceField は、フォームで選択肢を提供するフィールドです。ドロップダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなど、さまざまな形式で表示できます。

使い方

  1. forms.py ファイルで、ChoiceField を使用したフォームクラスを定義します。

    from django.forms import forms
    
    class MyForm(forms.Form):
        # 選択肢のリスト
        choices = (
            ('1', '選択肢1'),
            ('2', '選択肢2'),
            ('3', '選択肢3'),
        )
    
        # ChoiceField フィールド
        my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル')
    
  2. テンプレート ファイルで、フォームフィールドをレンダリングします。

    {% load crispy_forms_tags %}
    
    <form action="{% url 'my_view' %}" method="post">
        {% csrf_token %}
    
        {{ form|crispy }}
    
        <button type="submit">送信</button>
    </form>
    

オプション

  • choices: 選択肢のリスト。タプルまたはリストで渡します。
  • label: フィールドのラベル。
  • required: 必須項目かどうか。デフォルトは False です。
  • widget: フィールドの表示形式を指定します。デフォルトは 'select' です。
    • 'select': ドロップダウンメニュー
    • 'radio': ラジオボタン
    • 'checkbox': チェックボックス

  • ドロップダウンメニュー:

    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )
    
    field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル')
    
  • ラジオボタン:

    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )
    
    field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', widget=forms.RadioSelect())
    

補足

  • ChoiceField は、モデルフィールドの choices オプションと同様に使用できます。
  • ChoiceField は、ModelChoiceField とも関連しています。ModelChoiceField は、モデルのフィールドから選択肢を自動的に生成します。


Django forms.ChoiceField サンプルコード

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル')

ラジオボタン

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', widget=forms.RadioSelect())

チェックボックス

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', widget=forms.CheckboxSelectMultiple())

ModelChoiceField

from django.db import models
from django.forms import ModelChoiceField

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255)

class MyForm(forms.Form):
    # ModelChoiceField フィールド
    my_field = ModelChoiceField(queryset=MyModel.objects.all(), label='ラベル')

初期値

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', initial='2')

無効な選択肢

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', disabled_choices=('2',))

ヘルプテキスト

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', help_text='ヘルプテキスト')

CSS クラス

from django.forms import forms

class MyForm(forms.Form):
    # 選択肢のリスト
    choices = (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

    # ChoiceField フィールド
    my_field = forms.ChoiceField(choices=choices, label='ラベル', widget_attrs={'class': 'my-class'})

これらのサンプルコードは、Django forms.ChoiceField のさまざまな使い方を示しています。これらのコードを参考に、ご自身のニーズに合ったフォームを作成してください。

  • forms.ChoiceField には、他にも多くのオプションがあります。詳細は Django ドキュメントを参照してください。


Django forms.ChoiceField のその他の方法

forms.ModelChoiceField を使用して、モデルの ForeignKey フィールドから選択肢を自動的に生成できます。

from django.db import models
from django.forms import ModelChoiceField

class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255)

class OtherModel(models.Model):
    my_model = models.ForeignKey(MyModel, on_delete=models.CASCADE)

class MyForm(forms.Form):
    # ModelChoiceField フィールド
    my_field = ModelChoiceField(queryset=MyModel.objects.all(), label='ラベル')

Enum

Django 3.2 以降では、Enum 型を使用して選択肢を定義できます。

from django.db import models
from django.forms import ChoiceField

class MyEnum(models.Enum):
    CHOICE_1 = '1'
    CHOICE_2 = '2'
    CHOICE_3 = '3'

class MyForm(forms.Form):
    # ChoiceField フィールド
    my_field = ChoiceField(choices=MyEnum.choices, label='ラベル')

カスタム選択肢

上記の方法以外にも、カスタム選択肢を作成できます。

from django.forms import ChoiceField

def get_choices():
    # ここに選択肢を生成する処理
    return (
        ('1', '選択肢1'),
        ('2', '選択肢2'),
        ('3', '選択肢3'),
    )

class MyForm(forms.Form):
    # ChoiceField フィールド
    my_field = ChoiceField(choices=get_choices(), label='ラベル')

JavaScript を使用して、動的に選択肢を生成したり、選択肢の表示形式を変更したりできます。

  • 上記以外にも、さまざまな方法で forms.ChoiceField を使用できます。
  • ご自身のニーズに合った方法を選択してください。



Django フォーム レンダリング API を使わない方がいい場合

テンプレートベースのレンダリング: フォームは、Django テンプレートエンジンを使用して HTML にレンダリングされます。これにより、フォームの外観と動作を完全にカスタマイズできます。ウィジェット: フォームフィールドは、さまざまなウィジェットを使用してレンダリングされます。各ウィジェットは、特定の種類の入力フィールド (テキスト入力、選択リストなど) をレンダリングします。



FeedBurnerで簡単フィード配信!Djangoとの連携方法

Djangoでフィードを作成するには、以下の手順を行います。django. contrib. syndication モジュールをインポートする。フィードの内容となるモデルを定義する。フィードクラスを作成する。フィードのURLパターンを設定する。


Django 汎用表示ビューとその他のAPI開発方法の比較

Djangoの汎用表示ビューは、以下の4つの主要なクラスで構成されています。ListView: モデルのオブジェクト一覧を表示します。DetailView: モデルの個別のオブジェクトを表示します。CreateView: モデルの新しいオブジェクトを作成します。


パフォーマンスを最適化する Django クエリ

フィルターを使うフィルターは、データベースから特定のオブジェクトを取得するために使用されます。ルックアップを使うルックアップは、フィールドの値に基づいてオブジェクトを取得するために使用されます。順序付けorder_by() メソッドを使用して、結果を並べ替えることができます。


Django モデル: チュートリアル、ヒント、ベストプラクティス

このチュートリアルでは、モデルの基本的な概念と、Django でモデルを作成、使用、管理する方法について説明します。モデルを作成するには、models. py ファイルに Python クラスを作成します。クラス名は、モデルを表す単数名詞にするのが一般的です。



Django テンプレートのオーバーライド:基礎から応用まで

Django テンプレートをオーバーライドするには、次の 2 つの方法があります。テンプレートファイルの置き換えテンプレートタグの使用テンプレートファイルの置き換えは、最も簡単な方法です。以下の手順で行います。アプリケーションディレクトリに templates ディレクトリを作成します。


Django settings.THOUSAND_SEPARATOR で千の位区切り文字を設定

settings. THOUSAND_SEPARATOR は、Django テンプレートで数字を表示する際に、千の位を区切るための文字を設定します。デフォルトでは空欄ですが、設定することで、カンマやスペースなどの区切り文字を挿入できます。設定方法


Django admin.ModelAdmin.history_view() でできること

django. contrib. admin. ModelAdmin. history_view() は、Django 管理サイトでモデルの変更履歴を表示するためのビュー関数です。機能このビューは、以下の機能を提供します。モデルの変更履歴の一覧表示


gis.gdal.SpatialReference.wkt 関数のサンプルコード

gis. gdal. SpatialReference. wkt は、Django の django. contrib. gis モジュールで提供される関数で、GDAL ライブラリを使用して空間参照系 (SRS) の Well-Known Text (WKT) 表現を取得します。WKT は、SRS の定義をテキスト形式で記述したもので、座標系や投影法などの情報を表します。


Djangoビュー関数でリクエスト情報を取得する: http.HttpRequest.resolver_match とその他の方法

django. http. HttpRequest. resolver_match は、Django の URL 解決プロセスにおいて、現在処理されているリクエストに対応する URL パターンとビュー関数を格納するオブジェクトです。このオブジェクトは、ビュー関数内でアクセスすることで、リクエストされた URL に関する情報や、対応するビュー関数の情報などを取得することができます。