エラーハンドリングをマスターして、ユーザーに優しい Django アプリケーションを作ろう
Django の django.http における http.HttpResponseBadRequest の解説
Django の django.http
モジュールは、HTTP レスポンスを生成するための機能を提供します。その中でも http.HttpResponseBadRequest
は、クライアントからのリクエストが不正な場合に返す 400 Bad Request エラーを表すクラスです。
使用例
http.HttpResponseBadRequest
は、以下のような状況で使用されます。
- リクエストパラメータが不足している
- リクエストパラメータの形式が不正
- リクエストボディが不正
コード例
from django.http import HttpResponseBadRequest
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを返す
if not param:
return HttpResponseBadRequest('パラメータ "param" がが必要です')
# パラメータの形式が不正な場合は 400 エラーを返す
try:
int(param)
except ValueError:
return HttpResponseBadRequest('パラメータ "param" は整数でなければなりません')
# ...
補足
http.HttpResponseBadRequest
は、400 エラーを返すだけでなく、エラーメッセージをクライアントに送信することもできます。- エラーメッセージは、文字列や HTML コードなど、さまざまな形式で送信できます。
- より詳細なエラー情報を送信したい場合は、
django.utils.http.json_dumps_response
を使用して JSON 形式のレスポンスを生成することもできます。
Django の http.HttpResponseBadRequest サンプルコード
パラメータ不足
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを返す
if not param:
return HttpResponseBadRequest('パラメータ "param" がが必要です')
# ...
パラメータ形式不正
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータの形式が不正な場合は 400 エラーを返す
try:
int(param)
except ValueError:
return HttpResponseBadRequest('パラメータ "param" は整数でなければなりません')
# ...
リクエストボディ不正
def my_view(request):
# リクエストボディを取得
data = request.body
# リクエストボディが JSON 形式でない場合は 400 エラーを返す
try:
json.loads(data)
except JSONDecodeError:
return HttpResponseBadRequest('リクエストボディは JSON 形式でなければなりません')
# ...
エラーメッセージのカスタマイズ
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを返す
if not param:
return HttpResponseBadRequest('パラメータ "param" が必要です。詳細は https://www.weblio.jp/content/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88(https://example.com/docs) を参照してください')
# ...
JSON 形式のエラーレスポンス
from django.utils.http import json_dumps_response
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを返す
if not param:
return json_dumps_response({'error': 'パラメータ "param" が必要です'})
# ...
これらのコードはあくまでも例であり、実際のユースケースに合わせて変更する必要があります。
Django で 400 エラーを返すその他の方法
raise Http400 例外
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを発生させる
if not param:
raise Http400('パラメータ "param" が必要です')
# ...
status_code 属性
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーを返す
if not param:
return HttpResponse(status_code=400)
# ...
render 関数
from django.shortcuts import render
def my_view(request):
# リクエストパラメータを取得
param = request.GET.get('param')
# パラメータが不足している場合は 400 エラーテンプレートをレンダリングする
if not param:
return render(request, '400.html')
# ...
これらの方法はそれぞれ異なる利点と欠点があります。
http.HttpResponseBadRequest
は最もシンプルで使いやすい方法です。raise Http400
例外は、より詳細なエラー情報を提供できます。status_code
属性は、より柔軟な方法でエラーを返すことができます。render
関数は、エラーページをカスタマイズしたい場合に便利です。
- 上記以外にも、サードパーティライブラリを使用して 400 エラーを返す方法もあります。
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