CIText vs CharField:大文字と小文字を区別しないテキストを格納する最適な方法は?
Django の postgres.fields.CIText フィールドについて
django.contrib.postgres.fields.CIText
フィールドは、PostgreSQL データベースで使用されるテキスト型フィールドです。このフィールドは、大文字と小文字を区別しないテキストを格納するために使用されます。
主な機能
- 大文字と小文字を区別しないテキストの格納
- 大文字と小文字を区別しない検索
- ソートで大文字と小文字を区別しない
使用例
CIText
フィールドは、以下の様な場合に使用できます。
- ユーザー名
- メールアドレス
- 都市名
- その他、大文字と小文字を区別せずに比較したいテキスト
コード例
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# データの保存
model = MyModel(name="John Doe")
model.save()
# 大文字と小文字を区別せずに検索
models.MyModel.objects.filter(name__icontains="john doe")
注意点
CIText
フィールドは、PostgreSQL データベースでのみ使用できます。CIText
フィールドは、CharField
フィールドよりも多くのストレージスペースを使用します。
補足
CIText
フィールドは、citext
型の PostgreSQL データベース列に対応します。CIText
フィールドは、CharField
フィールドと同様に、max_length
属性を使用して最大長を指定できます。CIText
フィールドは、db_index
属性を使用して、データベースインデックスを作成できます。
django.contrib.postgres.fields.CIText
フィールドは、PostgreSQL データベースで 大文字と小文字を区別しないテキストを格納するために使用できる便利なフィールドです。
Django postgres.fields.CIText サンプルコード
基本的な使用例
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# データの保存
model = MyModel(name="John Doe")
model.save()
# 大文字と小文字を区別せずに検索
models.MyModel.objects.filter(name__icontains="john doe")
大文字と小文字を区別する検索
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# 大文字と小文字を区別する検索
models.MyModel.objects.filter(name__exact="John Doe")
ソートで大文字と小文字を区別しない
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# ソートで大文字と小文字を区別しない
models.MyModel.objects.order_by('name', '-name')
citext 演算子の使用
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# `citext` 演算子を使用して、大文字と小文字を区別せずに比較
models.MyModel.objects.filter(name__citext="John Doe")
ILIKE 演算子の使用
from django.db import models
from django.contrib.postgres.fields import CIText
class MyModel(models.Model):
name = CITextField()
# `ILIKE` 演算子を使用して、大文字と小文字を区別せずにパターンマッチ
models.MyModel.objects.filter(name__ilike="John%Doe")
その他
max_length
属性を使用して、最大長を指定できます。db_index
属性を使用して、データベースインデックスを作成できます。
上記のサンプルコードは、CIText
フィールドの使用方法を理解するのに役立ちます。
Django で大文字と小文字を区別しないテキストを格納する他の方法
CharField フィールドと lower() 関数
from django.db import models
class MyModel(models.Model):
name = models.CharField(max_length=255)
# データの保存
model = MyModel(name="John Doe")
model.name = model.name.lower()
model.save()
# 大文字と小文字を区別せずに検索
models.MyModel.objects.filter(name__icontains="john doe")
この方法は、すべての文字を小文字に変換してから保存することで、大文字と小文字を区別しない検索を実現します。
カスタムフィールド
from django.db import models
class LowerCharField(models.Field):
def __init__(self, *args, **kwargs):
super().__init__(*args, **kwargs)
def db_type(self, connection):
return 'varchar(%s)' % self.max_length
def get_prep_value(self, value):
return value.lower()
class MyModel(models.Model):
name = LowerCharField(max_length=255)
この方法は、カスタムフィールドを作成して、保存前にすべての文字を小文字に変換することで、大文字と小文字を区別しない検索を実現します。
トリガー
CREATE TRIGGER lower_name
BEFORE INSERT OR UPDATE ON my_model
FOR EACH ROW
BEGIN
NEW.name = lower(NEW.name);
END;
この方法は、データベーストリガーを作成して、挿入または更新時にすべての文字を小文字に変換することで、大文字と小文字を区別しない検索を実現します。
どの方法を使用するかは、プロジェクトの要件と制約によって異なります。
CIText
フィールドは、PostgreSQL データベースを使用している場合は最も簡単な方法です。CharField
フィールドとlower()
関数は、他のデータベースを使用している場合や、パフォーマンスが重要な場合に適しています。- カスタムフィールドは、より柔軟な制御が必要な場合に適しています。
- トリガーは、データベースレベルで変換を強制したい場合に適しています。
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