Djangoで複数サイトを楽々管理!「django.contrib.sites」と「sites.models.Site.domain」の徹底解説
Django の "django.contrib.sites" と "sites.models.Site.domain"
概要
用途
sites.models.Site.domain
は、以下の用途に使用できます。
- サイトのドメイン名を取得する
- 現在のサイトのドメイン名に基づいて、コンテンツをフィルタリングする
- サイトごとに異なる設定を適用する
設定
sites.models.Site
を使用する前に、以下の設定を行う必要があります。
INSTALLED_APPS
にdjango.contrib.sites
を追加するsettings.py
でSITE_ID
を設定する
コード例
from django.contrib.sites.models import Site
# サイトのドメイン名を取得
domain = Site.objects.get_current().domain
# 現在のサイトのドメイン名に基づいて、コンテンツをフィルタリング
articles = Article.objects.filter(site__domain=domain)
# サイトごとに異なる設定を適用
if domain == 'example.com':
DEFAULT_FROM_EMAIL = '[email protected]'
else:
DEFAULT_FROM_EMAIL = '[email protected]'
sites.models.Site
には、domain
以外にも、name
やdisplay_name
などの属性があります。
django.contrib.sites
と sites.models.Site.domain
を使用することで、複数のサイトを一つのプロジェクトで効率的に管理することができます。
補足
SITE_ID
は、デフォルトでは1
に設定されています。- 複数のサイトを作成する場合は、
Site
モデルを直接操作するか、Django の管理画面を使用することができます。 sites.models.Site
は、django.contrib.sitemaps
やdjango.contrib.redirects
などの他の Django アプリケーションで使用されています。
いろいろなサンプルコード
サイトのドメイン名を取得する
from django.contrib.sites.models import Site
# サイトのドメイン名を取得
domain = Site.objects.get_current().domain
print(f"現在のサイトのドメイン名は {domain} です。")
現在のサイトのドメイン名に基づいて、コンテンツをフィルタリングする
from django.contrib.sites.models import Site
from .models import Article
# 現在のサイトのドメイン名を取得
domain = Site.objects.get_current().domain
# 現在のサイトのドメイン名に一致する記事を取得
articles = Article.objects.filter(site__domain=domain)
# 記事を表示
for article in articles:
print(f"記事タイトル: {article.title}")
サイトごとに異なる設定を適用する
from django.contrib.sites.models import Site
# 現在のサイトのドメイン名を取得
domain = Site.objects.get_current().domain
# サイトごとに異なる設定を適用
if domain == 'example.com':
DEFAULT_FROM_EMAIL = '[email protected]'
else:
DEFAULT_FROM_EMAIL = '[email protected]'
print(f"現在のサイトの送信者メールアドレスは {DEFAULT_FROM_EMAIL} です。")
Django で複数のサイトを管理する他の方法
サブドメインを使用して、複数のサイトを一つのプロジェクトで管理することができます。例えば、example.com
というドメイン名のプロジェクトで、blog.example.com
と shop.example.com
というサブドメインを作成することができます。
異なるデータベースを使用して、複数のサイトを管理することができます。例えば、site1
と site2
という名前のデータベースを作成し、それぞれ異なるサイトのデータを保存することができます。
異なるプロジェクトを使用して、複数のサイトを管理することができます。例えば、project1
と project2
という名前のプロジェクトを作成し、それぞれ異なるサイトを開発することができます。
それぞれの方法のメリットとデメリット
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
サブドメインを使用する | 設定が簡単 | SEO に不利になる可能性がある |
異なるデータベースを使用する | データを完全に分離できる | 設定が複雑になる |
異なるプロジェクトを使用する | コードを完全に分離できる | 開発と運用が複雑になる |
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