django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() のサンプルコード

2024-04-02

django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset()は、DjangoのジェネリックビューBaseDateListViewで使用されるメソッドです。このメソッドは、日付ベースのクエリセットを生成し、ビューで使用するために返します。

引数

このメソッドは以下の引数を受け取ります。

  • queryset: 元となるクエリセット
  • date_field: 日付フィールドの名前
  • make_filter: フィルターを生成する関数

処理内容

  1. date_fieldで指定されたフィールドに基づいて、クエリセットをフィルタリングします。
  2. フィルター処理後、クエリセットを日付順にソートします。
  3. 生成されたクエリセットを返します。

コード例

class MyDateListView(BaseDateListView):
    model = MyModel
    date_field = 'published_date'

    def get_dated_queryset(self, queryset):
        # 過去1週間のデータのみ取得
        return queryset.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))

補足

  • make_filter引数は、デフォルトではDateRangeFilterが使用されます。
  • get_dated_querysetメソッドをオーバーライドすることで、独自のカスタマイズを行うことができます。


django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() サンプルコード

class MyDateListView(BaseDateListView):
    model = MyModel
    date_field = 'published_date'

    def get_dated_queryset(self, queryset):
        # 過去1週間のデータのみ取得
        return queryset.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))

サンプル2:特定の年のデータを取得

class MyDateListView(BaseDateListView):
    model = MyModel
    date_field = 'published_date'

    def get_dated_queryset(self, queryset):
        # 2023年のデータのみ取得
        return queryset.filter(published_date__year=2023)

サンプル3:月別アーカイブページ

class MyDateListView(BaseDateListView):
    model = MyModel
    date_field = 'published_date'
    allow_empty = True

    def get_dated_queryset(self, queryset):
        # 年月でフィルタリング
        year = self.kwargs['year']
        month = self.kwargs['month']
        return queryset.filter(published_date__year=year, published_date__month=month)

サンプル4:カスタムフィルターを使用

from django.contrib.postgres.search import SearchVector

class MyDateListView(BaseDateListView):
    model = MyModel
    date_field = 'published_date'

    def get_dated_queryset(self, queryset):
        # 検索ワードでフィルタリング
        search_query = self.request.GET.get('q', '')
        if search_query:
            return queryset.filter(
                search=SearchVector('title', 'content'),
                search__icontains=search_query,
            )
        return queryset

これらのサンプルコードはあくまでも参考です。ご自身の要件に合わせて、自由にカスタマイズしてください。



django.views.generic.dates.BaseDateListView.get_dated_queryset() 以外の方法

手動でクエリセットを構築

queryset = MyModel.objects.filter(
    published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7),
).order_by('-published_date')

django.db.models.Qオブジェクトを使用

from django.db.models import Q

queryset = MyModel.objects.filter(
    Q(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7)) |
    Q(published_date__isnull=True),
).order_by('-published_date')

カスタムビューを使用

class MyDateListView(ListView):
    model = MyModel

    def get_queryset(self):
        # 過去1週間のデータのみ取得
        return MyModel.objects.filter(published_date__gte=timezone.now() - timedelta(days=7))

これらの方法のどれを選択するかは、要件と複雑さに依存します。

ヒント

  • 複雑なクエリを生成する必要がある場合は、手動でクエリセットを構築する方法が最も柔軟です。
  • 複数のフィルタ条件を組み合わせる必要がある場合は、django.db.models.Qオブジェクトを使用するのが便利です。
  • シンプルなクエリを生成する場合は、django.views.generic.dates.BaseDateListView を使用するのが最も簡単です。



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