htmx ヘッド サポート拡張機能:複雑な JavaScript コードを記述することなく、ページをインタラクティブに

2024-04-02

htmx のヘッド サポート拡張機能:詳細解説

拡張機能の仕組み

この拡張機能は、HTML ヘッダー要素内に htmx 属性を追加することで有効化されます。属性値には、カンマ区切りで指定されたオプションのリストが含まれます。

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Head Support Extension Demo</title>
  <htmx :config="config"></htmx>
</head>

上記の例では、htmx 属性が設定されており、config という変数を参照しています。この変数は、JavaScript で定義されたオブジェクトで、拡張機能の動作をカスタマイズするために使用されます。

利用可能なオプション

以下のオプションは、ヘッド サポート拡張機能で利用可能です。

  • config: JavaScript で定義されたオブジェクトで、拡張機能の動作をカスタマイズするために使用されます。
  • autostart: ページロード時に自動的に htmx を初期化するかどうかを指定します。デフォルトは true です。
  • swap-delay: 要素の入れ替えアニメーションの遅延時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 0 です。
  • animation-duration: 要素のアニメーションの持続時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 300 です。
  • history-cache-size: 履歴に保存されるページ数の最大数を指定します。デフォルトは 10 です。
  • csrf-token: CSRF トークンの値を指定します。
  • csrf-header: CSRF トークンを送信する HTTP ヘッダーの名前を指定します。

応用例

ヘッド サポート拡張機能は、さまざまな場面で役立ちます。以下は、その応用例の一例です。

  • ページ全体のテーマ変更: ヘッダー要素内に htmx 属性を追加することで、ページ全体のテーマを動的に変更できます。
  • グローバルなナビゲーションバー: ヘッダー要素内に htmx 属性を追加することで、ページ全体のナビゲーションバーを作成できます。
  • リアルタイム通知: ヘッダー要素内に htmx 属性を追加することで、サーバーからのリアルタイム通知を表示できます。
  • 多言語対応: ヘッダー要素内に htmx 属性を追加することで、ページ全体の言語を切り替えることができます。

まとめ

htmx のヘッド サポート拡張機能は、ページ全体に適用される便利な機能を提供します。この拡張機能は、複雑な JavaScript コードを記述することなく、ページの動的な更新やインタラクティブ性を強化するのに役立ちます。



htmx ヘッド サポート拡張機能:サンプルコード集

ページ全体のテーマ変更

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Theme Switcher</title>
  <htmx :config="config"></htmx>
</head>
<body>
  <button htmx-post="/change-theme" htmx-target="body" htmx-swap="outerHTML">ライトテーマに切り替え</button>
  <button htmx-post="/change-theme" htmx-target="body" htmx-swap="outerHTML">ダークテーマに切り替え</button>

  <script>
    const config = {
      swapDelay: 500,
      animationDuration: 300,
    };
  </script>
</body>

このコードは、2つのボタンを使用してページ全体のテーマを切り替えます。ボタンをクリックすると、/change-theme エンドポイントに POST リクエストが送信されます。このエンドポイントは、テーマ設定を変更し、ページを再読み込みします。

グローバルなナビゲーションバー

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Global Navigation Bar</title>
  <htmx :config="config"></htmx>
</head>
<body>
  <header>
    <nav htmx-swap="outerHTML">
      <a href="#">Home</a>
      <a href="#">About</a>
      <a href="#">Contact</a>
    </nav>
  </header>

  <script>
    const config = {
      swapDelay: 200,
      animationDuration: 100,
    };
  </script>
</body>

このコードは、ヘッダー部分にグローバルなナビゲーションバーを作成します。ナビゲーションバー内のリンクをクリックすると、そのリンク先のコンテンツが htmx-swap 属性で指定された要素に挿入されます。

リアルタイム通知

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Real-time Notifications</title>
  <htmx :config="config"></htmx>
</head>
<body>
  <div id="notifications" htmx-swap="outerHTML"></div>

  <script>
    const config = {
      historyCacheSize: 10,
    };

    const socket = new WebSocket("ws://localhost:8080");
    socket.onmessage = (event) => {
      const notification = JSON.parse(event.data);
      document.getElementById("notifications").innerHTML = notification.html;
    };
  </script>
</body>

このコードは、WebSocket を使用してサーバーからのリアルタイム通知を表示します。サーバーは、新しい通知があるたびに JSON メッセージを送信します。このメッセージは、htmx-swap 属性で指定された要素に挿入されます。

多言語対応

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Multilingual Website</title>
  <htmx :config="config"></htmx>
</head>
<body>
  <header>
    <select htmx-post="/change-language" htmx-target="body" htmx-swap="outerHTML">
      <option value="en">English</option>
      <option value="ja">日本語</option>
    </select>
  </header>

  <script>
    const config = {
      swapDelay: 300,
      animationDuration: 200,
    };
  </script>
</body>

このコードは、ヘッダー部分に言語選択プルダウンメニューを作成します。プルダウンメニューから言語を選択すると、/change-language エンドポイントに POST リクエストが送信されます。このエンドポイントは、言語設定を変更し、ページを再読み込みします。

その他

上記以外にも、さまざまな用途で使用できます。以下は、その応用例の一例です。

  • ページ


JavaScript コード

htmx ヘッド サポート拡張機能で利用可能な機能は、JavaScript コードを使用して実装できます。以下の例は、ページ全体のテーマ変更を JavaScript コードで実装する方法を示しています。

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Theme Switcher</title>
</head>
<body>
  <button onclick="changeTheme('light')">ライトテーマに切り替え</button>
  <button onclick="changeTheme('dark')">ダークテーマに切り替え</button>

  <script>
    function changeTheme(theme) {
      document.body.classList.remove('light', 'dark');
      document.body.classList.add(theme);
    }
  </script>
</body>

このコードは、2つのボタンを使用してページ全体のテーマを切り替えます。ボタンをクリックすると、changeTheme() 関数が呼び出され、テーマ設定が変更されます。

カスタム HTML 属性

htmx ヘッド サポート拡張機能は、カスタム HTML 属性を使用して実装できます。以下の例は、ページ全体のテーマ変更をカスタム HTML 属性で実装する方法を示しています。

<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Theme Switcher</title>
</head>
<body>
  <button htmx-post="/change-theme" htmx-target="body" htmx-swap="outerHTML" data-theme="light">ライトテーマに切り替え</button>
  <button htmx-post="/change-theme" htmx-target="body" htmx-swap="outerHTML" data-theme="dark">ダークテーマに切り替え</button>

  <script>
    const csrfToken = document.querySelector('meta[name="csrf-token"]').getAttribute('content');

    document.addEventListener('htmx:beforeRequest', (event) => {
      const form = event.detail.form;
      const formData = new FormData(form);
      formData.append('csrf_token', csrfToken);

      event.detail.formData = formData;
    });
  </script>
</body>

このコードは、2つのボタンを使用してページ全体のテーマを切り替えます。ボタンをクリックすると、/change-theme エンドポイントに POST リクエストが送信されます。このエンドポイントは、テーマ設定を変更し、ページを再読み込みします。

その他

上記以外にも、さまざまな代替方法が存在します。以下は、その例です。

  • CSS フレームワークを使用する
  • サーバーサイドで処理を行う

まとめ

htmx ヘッド サポート拡張機能は、ページ全体に適用される便利な機能を提供します。しかし、いくつかの代替方法も存在します。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。




htmx 拡張機能 "The restored Extension" のトラブルシューティング

"The restored Extension" は、拡張機能の状態を localStorage に保存することで実現します。localStorageはブラウザに永続的に保存されるデータ領域であり、ページ遷移や要素の再描画後もデータが保持されます。



Htmx Path-deps Extension を使いこなしてワンランク上の Web アプリケーション開発を

Path-deps Extension は、Htmx イベントの処理対象となる要素を、要素の属性に基づいてフィルタリングします。これは、イベントを特定の要素グループに限定したり、特定の条件下でのみイベントを発生させる場合に役立ちます。この拡張機能は、hx-path-deps 属性を使用して設定されます。この属性には、イベントが伝播する要素のセレクターをカンマ区切りで指定します。



HX-Push-Url と history.pushState() の違い

HX-Push-Url レスポンスヘッダーは、以下の2つの要素で構成されます。URL: ブラウザのアドレスバーに表示されるURLオプション: プッシュ方法を制御するオプションURL の設定URLは、以下のいずれかの方法で設定できます。相対URL: /home のように、現在のURLからの相対パスを指定します。


htmx.values() を使わないべき場合

引数elt (必須): 値を取得する要素requestType (省略可): リクエストの種類 ('get' または 'post')。デフォルトは 'post' です。戻り値オブジェクト: 要素とその子孫要素の値のペア上記の例では、htmx


htmx hx-include の代替方法: JavaScript、Fetch API、jQuery、SSR

hx-include は、外部HTMLファイルを指定の要素内に動的に読み込む "Attributes" です。サーバーサイドの処理を必要とせず、JavaScriptのみで動作するため、ページの読み込み時間を短縮し、ユーザーインターフェースをよりスムーズに操作できます。


htmx hx-select-oob 属性とは?

概要hx-select 属性と組み合わせて使用することで、レスポンスから特定の要素を選択できます。選択された要素は、ターゲット要素に直接挿入されます。ターゲット要素は、hx-target 属性で指定されます。hx-swap-oob-source 属性を使用して、挿入する要素のソースを指定できます。


htmx.createWebSocket を使ってサーバーサイドプッシュによる通知を送信しよう

htmx. createWebSocket は、HTMX の Javascript API に追加された機能で、わずか数行のコードで WebSockets を利用可能にする非常に便利な関数です。従来の複雑な処理から解放され、WebSockets 通信を容易に実現できます。