【HTMX】JavaScriptコードで「戻る」ボタンを拡張!htmx:historyRestore活用術

2024-04-12

HTMX Events: htmx:historyRestore の解説

  • ページ遷移なしで、ブラウザの「戻る」ボタンを押したときに、以前のページ状態を復元する
  • JavaScriptコードで、特定のページ状態をプログラム的に復元する

htmx:historyRestore は、以下の要素で使用することができます。

  • hx-target 属性を持つ要素
  • hx-boost 属性を持つ要素

hx-target 属性を持つ要素

hx-target 属性を持つ要素は、HTMXによってコンテンツが差し替えられる要素を指定します。htmx:historyRestore イベントはこの要素に対して発行され、ブラウザの履歴からページ状態を復元します。

例:hx-target 属性を持つ要素を使用した htmx:historyRestore イベント

<div hx-target="#content">
  </div>

hx-boost 属性を持つ要素

hx-boost 属性を持つ要素は、HTMXによってコンテンツが差し替えられる要素だけでなく、その周辺のDOMも更新することを指定します。htmx:historyRestore イベントはこの要素に対して発行され、ブラウザの履歴からページ状態を復元し、周辺のDOMも更新します。

例:hx-boost 属性を持つ要素を使用した htmx:historyRestore イベント

<div hx-boost="#content">
  </div>

JavaScriptコードで htmx:historyRestore イベントを発生させる

htmx:historyRestore イベントは、JavaScriptコードを使用して発生させることもできます。これにより、特定のページ状態をプログラム的に復元することができます。

例:JavaScriptコードを使用した htmx:historyRestore イベントの発生

const element = document.getElementById('my-element');
element.dispatchEvent(new CustomEvent('htmx:historyRestore', {
  detail: {
    url: '/path/to/state', // 復元するページ状態のURL
  },
}));

htmx:historyRestore イベントの利点

  • ページ遷移なしで、ブラウザの「戻る」ボタンを押したときに、以前のページ状態を復元できる
  • JavaScriptコードで、特定のページ状態をプログラム的に復元できる
  • ユーザーにとってシームレスな操作を実現できる
  • ブラウザの履歴に保存されていないページ状態は復元できない
  • JavaScriptコードで htmx:historyRestore イベントを発生させる場合は、URLを正しく指定する必要がある

htmx:historyRestore イベントは、ブラウザの履歴からページ状態を復元するための便利な機能です。このイベントを使用して、ユーザーにとってシームレスな操作を実現することができます。



HTMX Events: htmx:historyRestore のサンプルコード

この例では、hx-target 属性を使用して、ブラウザの「戻る」ボタンを押したときに前のページ状態を復元します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>HTMX: historyRestore example</title>
  <script src="https://htmx.org/docs/"></script>
</head>
<body>
  <h1>Page 1</h1>
  <div hx-target="#content">
    <p>This is the content of Page 1.</p>
    <a href="/page2">Go to Page 2</a>
  </div>

  <h1>Page 2</h1>
  <div hx-target="#content">
    <p>This is the content of Page 2.</p>
    <a href="/">Go back to Page 1</a>
  </div>
</body>
</html>

この例では、JavaScriptコードを使用して、特定のページ状態をプログラム的に復元します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>HTMX: historyRestore example</title>
  <script src="https://htmx.org/docs/"></script>
</head>
<body>
  <h1>Page 1</h1>
  <div hx-target="#content">
    <p>This is the content of Page 1.</p>
    <button id="restore-state">Restore specific state</button>
  </div>

  <script>
    const restoreStateButton = document.getElementById('restore-state');

    restoreStateButton.addEventListener('click', () => {
      const element = document.getElementById('my-element');
      element.dispatchEvent(new CustomEvent('htmx:historyRestore', {
        detail: {
          url: '/path/to/state', // 復元するページ状態のURL
        },
      }));
    });
  </script>
</body>
</html>

例 3:hx-boost 属性を使用して周辺のDOMも更新する

この例では、hx-boost 属性を使用して、ブラウザの「戻る」ボタンを押したときに前のページ状態を復元し、周辺のDOMも更新します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>HTMX: historyRestore example</title>
  <script src="https://htmx.org/docs/"></script>
</head>
<body>
  <div hx-boost="#content">
    <h1>Page 1</h1>
    <p>This is the content of Page 1.</p>
    <a href="/page2">Go to Page 2</a>
  </div>

  <h1>Page 2</h1>
  <div hx-boost="#content">
    <h2>Page 2</h2>
    <p>This is the content of Page 2.</p>
    <a href="/">Go back to Page 1</a>
  </div>
</body>
</html>

これらの例は、htmx:historyRestore イベントをさまざまな方法で使用する方法を示しています。具体的なニーズに合わせてコードを調整してください。

この情報がお役に立てば幸いです。他にご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。



HTMX Events: htmx:historyRestore の代替方法

JavaScriptコードを使用して history.pushState と history.replaceState を使用する

history.pushStatehistory.replaceState APIを使用して、ブラウザの履歴に新しいエントリを追加したり、現在の履歴エントリを置き換えたりすることができます。これらのAPIを使用して、ページ状態を保存し、後で復元することができます。

例:history.pushState を使用してページ状態を保存する

history.pushState({
  state: {
    // 保存したいページ状態
  }
}, '', '/path/to/state');

例:history.replaceState を使用してページ状態を復元する

history.replaceState({
  state: {
    // 復元したいページ状態
  }
}, '', '/path/to/state');

サーバーサイドでロジックを実装することで、ブラウザの履歴に頼らずにページ状態を保存および復元することができます。これは、SPA(Single Page Application)などの場合に役立ちます。

例:サーバーサイドでページ状態を保存する

// 保存したいページ状態をデータベースに保存
$state = [
  // ページ状態
];
$db->insert('page_states', $state);

例:サーバーサイドでページ状態を復元する

// データベースからページ状態を取得
$state = $db->fetch('page_states', ['id' => 1]);

// ページ状態をページに反映
// ...

ローカルストレージを使用して、ブラウザ内にページ状態を保存することができます。これは、比較的少量のデータを保存する場合に役立ちます。

例:ローカルストレージを使用してページ状態を保存する

localStorage.setItem('pageState', JSON.stringify({
  // 保存したいページ状態
}));

例:ローカルストレージからページ状態を復元する

const pageState = JSON.parse(localStorage.getItem('pageState'));

// ページ状態をページに反映
// ...

htmx:historyRestore イベント以外にも、ブラウザの履歴からページ状態を復元する方法があります。具体的なニーズに合わせて、最適な方法を選択してください。

この情報がお役に立てば幸いです。他にご不明な点がございましたら、お気軽にお尋ねください。




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