特定の曜日に発生したイベントをカウント! DAY 関数と WEEKDAY 関数の連携技

2024-04-15

MariaDB SQL における DAY のプログラミング:わかりやすい解説

構文

DAY(date_expression)

引数

  • date_expression:日付値または日付文字列式。

戻り値

  • DAY 関数は、1 から 31 の範囲の整数値を返します。これは、指定された日付がその月の何番目の日であるかを示します。

SELECT DAY('2024-04-14');

このクエリは、2024 年 4 月 14 日がその月の何番目の日であるかを返します。この場合、結果は 14 になります。

DAY 関数の使用例

  • 特定の月の最初の日または最後の日を取得する
  • 特定の曜日に該当する日付を取得する
  • 日付の差を計算する

DAY 関数の代替関数

  • DAYOFMONTH 関数:DAY 関数の別名です。
  • EXTRACT(DAY FROM date_expression) 関数:DAY 関数と同じ機能を提供します。

補足

  • DAY 関数は、日付が有効な日付であることを前提としています。無効な日付が渡された場合、エラーが発生します。
  • DAY 関数は、日付のは考慮しません。

DAY 関数は、MariaDB SQL で日付データを操作する際に役立つ重要な関数です。このガイドラインを参考に、DAY 関数を使いこなして、データ分析やカレンダー機能の実装など、さまざまなタスクを効率的にこなしましょう。



MariaDB SQLにおける DAY 関数の様々なサンプルコード

この例では、DAY 関数と MIN() および MAX() 関数を組み合わせて、特定の月の最初の日と最後の日を取得します。

SELECT
  YEAR(date_column) AS year,
  MONTH(date_column) AS month,
  MIN(DAY(date_column)) AS first_day,
  MAX(DAY(date_column)) AS last_day
FROM your_table
GROUP BY YEAR(date_column), MONTH(date_column);

このクエリは、your_table テーブルにある date_column 列の値をすべて処理します。そして、各月ごとに以下の情報を抽出します。

  • その月の最初の日

特定の曜日に該当する日付を取得する

この例では、DAY 関数と WEEKDAY() 関数を組み合わせて、特定の曜日に該当する日付を取得します。

SELECT *
FROM your_table
WHERE WEEKDAY(date_column) = 1; -- 1 は日曜日を表します

このクエリは、your_table テーブルにある date_column 列の値すべてを調べ、WEEKDAY() 関数が 1 を返す行をすべて抽出します。つまり、このクエリはすべての日曜日のデータを取得します。曜日の数値は以下の通りです。

  • 1: 日曜日
  • 2: 月曜日
  • 3: 火曜日
  • 4: 水曜日
  • 5: 木曜日
  • 6: 金曜日
  • 7: 土曜日

2つの日付の差を日数で計算する

この例では、DAY 関数と DATEDIFF() 関数を組み合わせて、2つの日付の差を日数で計算します。

SELECT DATEDIFF(DAY, start_date, end_date) AS days_between
FROM your_table;

このクエリは、your_table テーブルにある start_date 列と end_date 列の値を使用して、2つの日付の差を日数で計算します。

特定の月のカレンダーを作成する

この例では、DAY 関数とその他の関数を使用して、特定の月のカレンダーを作成します。

SELECT
  DAY(date_column) AS day,
  WEEKDAY(date_column) AS weekday
FROM your_table
WHERE YEAR(date_column) = 2024 AND MONTH(date_column) = 4
ORDER BY date_column;

このクエリは、2024年4月のすべての日のデータを取得し、以下のような表形式で表示します。

曜日
1月曜日
2火曜日
3水曜日
4木曜日
5金曜日
6土曜日
7日曜日
8月曜日
9火曜日
10水曜日
11木曜日
12金曜日
13土曜日
14日曜日
15月曜日
16火曜日
17水曜日
18木曜日
19金曜日
20土曜日
21日曜日
22月曜日
23火曜日
24水曜日
25木曜日
26金曜日
27土曜日
28日曜日
29月曜日
30火曜日

説明

  • 上記の例はほんの一例です。DAY 関数は、様々なデータ分析やレポート作成などに活用できます。
  • 実際の使用例では、必要に応じて上記のコードを修正したり、他の関数と組み合わせたりして、目的を達成することができます。

上記以外にも



MariaDB SQL における DAY 関数を使ったその他の応用例

この例では、DAY 関数と WEEKDAY 関数を組み合わせて、特定の月の営業日数をカウントします。

SELECT COUNT(*) AS business_days
FROM your_table
WHERE YEAR(date_column) = 2024 AND MONTH(date_column) = 4
AND WEEKDAY(date_column) NOT IN (6, 7); -- 6: 土曜日、7: 日曜日

このクエリは、2024年4月のすべての日のデータを取得し、土曜日と日曜日を除いた営業日の数をカウントします。

特定の期間における経過日数をカウントする

この例では、DAY 関数と DATEDIFF() 関数を組み合わせて、特定の期間における経過日数をカウントします。

SELECT DATEDIFF(DAY, start_date, end_date) AS days_between
FROM your_table;

このクエリは、your_table テーブルにある start_date 列と end_date 列の値を使用して、2つの日付の差を日数で計算します。

特定の曜日に発生したイベントの数をカウントする

この例では、DAY 関数と WEEKDAY 関数を組み合わせて、特定の曜日に発生したイベントの数をカウントします。

SELECT
  WEEKDAY(date_column) AS weekday,
  COUNT(*) AS event_count
FROM your_table
GROUP BY WEEKDAY(date_column);

このクエリは、your_table テーブルにある date_column 列の値をすべて処理し、曜日ごとにイベント数を集計します。

誕生日の曜日を判定する

この例では、DAY 関数と EXTRACT() 関数を組み合わせて、生年月日から誕生日の曜日を判定します。

SELECT
  EXTRACT(DAY FROM birthday) AS birthday_day,
  WEEKDAY(birthday) AS weekday_name
FROM your_table;

このクエリは、your_table テーブルにある birthday 列の値すべてを処理し、生年月日の日と曜日をそれぞれ抽出します。

特定の月の最終金曜日を取得する

この例では、DAY 関数と MAX() 関数、および WEEKDAY() 関数を組み合わせて、特定の月の最終金曜日を取得します。

SELECT
  YEAR(date_column) AS year,
  MONTH(date_column) AS month,
  MAX(date_column) AS last_friday
FROM your_table
WHERE WEEKDAY(date_column) = 5
GROUP BY YEAR(date_column), MONTH(date_column);

このクエリは、your_table テーブルにある date_column 列の値すべてを処理し、各月におけるすべての金曜日のデータを取得します。そして、その中から MAX() 関数を使って、各月の最終金曜日を抽出します。

上記以外にも、DAY 関数は様々な用途で利用できます。例えば、過去のデータから季節的なトレンドを分析したり、将来のイベントの日付を計算したりする際にも役立ちます。




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