プログラミング初心者でもわかる!CMake の "set_directory_properties()" コマンドの使い方

2024-04-03

CMake の "set_directory_properties()" コマンド:詳細ガイド

set_directory_properties() コマンドは、CMakeプロジェクト内のディレクトリとサブディレクトリにプロパティを設定するために使用されます。これらのプロパティは、ビルドプロセス、インストール、その他の CMake 動作を制御するために使用できます。

構文

set_directory_properties(DIRECTORY dir_path PROPERTIES property1 value1 property2 value2 ...)

引数

  • DIRECTORY: プロパティを設定するディレクトリのパス。
  • PROPERTIES: 設定するプロパティのリスト。各プロパティは、キーと値のペアで指定されます。

set_directory_properties(DIRECTORY source_dir PROPERTIES
  EXCLUDE_FROM_ALL 1
  C_FLAGS "-Wall -Wextra"
)

この例では、source_dir ディレクトリとサブディレクトリに 2 つのプロパティを設定します。

  • EXCLUDE_FROM_ALL: このディレクトリとサブディレクトリをすべてのターゲットから除外します。
  • C_FLAGS: C コンパイラに渡されるフラグを設定します。

補足

  • set_directory_properties() コマンドは、現在のディレクトリとサブディレクトリにのみ影響を与えます。別のディレクトリにプロパティを設定するには、そのディレクトリのパスを明示的に指定する必要があります。
  • プロパティの名前と値は大文字小文字を区別します。
  • 同じプロパティに複数の値を設定するには、カンマで区切って指定します。
  • プロパティの値は、文字列、ブール値、またはリストであることができます。

関連コマンド

  • set_property(DIRECTORY): 特定のディレクトリに単一のプロパティを設定します。
  • get_directory_property(): ディレクトリからプロパティの値を取得します。
  • list_properties(DIRECTORY): ディレクトリに設定されているすべてのプロパティを表示します。
  • この説明が、set_directory_properties() コマンドを理解するのに役立つことを願っています。


さまざまなプログラミング言語のサンプルコード

#include <iostream>

int main() {
  std::cout << "Hello, world!" << std::endl;
  return 0;
}

Python

print("Hello, world!")

Java

public class HelloWorld {
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello, world!");
  }
}

JavaScript

console.log("Hello, world!");

Go

package main

import "fmt"

func main() {
  fmt.Println("Hello, world!")
}

C#

using System;

class HelloWorld {
  static void Main(string[] args) {
    Console.WriteLine("Hello, world!");
  }
}

Ruby

puts "Hello, world!"

Swift

print("Hello, world!")

Kotlin

fun main() {
  println("Hello, world!")
}

PHP

<?php
echo "Hello, world!";
?>

Bash

#!/bin/bash
echo "Hello, world!"

上記以外にも、多くのプログラミング言語でサンプルコードを見つけることができます。



他の方法

  • 何について「他の方法」を知りたいですか?
  • 具体的な状況や問題を教えていただけますか?

より具体的な情報をいただければ、より的確な回答ができます。

以下は、一般的な「他の方法」に関する情報です。

  • 問題解決: 何か問題に直面している場合は、解決策をいくつか検討する必要があります。解決策は、問題の種類や状況によって異なります。
  • タスクの完了: 特定のタスクを完了する方法は複数あります。最適な方法は、タスクの種類、リソース、時間制限によって異なります。
  • 目標の達成: 目標を達成するには、さまざまな方法があります。最適な方法は、目標の種類、リソース、時間制限によって異なります。
  • 創造性: 創造性を発揮するには、さまざまな方法があります。最適な方法は、個人の好み、スキル、リソースによって異なります。

具体的な状況や問題を教えていただければ、より具体的なアドバイスを提供できます。




CMake try_compile() を使って特定のライブラリがインストールされているかどうかを確認する方法

try_compile() は、CMake の強力なコマンドの一つで、コードを実際にコンパイルすることなく、コンパイルが成功するかどうかを確認することができます。これは、特定のコンパイラやオプションがシステム上で使用可能かどうかをテストしたり、コードの移植性を検証したりする際に非常に便利です。



C++標準ライブラリ、テンプレートエンジン、シェルスクリプト... string()コマンドの代替方法を徹底比較

CMakeのstring()コマンドは、文字列処理を行うための強力なツールです。C++のstd::stringのような機能に加え、CMake特有の便利な機能も備えています。主な機能文字列の連結、分割、置換、比較大文字・小文字変換部分文字列の抽出


CMakeのCommandsにおけるuse_mangled_mesa()

use_mangled_mesa() は CMake の Commands における関数で、Mesa ライブラリの mangled シンボル名を解決するために使用されます。Mesa は OpenGL の実装であり、古いバージョンの Mesa ではシンボル名が mangled されるため、use_mangled_mesa() を使用してこれらのシンボル名を解決する必要があります。


CMake で変数を削除する3つの方法:unset() 以外にも使えるテクニック

<variable_name> は、削除したい変数の名前です。変数の名前は、文字、数字、下線(_)で構成され、先頭に数字以外のアクティブ文字が来る必要があります。変数の削除この例では、MY_VAR という変数を作成し、"Hello, world!" という値を設定します。その後、unset() コマンドを使用して MY_VAR を削除します。2番目の message() コマンドは、MY_VAR が削除されたことを確認するために使用されます。


CMake: find_library()とtarget_link_directories()の連携

target_link_directories()コマンドは、CMakeプロジェクト内のターゲットに対して、リンカがライブラリを検索するディレクトリを指定するために使用されます。これは、ターゲットがリンクするライブラリが標準の検索パスに存在しない場合に特に重要です。



CMake の変数 "CMAKE_INCLUDE_CURRENT_DIR" でソースコードとビルドディレクトリを自動的にインクルードパスに追加する方法

CMake の変数 CMAKE_INCLUDE_CURRENT_DIR は、ソースコードとビルドディレクトリを自動的にインクルードパスに追加する機能を提供します。これは、特にソースツリー外のビルド (out-of-source build) で、ビルドツリー内で生成されたファイルがソースツリー内のファイルによってインクルードされる場合に役立ちます。


CMake の IMPORTED_LINK_INTERFACE_MULTIPLICITY プロパティに関するサンプルコード

IMPORTED_LINK_INTERFACE_MULTIPLICITY プロパティは、CMake の "Properties: Targets" において、インポートされた静的ライブラリのサイクルにおける繰り返しカウントを設定するために使用されます。これは、LINK_INTERFACE_MULTIPLICITY プロパティのインポートターゲット版です。


CMake GUIでOSX_ARCHITECTURES_CONFIGを設定する方法

概要デフォルト値: OSX_ARCHITECTURES プロパティによって設定されます。データ型: STRING使用箇所: ターゲットのプロパティ設定方法: CMake GUICMake GUI設定例詳細解説OSX_ARCHITECTURES_CONFIG は、ターゲット毎に異なるアーキテクチャを指定するために使用できます。例えば、"my_app" は "Debug" 構成では x86_64 と arm64 アーキテクチャでビルドし、"Release" 構成では x86_64 アーキテクチャのみでビルドするといった設定が可能です。


CMakeでVisual Studioプロジェクトのターゲットフレームワークを取得する

CMAKE_VS_TARGET_FRAMEWORK_IDENTIFIER は、Visual Studio プロジェクトファイル (.csproj) における MSBuild TargetFrameworkIdentifier 設定の値を保持する CMake 変数です。これは、Visual Studio 生成ツールが特定のフレームワーク (.NET Framework、.NET Core、Mono など) をターゲットとするプロジェクトを生成する場合に設定されます。


複雑なプロジェクトにおける長いファイルパス問題の解決策:CMAKE_OBJECT_PATH_MAX を活用

CMAKE_OBJECT_PATH_MAX は、CMake 変数の一つで、Windows システムにおける オブジェクトファイルのフルパス における 最大文字数 を設定します。これは、Windows のデフォルトの最大パス長制限である 260 文字を超えるパスを含むプロジェクトをビルドする場合に重要となります。