異なるアーキテクチャ向けにアセンブリソースファイルをコンパイル:ASM_DIALECTFLAGSの活用例

2024-04-12

CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数の詳細解説

概要

設定方法

ASM_DIALECTFLAGSは、以下の方法で設定できます。

  • CMakeLists.txtファイル内でset()コマンドを使用する
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
  • コマンドラインで-Dオプションを使用する
cmake -DASM_DIALECTFLAGS="-march=x86-64 -masm=intel" ..

使用例

以下の例は、ASM_DIALECTFLAGSを使用して、異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイルをコンパイルする方法を示しています。

if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()

add_executable(my_program
  main.c
  x86_64/asm_file.S
  arm64/asm_file.S)

この例では、CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR変数を使用して、現在のシステムアーキテクチャを判別します。その後、ASM_DIALECTFLAGS変数に適切なフラグを設定します。

ASM_DIALECTFLAGSの詳細については、以下のリソースを参照してください。

補足

  • ASM_DIALECTFLAGSは、コンパイラによって異なるオプションをサポートする場合があります。詳細は、コンパイラのドキュメントを参照してください。
  • ASM_DIALECTFLAGSは、CMAKE_ASM_FLAGS変数よりも優先されます。

ASM_DIALECTFLAGSに関する質問は、以下の方法で私に聞いてください。

  • コメント欄に質問を記入する
  • 新しい質問を投稿する


CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数のサンプルコード

異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイル

if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()

add_executable(my_program
  main.c
  x86_64/asm_file.S
  arm64/asm_file.S)

特定のアセンブリ言語方言向けのオプション

set(ASM_DIALECTFLAGS "-msyntax=att")

add_executable(my_program
  main.c
  asm_file.S)

この例では、ASM_DIALECTFLAGSを使用して、アセンブリソースファイルがAT&T構文で記述されていることを指定します。

コンパイラ固有のオプション

set(ASM_DIALECTFLAGS "-mtune=skylake")

add_executable(my_program
  main.c
  asm_file.S)

この例では、ASM_DIALECTFLAGSを使用して、Skylakeプロセッサー向けにアセンブリソースファイルを最適化することを指定します。

ASM_DIALECTFLAGSに関する質問は、以下の方法で私に聞いてください。



CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数の設定方法

CMakeLists.txtファイル内でset()コマンドを使用することで、ASM_DIALECTFLAGS変数を設定できます。

set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")

上記の例では、ASM_DIALECTFLAGS変数に"-march=x86-64 -masm=intel"という値を設定しています。

コマンドラインで-Dオプションを使用することで、ASM_DIALECTFLAGS変数を設定できます。

cmake -DASM_DIALECTFLAGS="-march=x86-64 -masm=intel" ..

上記の例では、"-march=x86-64 -masm=intel"という値をASM_DIALECTFLAGS変数に設定し、CMakeを実行しています。

その他の方法

上記以外にも、以下の方法でASM_DIALECTFLAGS変数を設定できます。

  • 環境変数として設定する
  • CMAKE_MODULE_PATHに登録されたモジュール内で設定する

詳細は、CMakeドキュメントのASM_DIALECTFLAGS: [無効な URL を削除しました]。

設定例

以下に、ASM_DIALECTFLAGS変数を設定する具体的な例を示します。

例1:異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイル

if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
  set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()

add_executable(my_program
  main.c
  x86_64/asm_file.S
  arm64/asm_file.S)

この例では、CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR変数を使用して、現在のシステムアーキテクチャを判別します。その後、ASM_DIALECTFLAGS変数に適切なフラグを設定します。

例2:特定のアセンブリ言語方言向けのオプション

set(ASM_DIALECTFLAGS "-msyntax=att")

add_executable(my_program
  main.c
  asm_file.S)

この例では、ASM_DIALECTFLAGSを使用して、アセンブリソースファイルがAT&T構文で記述されていることを指定します。

例3:コンパイラ固有のオプション

set(ASM_DIALECTFLAGS "-mtune=skylake")

add_executable(my_program
  main.c
  asm_file.S)

この例では、ASM_DIALECTFLAGSを使用して、Skylakeプロセッサー向けにアセンブリソースファイルを最適化することを指定します。

ASM_DIALECTFLAGSに関する質問は、以下の方法で私に聞いてください。




プログラミング初心者でもわかる!CMake の "set_directory_properties()" コマンドの使い方

set_directory_properties() コマンドは、CMakeプロジェクト内のディレクトリとサブディレクトリにプロパティを設定するために使用されます。これらのプロパティは、ビルドプロセス、インストール、その他の CMake 動作を制御するために使用できます。



CMakeの「Commands」における「cmake_path()」関数

試合形式試合時間は前半40分、後半40分の計80分です。ハーフタイムは15分以内です。試合は2チームで行われ、それぞれ15人の選手がフィールドに出ます。選手は、ボールを持って走る、パスする、キックするなどのプレーができます。相手選手をタックルして倒すこともできます。


CMakeのCommandsにおけるuse_mangled_mesa()

use_mangled_mesa() は CMake の Commands における関数で、Mesa ライブラリの mangled シンボル名を解決するために使用されます。Mesa は OpenGL の実装であり、古いバージョンの Mesa ではシンボル名が mangled されるため、use_mangled_mesa() を使用してこれらのシンボル名を解決する必要があります。


CMake find_libraryコマンドとfind_packageモジュールの比較

find_library() コマンドは、CMake で外部ライブラリを見つけるために使用されます。これは、プロジェクトに必要なライブラリを自動的に検出して、ビルドプロセスを簡略化するのに役立ちます。コマンドフォーマット<VAR>: 検索結果を格納する変数名


C++標準ライブラリ、テンプレートエンジン、シェルスクリプト... string()コマンドの代替方法を徹底比較

CMakeのstring()コマンドは、文字列処理を行うための強力なツールです。C++のstd::stringのような機能に加え、CMake特有の便利な機能も備えています。主な機能文字列の連結、分割、置換、比較大文字・小文字変換部分文字列の抽出



CMakeでtarget_output_directory()コマンドを使用して出力を設定する方法

RUNTIME_OUTPUT_DIRECTORY_CONFIG プロパティは、ターゲットごとに実行可能ファイルや共有ライブラリなどの出力ファイルを配置するディレクトリを構成するために使用されます。これは、ビルド構成 (Debug、Release など) ごとに異なる出力ディレクトリを設定したい場合に便利です。


C++/CLI プログラミング入門 - CMake の "Properties: Targets" における "COMMON_LANGUAGE_RUNTIME"

"COMMON_LANGUAGE_RUNTIME" は、CMake の "Properties: Targets" におけるターゲットプロパティの一つで、C++/CLI サポートを有効にする際に使用されます。C++/CLI は、C++ と .NET Framework の機能を組み合わせる言語仕様です。この解説では、"COMMON_LANGUAGE_RUNTIME" の設定方法と、設定による影響について詳しく説明します。


CMake入門:Hello Worldから始めるC++プロジェクト構築

CMake マニュアルは、CMake の機能を理解し、使いこなすための 開発者向け 公式ドキュメントです。 初心者から上級者まで、幅広いレベルの開発者に役立つ情報が網羅されています。マニュアルには、以下の内容が含まれています:CMake の基本構文: CMakeLists


C++ソースコードの動作検証:CheckCXXSourceRuns vs その他の方法

CheckCXXSourceRuns は、CMake のモジュールの一つで、C++ ソースコードが正しくコンパイルされ、実行できるかどうかを確認するために使用されます。これは、プロジェクトで必要な機能がサポートされているかどうか、または特定のコンパイラオプションが正しく動作するかどうかを検証するのに役立ちます。


【CMake の Module】CheckOBJCXXSourceRuns の使い方を徹底解説! Objective-C++ プログラムのコンパイル、リンク、実行を検証しよう

CheckOBJCXXSourceRuns は、CMake の Modules における便利な機能で、Objective-C++ ソースコードがコンパイル、リンク、実行可能かどうかを検証します。この機能は、Objective-C++ プログラムの開発において、ソースコードの動作確認やデバッグに役立ちます。