CMakeでVisual Studio IDEの設定を制御:VS_SOURCE_SETTINGS_tool徹底解説
CMakeの"Properties: Targets"における"VS_SOURCE_SETTINGS_tool"プログラミング解説
主な機能:
- Visual Studio IDEでのターゲット表示:
- ターゲットの表示名、アイコン、説明を設定できます。
- ターゲットをフォルダ構造にどのように配置するかを制御できます。
- ビルドプロセス:
- ターゲットのビルド構成 (Debug, Release, etc.) を設定できます。
- 各構成におけるコンパイラオプション、リンカオプション、その他のビルド設定を指定できます。
- デバッグ設定:
- デバッグ時にどのシンボルファイルがロードされるかを指定できます。
- デバッグセッションでどのブレークポイントが設定されるかを指定できます。
使用方法:
VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、CMakeの"target_properties"コマンドを使用して設定できます。以下の例は、"mytarget"というターゲットに対してVS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティを設定する方法を示します。
target_properties(mytarget PROPERTIES
VS_SOURCE_SETTINGS_TOOL "mytool.props"
)
この例では、"mytool.props"という名前のプロパティファイルがVS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティとして使用されます。このプロパティファイルには、Visual Studio IDEの設定を制御するためのXML形式のデータが含まれています。
プロパティファイルの例:
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<VisualStudioPropertySheet
Version="15.0"
Language="msvc"
Namespace="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2010/C++Project">
<ProjectProperties>
<Configuration>Debug</Configuration>
<Platform>Win32</Platform>
<PropertyGroup>
<IntDir>$(IntermediateDir)\Debug</IntDir>
</PropertyGroup>
</ProjectProperties>
</VisualStudioPropertySheet>
この例は、"Debug"構成における中間ファイルディレクトリを"$(IntermediateDir)\Debug"に設定します。
VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティの詳細については、CMakeの公式ドキュメントを参照してください: https://stackoverflow.com/questions/33808087/cmake-how-to-create-visual-studio-filters
補足:
- VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、Visual Studio IDEを使用するプロジェクトでのみ使用できます。
- VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティは、他のCMakeプロパティと組み合わせて使用できます。
- VS_SOURCE_SETTINGS_toolプロパティを使用して設定できるオプションは、Visual Studio IDEのバージョンによって異なる場合があります。
以上が、CMakeの"Properties: Targets"における"VS_SOURCE_SETTINGS_tool"プログラミングについての解説です。
ご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
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CMakeの他のプロパティ
VS_SOURCE_SETTINGS_tool以外にも、CMakeには様々なプロパティが用意されています。例えば、以下のプロパティを使用して、Visual Studioプロジェクト生成時にVisual Studio IDEの設定を制御することができます。
- TARGET_PROPERTIES: ターゲット固有の設定を指定します。
- PROJECT_PROPERTIES: プロジェクト全体の設定を指定します。
- CACHE_PROPERTIES: キャッシュされた設定を指定します。
これらのプロパティは、それぞれ異なる用途で使用されます。
CMakeのモジュール
CMakeには、Visual Studioプロジェクト生成を支援するモジュールがいくつか用意されています。例えば、以下のモジュールを使用することができます。
- VSCodeGeneration: Visual Studio Code用のプロジェクトファイル生成を支援します。
- VisualStudioSolution: Visual Studioソリューションファイル生成を支援します。
- CPack: インストーラーパッケージ生成を支援します。
これらのモジュールは、VS_SOURCE_SETTINGS_toolよりも高度な機能を提供することができます。
外部ツール
CMake以外にも、Visual Studioプロジェクト生成を支援するツールがいくつか存在します。例えば、以下のツールを使用することができます。
- NMake: Microsoft製のメイクツールです。
- Premake: マルチプラットフォーム対応のメイクツールです。
- Wix: Windows Installerパッケージ生成ツールです。
これらのツールは、CMakeとは異なる機能を提供することができます。
上記以外にも、様々な方法でVisual Studioプロジェクト生成を行うことができます。
ご希望の方法がより具体的に分かれば、より適切な方法を提案することができますので、お気軽にご質問ください。
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