異なるアーキテクチャ向けにアセンブリソースファイルをコンパイル:ASM_DIALECTFLAGSの活用例
CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数の詳細解説
概要
設定方法
ASM_DIALECTFLAGS
は、以下の方法で設定できます。
- CMakeLists.txtファイル内で
set()
コマンドを使用する
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
- コマンドラインで
-D
オプションを使用する
cmake -DASM_DIALECTFLAGS="-march=x86-64 -masm=intel" ..
使用例
以下の例は、ASM_DIALECTFLAGS
を使用して、異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイルをコンパイルする方法を示しています。
if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()
add_executable(my_program
main.c
x86_64/asm_file.S
arm64/asm_file.S)
この例では、CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR
変数を使用して、現在のシステムアーキテクチャを判別します。その後、ASM_DIALECTFLAGS
変数に適切なフラグを設定します。
ASM_DIALECTFLAGS
の詳細については、以下のリソースを参照してください。
補足
ASM_DIALECTFLAGS
は、コンパイラによって異なるオプションをサポートする場合があります。詳細は、コンパイラのドキュメントを参照してください。ASM_DIALECTFLAGS
は、CMAKE_ASM_FLAGS
変数よりも優先されます。
ASM_DIALECTFLAGS
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CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数のサンプルコード
異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイル
if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()
add_executable(my_program
main.c
x86_64/asm_file.S
arm64/asm_file.S)
特定のアセンブリ言語方言向けのオプション
set(ASM_DIALECTFLAGS "-msyntax=att")
add_executable(my_program
main.c
asm_file.S)
この例では、ASM_DIALECTFLAGS
を使用して、アセンブリソースファイルがAT&T構文で記述されていることを指定します。
コンパイラ固有のオプション
set(ASM_DIALECTFLAGS "-mtune=skylake")
add_executable(my_program
main.c
asm_file.S)
この例では、ASM_DIALECTFLAGS
を使用して、Skylakeプロセッサー向けにアセンブリソースファイルを最適化することを指定します。
ASM_DIALECTFLAGS
に関する質問は、以下の方法で私に聞いてください。
CMakeにおけるASM_DIALECTFLAGS環境変数の設定方法
CMakeLists.txtファイル内でset()
コマンドを使用することで、ASM_DIALECTFLAGS
変数を設定できます。
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
上記の例では、ASM_DIALECTFLAGS
変数に"-march=x86-64 -masm=intel"
という値を設定しています。
コマンドラインで-D
オプションを使用することで、ASM_DIALECTFLAGS
変数を設定できます。
cmake -DASM_DIALECTFLAGS="-march=x86-64 -masm=intel" ..
上記の例では、"-march=x86-64 -masm=intel"
という値をASM_DIALECTFLAGS
変数に設定し、CMakeを実行しています。
その他の方法
上記以外にも、以下の方法でASM_DIALECTFLAGS
変数を設定できます。
- 環境変数として設定する
- CMAKE_MODULE_PATHに登録されたモジュール内で設定する
詳細は、CMakeドキュメントのASM_DIALECTFLAGS: [無効な URL を削除しました]。
設定例
以下に、ASM_DIALECTFLAGS
変数を設定する具体的な例を示します。
例1:異なるアーキテクチャ向けの異なるアセンブリソースファイル
if(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "x86-64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=x86-64 -masm=intel")
elseif(CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR MATCHES "arm64")
set(ASM_DIALECTFLAGS "-march=armv8-a -masm=arm")
endif()
add_executable(my_program
main.c
x86_64/asm_file.S
arm64/asm_file.S)
この例では、CMAKE_SYSTEM_PROCESSOR
変数を使用して、現在のシステムアーキテクチャを判別します。その後、ASM_DIALECTFLAGS
変数に適切なフラグを設定します。
例2:特定のアセンブリ言語方言向けのオプション
set(ASM_DIALECTFLAGS "-msyntax=att")
add_executable(my_program
main.c
asm_file.S)
この例では、ASM_DIALECTFLAGS
を使用して、アセンブリソースファイルがAT&T構文で記述されていることを指定します。
例3:コンパイラ固有のオプション
set(ASM_DIALECTFLAGS "-mtune=skylake")
add_executable(my_program
main.c
asm_file.S)
この例では、ASM_DIALECTFLAGS
を使用して、Skylakeプロセッサー向けにアセンブリソースファイルを最適化することを指定します。
ASM_DIALECTFLAGS
に関する質問は、以下の方法で私に聞いてください。
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